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 ハートレイ彗星、最接近
 ハートレイ彗星は今週、ペルセウス座からぎょしゃ座を経て、ふたご座に移動する。日が沈むころ北東の空に上ってきて、夜通し観測できる。問題は、最接近後の23日が満月で月明かりが強いこと。国立天文台の渡部潤一教授は「地球と彗星が並走しており、再び新月になる11月初めが見やすそうだ」と話した。  

 約6年半の周期で太陽を回るハートレイ彗星は10月21日未明、地球から約1800万キロの距離まで最接近した。

 10月28日には太陽に最も近づく。11月中旬までは4~6等で光り、暗い場所なら肉眼で、淡く青白い彗星を見ることができる。

 国内では11月中旬まで、午前0時以降に観測できる。ほぼ東の方角にあり、ぎょしゃ座やオリオン座などの近くに見える。街灯などで明るい場所でも、双眼鏡や望遠鏡なら観察できる。同天文台は「小さな雲のようにぼうっと広がって見える」としている。

Hartley

 同天文台は11月15日朝まで、観測者が見え方などを報告し合う専用ホームページ(http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20101014/)を開設する。(2010年10月20日11時57分  読売新聞)

 ハートレイ彗星とは
 ハートレイ彗星(103P/Hartley)は、1986年3月15日にハートレイ氏(Malcolm Hartley)によって発見された彗星。明るさは17~18等と大変暗いものだった。この時、彗星はすでに太陽からも地球からも遠ざかっていた。

 その後の観測から、この彗星は太陽のまわりを約6年かけて回っている短周期彗星であることがわかった。ハートレイ氏が単独で発見したものとしては、2個目の短周期彗星であることから、当時は「ハートレイ第2彗星」と呼ばれた。

 過去の太陽・地球との接近 ハートレイ彗星はその後、1991年、1997年、2004年に太陽に接近した。特に1991年と1997年には地球にも比較的接近し(ともにおよそ0.8天文単位)、約8等級の明るさとなり、双眼鏡や小型の望遠鏡でも観測されるくらいに明るくなった。

 今年(2010年の状況)
 今回最も注目されるのは、地球との位置関係がよいこと。10月20から21日にかけて、地球との距離は約0.12天文単位となり、1986年の発見以降では、最も地球に接近する。地球最接近から太陽に最接近する10月下旬、あるいはその直後となる11月上旬に、ハートレイ彗星は過去最も明るく観測できると期待されている。

 なお、彗星の光度の予測は難しく、人によってその明るさ、また最も明るくなる時期が異なっています。現状、最も明るい時で4~6等程度と予想されている。これは、市街地を離れた比較的空の暗い場所では、かろうじて肉眼で確認できる明るさである。

 10月22日~31日
 この期間は、彗星がさらに明るさを増し、4~6等級となることが予想される。等級だけから考えれば、肉眼でも観察できそうな明るさだ。

 しかし、この時期は、月と彗星の位置が近く、月明かりに照らされた明るい空でしか観察できなくなる。このため、観察条件の良い日がほとんどない。
 特に、10月28日前後は月と彗星が見かけ上大変接近し、彗星の観察はかなり難しいことが予想される。

 なお、ハートレイ彗星は、10月28日15時頃に太陽に最接近する(近日点通過)(接近距離:約1.06天文単位=約1億6000万km)。この前後で彗星活動が最も活発となり、彗星自体の明るさも最も明るくなる。

 11月1日~11月14日 
 この期間になると、月と彗星の位置が離れていき、再び月明かりの影響を受けずに観察できるようになってくる。

 11月2日頃になると月の出の時刻は十分遅くなり、彗星の高度が比較的高くなる0時頃から、月が地平線から上る3時頃まで、月明かりの影響なく観察することができる。

 さらに11月5日以降になると、月明かりの影響を受けずに観察できるようになる。彗星の地平線からの高度が高くなる1時頃から、空が白み始める明け方の5時頃まで、観察できるようになる。

 ハートレイ彗星は、地球からも太陽からも遠ざかり、一般的には暗くなり始める時期を迎える。しかし、ハートレイ彗星の場合、過去の観測から、太陽に最接近した後もしばらく明るくなる傾向がみられた。このため、この期間に、最接近時以上に明るくなると予想する人もいる。

 予想通りとなれば、空の暗い場所ならば、肉眼でぼんやりとした彗星の姿が見える。また秋が深まり、空も澄んでくる時期です。都市近郊や市街地でも、双眼鏡を使えば、観察できる。チャレンジしてみよう。

 彗星とは?
 彗星とは、太陽系の中を運動しながらガスや塵(ダスト)を放出する小天体のことを指す。放出されるガスや塵が、「尾」のようにのび、ほうきのようにも見えることから、ほうき星と呼ぶこともある。

 彗星本体の構造は「汚れた雪玉」とも例えられ、たくさんの塵を含んだ氷の塊だと考えられている。これを「核(彗星核)」と呼ぶ。

 彗星が太陽にある程度近づいたときに、核の中にある氷が溶け出してガスとなり、吹き出る。この時、ガスといっしょに塵も吹き出てくる。核から吹き出たガスやダストは、核の周りを覆い、ぼんやりとした「コマ」を形成する。私たちはそのコマを見ているので、ぼうっとした姿として見える。

 塵とガス 2種類の「尾」
 彗星の特徴である「尾」には、2種類ある。1つ目は、核から吹き出した塵でできた尾で、ダストの尾と呼ばれる。太陽と逆の方向に伸びますが、彗星が移動しますので少しカーブする。ダストの尾は白っぽく見え、吹き出した塵の量が多いほど、また尾が伸びている方向と地球との位置関係がよいほど、長く伸びた尾をみることができる。

 2つ目は、核から吹き出したガスでできた青っぽい尾で、ガスの尾とかイオンの尾と呼ばれる。太陽風によって吹き飛ばされて、太陽とは逆の方向にまっすぐ伸びる。一般的にはダストの尾の方が明るく見えるが、彗星によってはどちらかしか見られないこともある。

 なお、今回のハートレイ彗星で尾が見えるかどうかは、実際に観察してみないとわからない。ただ、少なくとも肉眼ではっきり見えることは、ないと思われる。

 木星も観望の好機
 太陽が沈んだ後、東の空を見るととても明るく輝いている星がある。「木星」である。明るさはマイナス2.9等で今の時期は夜空で一番明るいのでとても目立っている。日の入1時間後には南東の空に見え、夜半頃に真南の空高くのぼり、明け方には西の空へと沈んでいく。一晩中見られるので、観望の好機!20日には満月近くの明るい月と並び、より見つけやすくなる。

 ところで、口径8cm程度の望遠鏡でも木星の縞模様を数本見ることができるが、ご覧になったことはあるだろうか。実は、最近の木星は、濃い縞模様が1本見えなくなり、話題となっている。現在は、写真のように縞の少ない木星を観察することができる。

 

参考HP 国立天文台「ハートレイ彗星の情報」 

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