科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学情報を、くわしく調べやさしく解説!毎日5分!読むだけで、みるみる科学がわかる!
ヴィクトリアシークレット 仮想専用サーバー今なら最大4ヶ月分無料! 仮想専用サーバー

 大胆不敵!ウラン濃縮施設を堂々公開
 北朝鮮でウランを濃縮している事実が発覚した。韓国の李明博大統領によると、北朝鮮は米専門家らにウラン濃縮施設を公開し「濃縮ウラン」を事実上保有していることが明らかになったという。

 北朝鮮で核兵器製造につながるウラン濃縮施設が確認された問題を受けて、アメリカのボズワース北朝鮮担当特別代表が韓国を急きょ訪問した。

235U

 北朝鮮担当特別代表・ボズワース氏:「我々は(北朝鮮のウラン濃縮を)深刻な問題だと受け止めている。残念ながら、これは北朝鮮による最も新しい挑発だ。我々はこの動きを無視することはできない」

 21日夜にソウル入りしたボズワース特別代表は22日、金星煥(キム・ソンファン)外交通商相ら外交関係者と相次いで会談した。国連の安保理決議に明白に違反していると非難する一方、こうした動きは以前から把握していて「驚くことではない」と述べている。

 一方、アメリカのシンクタンクは、今月4日に撮影した寧辺(ヨンビョン)の衛星写真を公開し、以前はなかった青い屋根の建物がウラン濃縮施設ではないかと指摘している。

 すでに8~12基のプルトニウム核弾頭
 北朝鮮がまた核で威嚇に出た。先週北朝鮮を訪問した米スタンフォード大国際安保協力センターのジークフリード・ヘッカー所長にウラン濃縮施設を見せたのだ。ヘッカー所長に北朝鮮は2000個の遠心分離機を稼動していると明らかにした。これは1年間に核兵器用高濃縮ウラン20キログラム以上を生産できる規模だ。北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)に建設中である2万5000~3万キロワット級の実験用軽水炉が低濃縮ウラン生産施設だと明らかにしたとしても、これを信じる人は世界に誰もいない。

 3~5%水準の低濃縮ウラン生産のために大規模濃縮施設を作る理由はないためだ。片方の手では民族うんぬんと言い韓国側に各種支援を要請しながら、もう片方の手には民族共倒れを招くような火遊びをこのように進める平壌(ピョンヤン)指導部の二重性は本当に卑劣だ。

  北朝鮮は核を開発しながらこの数十年にわたり国際社会を徹底的に欺瞞(ぎまん)してきた。1950年代からプルトニウム核爆弾開発を推進してきた北朝鮮はこれを徹底的に否認し、米国と協議に入り1994年に核開発中断を約束したが、2006年と2009年についに核実験を敢行した。その結果、現在は8~12基のプルトニウム核爆弾を保有していると推定されている。

 水素爆弾も開発か?
 北朝鮮のウラン濃縮への懸念はすでに15年前から提起されてきたが、北朝鮮はこれをずっと否認してきた。2002年には北朝鮮を訪問した米国特使にウラン濃縮計画はないと言い逃れしつつ、米国の圧迫を口実に翌年には国際原子力機関(IAEA)の査察官を追放した。2008年の寧辺(ヨンビョン)の黒鉛原子炉冷却塔爆破も国際的ショーで、北朝鮮はすでにそれ以前からウラン濃縮を本格推進してきたという事実が今回立証された。

  今後数年以内に北朝鮮が兵器級ウランを大量保有することになれば、北朝鮮の核威嚇の強さはこれまでより顕著に高まる。ウラン核爆弾は相対的に作りやすく、ミサイル以外に野砲など多様な形態での発射手段を活用することができるためだ。特にウラン濃縮施設は隠ぺいが簡単で監視も難しい。その上北朝鮮は数カ月前に核融合実験に成功したと発表することによって水素爆弾開発も示唆したことがある。水素爆弾はプルトニウムとウランを同時に使うことにより一般的な核爆弾より威力が数十~数百倍強い。

 実効性のない国連安保理決議
 ウラン濃縮はすべての核兵器開発を禁止した国連安保理制裁決議を北朝鮮が正面から違反した決定的証拠だ。国際社会を相手に危険千万な核威嚇を繰り返す北朝鮮のこのような不条理をこれ以上放置してはいけない理由だ。国際社会は北朝鮮に対するより一層強力な制裁措置を用意しなければならない。特に中国が北朝鮮の無鉄砲な行動をこれ以上庇護してはいけない。

 北朝鮮の核武装は中国が今まで数多く強調してきた“韓半島の平和”を決定的に傷つけるためだ。東北アジアの核ドミノを望まないならば既存の生ぬるい北朝鮮制裁から抜け出し、石油と食糧供給の全面遮断など強力な圧迫を駆使しなければならない。(2010.11.22 中央日報)

 原子力とは何か?
 原子力はウランなどの核分裂による熱をエネルギーとして利用することである。ウランは濃縮して、核燃料として使う場合と、核兵器として使う場合がある。どうやって、ウランからエネルギーを取り出すのだろう?

 核分裂は重く大きい原子核が中性子を吸収することで、原子核が分裂し、中性子と熱を放出する素過程である。核燃料に中性子を放射して核分裂を起こすと、放出された中性子が次の核分裂を引き起こし、それが連鎖していき、外から中性子を供給しなくても核分裂が続く臨界状態となる。

 ウランの濃縮とは何か?
 天然ウランには、核分裂を起こさない238U(ウラン238)が99.3%、核分裂を起こす235U(ウラン235)が0.7%含まれている。原子炉の燃料として使うには、ウラン235の割合を3〜5%程度に増やす必要がある。これをウランの濃縮という。

 ウラン235の割合をウラン濃縮によって人工的に高めたものを濃縮ウランといい、濃縮後のウラン235の割合を濃縮度という。低濃縮ウラン燃料は、核分裂性ウランの割合を天然ウランよりも高めた核燃料のことで、濃縮度が20%までのものを指す。

 低濃縮ウラン燃料は、主に原子力発電所の核燃料として利用されている。世界の原子力発電所で主流となっている軽水炉では、軽水が減速材と冷却材を兼ねている。軽水は核分裂の連鎖に必要な中性子を多く吸収するため、軽水炉で天然ウランを燃料として利用することは困難である。

 高濃縮ウランとは、核分裂を起こすウラン235の濃度が20%以上のもので、原子爆弾、研究用原子炉、軍事用艦艇の推進機関などに使用される。原子爆弾に使用される高濃縮ウランは、濃縮度が90%以上(最低70%以上)であるため、原子炉で用いられる低濃縮ウラン燃料とは異なり、容易に核暴走を引き起こすため、取り扱いに注意を要する。

 ウラン型原子爆弾で使用される高濃縮ウランは濃縮度が90%を超えており、核分裂連鎖反応が継続しやすいため結果として核爆発を引き起こせる。核分裂を爆発的に連鎖させるためには、最低70%以上の濃縮度が必要とされており、低濃縮ウランが核爆発を起こすことは無い。

 ただし、原子炉における核分裂が臨界点を超えて加速すると、炉心溶融(メルトダウン)した後、圧力容器の底を溶融した炉心が突き破り、水蒸気爆発や水素の爆発によって重大事故に発展する恐れがある。(Wikipedia)

 

中国、核ミサイルの標的 (角川oneテーマ21)
平松 茂雄
角川グループパブリッシング

このアイテムの詳細を見る
悪の連結 ~北朝鮮と中国の無法~
ウィリアム・トリプレット
扶桑社

このアイテムの詳細を見る

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please