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 電気自動車(EV)時代の幕開け
 いよいよ待ちに待った、日産の電気自動車(EV)「リーフ」が販売になる。12月11日には米国で、20日には日本で販売される。カリフォルニア州では補助金などで、2万ドル(180万円)程度で購入できるという。これなら、ガソリン車とさほど変わらないが、日本では補助金があっても50万円以上は高くなる。現在のガソリン代(130円)で、元を取るには10年は乗らないといけない。

 インフラの整備も遅れている。高速充電できる場所が少ない。家庭電源で8時間もかかる。1回の充電で乗れるのは160~200kmと少ない。ハイブリッドカー(HV)もすでに販売されているが、世間を見ても、いまひとつエコカーが普及していないのは、やはり割高だからだろう。ぜひガソリン車なみにどんどん低価格化に努めてほしいし、エコカー補助金も出してほしい。

 現在の状況はどうなっているだろう?

Lief 

 日産:EV「リーフ」米で先行発売
 2010年12月11日(共同) 日産自動車は11日、世界に先駆けて米国で電気自動車(EV)「リーフ」の販売を始めた。日本では20日から、欧州では来年初めから販売する。米国での販売価格は3万3780ドル(約280万円)から。米政府による補助金7500ドルに加え、5000ドルの補助があるカリフォルニア州などでは実質負担約2万ドルで購入できる。

 第1号車を購入したオリビエ・シャルイさん(31)はサンフランシスコでの式典会場に黒色のリーフを運転して登場。記者団に「とても静かで、未来の乗り物のようだ」と話した。日産のカルロス・タバレス副社長は「まったく排ガスを出さず、ドライバーは化石燃料への依存から離れる自由を得た」と強調した。

 米国では当初販売目標の2万台が既に予約で埋まり、今後順次引き渡される。サンフランシスコ湾岸地域では、EVの普及に向けて、来年末までに400カ所の充電設備を整備する計画だ。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)も年内にEV「シボレー・ボルト」を販売する予定で、巨大な米国自動車市場でEVをめぐる各社の競争が熱を帯びてきた。だが、タバレス氏は「ボルトは(ガソリンエンジンを併用する)ハイブリッド車であり、(リーフの)競争相手ではない」と話した。(毎日新聞 2010年12月13日)

 日産:EV「リーフ」国内12月20日発売
 日産自動車は12月3日、電気自動車(EV)「リーフ」を20日に発売すると発表した。二酸化炭素(CO2)などの排ガスを走行中に出さないEVの量産車発売は、国内メーカーでは富士重工業、三菱自動車に次ぐ3社目。富士重、三菱は軽自動車がベースだが、リーフは一回り大きい初の小型乗用車サイズ。日産は、究極のエコカーと言われるEVの本格普及を目指し、エコカー市場をリードしたい考え。

 リーフは5人乗りで、リチウムイオン電池と駆動用モーターを搭載。フル充電で200キロ走行でき、最高時速は145キロ。一部の一般家庭にある200ボルト電源を使えば約8時間、販売店などに設置されている急速充電器なら容量の8割までを約30分で充電できる。

 価格は376万4250円から。国から最大78万円の補助が見込まれるため、購入者の実質的な負担額は、最も少ない場合298万4250円になる。

 日産によると、来年3月末までに国内で販売する予定の6000台については予約で完売。これから予約した分の引き渡しは来年4月以降になるという。

 同社は、月内に米国でもリーフの販売を始め、来年からは欧州各国で順次販売していく。(毎日新聞 2010年12月3日)

 EV・HV・PHVの競争 
 日産は国内でリーフを年5万台生産。12年に米国、13年に欧州でも生産を始め、リーフだけで年産25万台、ルノーと合わせてEVの50万台体制を目指す。三菱自動車が昨年7月に発売したEV「アイ・ミーブ」は年産5000台。日産は量産効果で価格を抑え、補助金無しなら軽自動車ベースのアイ・ミーブより安くした。最高時速はアイ・ミーブより15キロ速い145キロだ。

 ただ、EVがエコカーの主役になれるかは未知数だ。HVは価格下落で普及が進み、トヨタ自動車は充電も併用して効率を高めるPHVを投入する構え。日産は、20年に世界市場の1割をEVが押さえると見るが、当面はHVなどの優位が続く見通しで、燃料電池車の開発競争も進む。

 一方、EVに慎重だったトヨタやホンダも「求められた際に準備ができているメーカーでありたい」(トヨタの豊田章男社長)と、進出に転じる。2012年には、トヨタが米EVベンチャーのテスラとの提携でスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」のEVを米国で販売するほか、小型車「iQ」ベースのEVを日米で発売。ホンダも「フィット」ベースのEVを日米で投入する計画だ。GMも月内にEV「シボレー・ボルト」を米国で販売する。発電用エンジンを併用して走行距離を伸ばす仕組みで、再上場後1号車に注目が集まる。

 日産の志賀COOは「充電インフラなどが広がるため(他社参入は)大歓迎。バッテリー性能などの競争が始まるが、日産は先駆者としてノウハウを蓄積している」と自信をのぞかせたが、競争激化は避けられない。

 充電設備充実が課題
 日産のリーフ発売でEV時代の幕が開くが、普及には充電設備の充実や割高な価格など課題も多い。

 リーフは家庭でも200ボルトの電源があれば充電できるが、8時間かけてフル充電しても走行距離は200キロと、ガソリン車やHVの3分の1程度。このため日産は、全国約2200の販売店に充電器を設置。このうち200店舗には、約30分で8割まで充電できる急速充電器も備えた。急速充電器は半径40キロごとに1カ所で、リーフ標準搭載のカーナビで検索できる。日産は「安心して乗ってもらえる」としている。

 月額1500円のプログラムに加入すれば、電池切れ時に販売店までけん引してもらったり、レンタカーを基本料金の半額で借りるサービスなども用意。購入者の不安を取り除くのに懸命だ。

 価格は補助金なしで376万4250円からだが、同等クラスのガソリン車なら200万円以下。ホンダのHVフィットは159万円だ。ガソリン代はかからないが、高価なリチウムイオン電池を大量に積んでいるため、割高感はぬぐえない。

 デロイトトーマツコンサルティングが3月、インターネットで約2000人にEVの意識調査を実施したところ、39%が「購入を検討」と回答。ただ、「購入をためらう要因」(複数回答)として「高価」(88%)「走行可能距離が限られる」(76%)「充電が難しそう」(39%)が挙げられた。同社の佐瀬真人執行役員は「ガソリン価格が高騰すれば追い風だが、価格と航続距離、充電インフラが課題」と指摘する。(毎日新聞 2010年12月6日) 

 

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