サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

2013年11月

地球の「100兆倍」の水、120億光年のかなたのクエーサーに発見!

 地球の「100兆倍」の水、120億光年のかなたに発見
 地球からはるか120億光年離れたクエーサー(准恒星状天体)に、地球上の海水の100兆倍の水が存在することが、科学者らの研究で明らかになった。

 クエーサーとは非常に離れた距離において、極めて明るく輝いている天体。宇宙誕生後10億年も経たないうちにでき始め、宇宙が20億~30億歳の頃に最も形成された天体である。最も近いクエーサーでも24.4億光年離れている。遠いクエーサーは観測限界に近い129億光年のものがある。

 地球の340億倍の質量を持つ120億光年離れた、クエーサーを分析していたコロラド大学ボルダー校のジェーソン・グレン准教授らが、数百光年の範囲に広がる大量の水蒸気を発見した。カリフォルニア工科大学がハワイ島マウナケア山に設置している天体望遠鏡で、分光器を使って観測された。


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巨大天体“ヒミコ”の正体は、宇宙最初の銀河の形成過程だった!

 謎の巨大天体“ヒミコ”の正体
 2009年4月、多数の望遠鏡を使った観測により、ビッグバンから約8億年後の生まれて間もない宇宙で、不思議な巨大天体が発見された。

 これは、「ヒミコ」と名付けら、ライマンアルファ・ブローブという天体に分類された。その巨大なガス雲は将来銀河になる可能性を秘めているが、本当はどうなのか分かっていなかった。

 ライマンアルファ・ブローブ(Lyman-alpha Blob:LAB)とは、強い光を放つ巨大なガス天体。天の川銀河の数倍に達する場合もある、既知の天体としては宇宙最大級のものである。

 今回、すばる望遠鏡(ハワイ島)で4年前に発見された宇宙誕生初期の“謎”の巨大天体「ヒミコ」は、一直線に並んだ3つの星団を巨大な水素ガス雲が包み込んでいる構造をしていることが分かった。3星団は合体してさらに大きな天体を形作ろうとしているところで、銀河が作られる最初の過程だと見られている。


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下町の深海探査ロボット「江戸っ子1号」、7800m日本海溝に到達!

 江戸っ子1号とは何か?
 「江戸っ子1号」とは、東京下町の町工場が力を合わせて深海にチャレンジする、深海探査ロボットの名称。

 宇宙の方では、大阪の中小企業などでつくる東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術支援を受けながら開発した、「まいど一号」が2009年1月に打ち上げ成功。ものづくり日本の底力を発揮した。

 不景気の中、中小企業は後継者や技術伝承者が無く、どんどん廃業してしまっている。そんな状況を打ち破り、東京下町の小さな町工場でも、力を結集すればイノベーションが実現できる。 そんな夢を深海に託した「江戸っ子1号」深海シャトルビークルプロジェクトがこのたび8000m級の深海で、世界で初めて3Dハイビジョンカメラによる魚類の撮影を果たした。


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1973年以来!2013年11月20日小笠原諸島、西之島沖に新島出現!

 新島ができた
 先日(9月24日)、パキスタンでマグニチュード(M)7.7の地震があり、これがきっかけになって、南部グワダル沖のアラビア海に島が隆起した。

 現れた島は、アラビア海に面したグワダル港近くの沖合約600メートルで突如海底が隆起し、海面からの高さ6メートル、長さ200メートルの小さな島ができたという。この島は天然ガスが溜まった層が地震によって破壊され、海底の土砂や液体もろとも吹き上げられて出来たとみられている。

 そして今回は、日本でそれは起きた。 11月20日午後、西之島の南東約500メートルの海上に直径約200メートル、標高約20メートルの島が出現し、黒い噴煙が約600メートルの高さに達しているのを上空から確認。白い湯気も立ち上り、爆発で吹き飛んだ岩石が海面に落ちる様子が見えた。

 西之島自体も、1973年に小笠原諸島で新島が形成された島。西之島隣接海域で発生した火山の噴火によって西の島新島が形成された。当時は「新島ブーム」とマスコミに報道され、大きな話題となった。後に西之島と接合し、ひとつの島となった。


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COP19閉幕、2020年以降の新枠組みへの道のり遠く課題山積!

 国連気候変動ワルシャワ会議、閉幕
 2013年11月11日から開催されていたポーランド・ワルシャワでの国連気候変動会議(COP19・COP/MOP9)は、会期を1日延長した23日土曜日の夜にようやく終了した。

 今回は、2020年以降の次期枠組みの土台作りということもあり、クロージング・プレス・リリースは「2015年にパリで開かれるCOP21で最終合意される新たな合意に向けて作業の道筋が付いた」としたものの、CO2削減に向けた大きな成果はなかった。

 福島第一原発事故後、原発がほとんど動かせなくなった日本は、COP19で、石原伸晃環境相が、原発抜きで2020年に2005年比3.8%削減という新目標を発表した。


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雲が語る大気擾乱、テキサスで珍しいロール雲発生!

 雲が語る大気擾乱
 最近ではゲリラ豪雨や、竜巻、集中豪雨、大型台風など異常気象が問題になっている。こうした天気には、異常に発達した積乱雲が伴う。天気と雲には相関関係がある。

 空を見上げると、これまで見たこともない雲に出会うことがある。11月4日、オレンジ色をしたロール状の雲の帯がアメリカ、テキサス州ティンバークリークキャニオンの上空に出現した。

 この不思議な雲をトッド・マスク(Todd Mask)さんらが撮影、「YouTube」に投稿された動画が評判を呼んでいる。この雲の正体は何だろうか?また、何を意味するのだろうか? 実際に目にするチャンスはあるのだろうか?


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アイソン彗星の次の見頃は、12月4日以降明け方東の空低く

 アイソン彗星の見頃はいつ?
 「アイソン彗星の特徴は、太陽をかすめる軌道を持つこと。太陽に最接近するのは11月29日ですが、この前後2~3日は太陽に近づきすぎて観測が困難です。」

 国立天文台天文情報センター(東京・三鷹市)・専門研究員の臼田-佐藤功美子さんはいう。

 「11月24日以前、または12月4日以降に明け方の東の空低くに注目してください」 最接近時の太陽との距離は約190万km。太陽の直径が140万kmなので、文字どおり「太陽をかすめる」彗星だといえる。

 その後、12月26日に地球から約6400万kmの距離を通過する際も、「世紀の大彗星」として夜空に出現する可能性がある。 なお、アイソン彗星が太陽に近づくのは今回の一度きり。


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雄のチンパンジーにも、マザコンがあった?母の死別で短命に

 マザーコンプレックス(母親依存体質)
 マザーコンプレックスとは、母親に対して子供が強い愛着・執着を持つ状態を指す。なお、これは正確な心理学用語ではなく和製英語の俗語である。俗にマザコンとも略され、この場合、母親に強い愛着・執着を持つ子供のことも指すことがある。

 今回、京都大学の研究で、離乳後の雄のチンパンジーは母親と死別すると、自分も早死にする傾向のあることが分かった。ヒトと同様にチンパンジーでも、とくに雄の成長における母親の役割の重要性を示す結果だ。

 父系社会を築くチンパンジーの雄は、生後5歳ごろまでの授乳期を過ぎて母親を亡くしても、その後は生き延びられると考えられていた。研究グループは、アフリカ・タンザイニアの山林にいる野生チンパンジーを観察した2012年まで40年間の記録を基に、孤児となった雄37頭の寿命を調べた。


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マリアナ海底で未分化の“初生マグマ”を発見・採取!JAMSTEC

 マグマの成分は上下でかなり違う
 火山と地震の国日本は、火山や地震の研究は欠かせない。火山につきもののマグマとは何だろうか?

 マグマ(magma)とは、火山にある流動性を有する高温のケイ酸塩混合物で、岩石成分と、揮発性成分(主に水)で構成される。

 火山の地下にあるものは、マグマ溜り(magma chamber)に溜まっており、地殻内でマグマが蓄積されている。ここにマグマがあるとき、マグマは高圧下にあり、このマグマが地上に現れるとき、それを噴火と呼ぶ。

 マグマ溜まりの中のマグマは、周辺の岩石に熱を奪われて、徐々に冷えてゆくが、その過程で揮発成分の分離や、結晶しやすい成分の結晶化・沈積等、結晶分化作用が起こっている。その結果、マグマ溜まりの上部と下部では、成分がかなり違っている場合がある。


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あれから放射性Cs-137はどうなった?地下10cm土壌中に移行したまま

 福島第一原発のセシウム137
 セシウム137(Cs-137)はセシウムの放射性同位体であり、質量数が137のものを指す。ウラン235などの核分裂によって生成する。

 あの2011年3月の福島第一原発事故によって環境中に放出された放射性Csは、福島県東部および近隣の森林域における褐色森林土の表面を覆う落葉層に広く沈着した。

 ここ関東地方でも、落ち葉に放射線が計測された。あれからセシウムはどうなっただろうか?

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は10月29日、茨城県北部の褐色森林土の落葉広葉樹林において、2011年5月から2年以上に及ぶ継続した観測により、東京電力 福島第一原子力発電所の事故に由来する放射性セシウム(Cs)の落葉層から土壌への移動メカニズム、移動量およびそれらの時間変化をはじめて明らかにしたと発表した。


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世界一長寿の動物は“ホンビノスガイ”?507歳の貝発見!

 世界でもっとも長寿の動物は?
 世界でもっとも長寿な動物は何だろう?よく「ツルは千年、亀は万年」というがこれまでのところ、それほど長生きした動物はいない。

 ツルは種類によっても異なるが、概ね動物園で50年から80年が限度で、野生では30年生きるといわれる。カメは種類によって大きく寿命が違い、多くの種類は30年から50年程度の寿命とされるが、ゾウガメの仲間は寿命100年以上、180年生きたとされる個体も存在する。

 では、どの動物が一番長生きなのだろうか?

 今回、世界で一番長寿とされる動物が発見された。それは、10cm以上にも成長する大型の貝(shellfish)だった。 英国の『The Telegraph』が伝えるところによると、この長寿の貝は2006年にアイスランド沖で発見されたホンビノスガイ。


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巨石文明の謎?古代人は巨石をいかにして運んだか

 巨石文明の謎
 巨石文明とは、自然石で、あるいは面取り・化粧仕上げなどの一部の加工のみが加えられた石で、築かれた構築物を持つ文明。ストーンヘンジ、ピラミッドのような建造物に象徴される。

 ストーンヘンジは、、ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石(ストーンサークル)の。

  円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡である。考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。

 エジプトのピラミッド(Egyptian pyramids)は、エジプト国内に存在する、角錐の形をした古代のピラミッドである。2008年時点で138個が発見されている。そのほとんどは、エジプト古王国からエジプト中王国時代のファラオかその家族の墓である。

 これらの文明には、いずれも巨大な石材が使用されている。フォークリフトや油圧式クレーン、トラックなど存在しない時代、どのように何トンもの石材を運んだのだろうか?


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海水温上昇!シンガポール級の巨大氷山が南極海を漂流

 気候変動、海水温は上昇
 地球平均気温の上昇は、ここ10年ストップしているが、海水温の上昇は続いている。フィリピンを襲った台風30号も海水温の上昇が関係している。

 九州の西の沖の東シナ海で平年より1.5度、四国・東海沖の太平洋で1.2度高く、いずれも1985(昭和60)年に統計を取り始めてから最も高くなった。

 このほか、平年と比べて北日本周辺の日本海で2.1度高く、西日本周辺の日本海で2度、沖縄周辺でも0.7度から1度高く、統計を取り始めてから2番目か3番目に高くなっている。

 海水温上昇の影響だろうか、7月に南極の氷河から分離した巨大な氷山が外洋に向かって流れており、国際航路を航海する船に危険を及ぼす可能性があることが明らかになった。氷山の面積は、シンガポールの国土とほぼ同じ700平方キロメートルもある。


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国連気候変動枠組み条約:COP19 日本は2005年比で3.8%削減

 COP19ワルシャワで開催
 ポーランドの首都ワルシャワで開催されている、国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)。

 COPとは、締約国会議(Conference of the Parties)の略。今回は気候変動枠組条約(United Nations Framework Convention on Climate Change、略称:UNFCCC、FCCC)に関する締約国会議である。

 地球温暖化問題に対する国際的な枠組みを設定する会議で、大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタンなど)の増加が地球を温暖化し、自然の生態系などに悪影響を及ぼすおそれがあるとし、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ、現在および将来の気候を保護することを目的とする。気候変動がもたらすさまざまな悪影響を防止するための取り組みの原則、措置などを定める。

 11月11日、ポーランドの首都ワルシャワで始まった国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)では、フィリピンを直撃し、死者1万人と推定される観測史上最大規模の超大型台風30号「ハイエン」について、同国政府のサニョ代表が涙を流しながら17分超の大演説を行った。


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生きた化石「ミツクリザメ」を相模湾で大量捕獲!飼育は困難

 「ミツクリザメ」相模湾で捕獲
 生きた化石と呼ばれる深海魚ミツクリザメが、11月14日から八景島シーパラダイスに展示されていたが、11月18日には死亡が確認された。これまでの飼育記録も最長10日という短さ。まだまだ生態がよく分かっていない深海魚なのだ。

 深海に生息する「ミツクリザメ」10匹余りが神奈川県の相模湾でかに漁の刺し網にかかっているのが見つかり、横浜市の水族館に運ばれて飼育されていた。

 「ミツクリザメ」は日本では相模湾や駿河湾などの水深1200メートルほどの深海に生息するサメで、口先がヘラのように長く突き出ているのが特徴。

 「ミツクリザメ」が運ばれた横浜・八景島シーパラダイスの水族館によると、13日、横須賀市の長井沖で水深300メートルほどに仕掛けたかに漁の刺し網に13匹のミツクリザメがかかっていて、このうち生きていた11匹が水族館に運ばれた。


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わずか1個の歯の化石から…巨大なカモノハシの新種を発見!

 カモノハシが哺乳類である理由
 カモノハシは、哺乳類でありながら、卵を産む変わった動物である。しかし、メスが育児で授乳の際は、腹部にある乳腺から乳が分泌される。哺乳類とは乳で子を育てる動物のことをいう。

 オーストラリアの熱帯雨林、亜熱帯雨林、ユーカリなどの硬葉樹林、高山地帯などの淡水の河川や湖沼などに生息している。姿を見ても名前の通り、カモのようなクチバシを持つ。

 カモノハシがヨーロッパ人により最初に発見されたのは1798年のことであり、カモノハシの毛皮やスケッチが第2代ニューサウスウェールズ州州知事であったジョン・ハンターによりグレートブリテン王国へと送られた。

 イギリスの科学者達は、当初はこの標本は模造品であると考えていた。誰かがビーバーのような動物の体にカモのくちばしを縫い付けた物であると考え、縫い目がないかどうかを確認するために、毛皮に切り込みを入れた。


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手洗いでスッキリ、リセット!挫折感縮小、でもやる気も低下?

 手洗いの効能
 インフルエンザや風邪の季節がやってきた。その予防法はうがいと手洗い。風邪は誰もがいちばんよくかかる病気といえる。 風邪の8~9割はウイルスが原因といわれ、成人では、平均1年に2~3回、小児では5~6回も風邪ウイルスに感染しているというデータもある。

 では、この風邪ウイルスはどうやって感染するのだろうか?もちろん、くしゃみや咳でも感染するが、意外なことに「手」を介した感染が、一番多い感染パターンだそうだ。電車の吊革、手すり、ドアノブに触れると、そこにウイルスが付着。別の人が触れると、その手で鼻や口のまわりを無意識に触れることで感染が起こる。

 こうしたことから、帰宅するとうがいをし、すぐ手を洗うことが習慣になっている。手を洗い終わるとほっとする気持ちになるのは誰でも同じだろう。どうやら、ウイルスを洗い流すだけでなく、精神的にも落ち着かせる効果もある。


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太陽系にも灼熱巨大ガス惑星があった?決まり手は「押し出し」

 灼熱巨大惑星(ホットジュピター)
 近年では大型望遠鏡の活躍があり、太陽系の外の恒星にも多数の惑星が発見されている。つまり、太陽以外の星にも惑星があり、これらをまとめて系外惑星という。

 その中には地球に似た環境のある惑星も発見されているが、発見初期は、どれも木星のような大きな惑星、それも恒星のすぐ近くを回る灼熱巨大惑星(ホット・ジュピター)ばかりであった。

 大型望遠鏡で恒星を観察すると、恒星が不規則に動いているものがある。調査の結果、大型の惑星が恒星のすぐ近くを回るため、恒星の重力と惑星の重力が互いに影響しあい、恒星の運動が不規則になっていたことが判明。初めて系外惑星が発見されることになった。

 ホット・ジュピターは、恒星のすぐ近くを公転するため、灼熱の惑星となる。やがて恒星の引力に吸い込まれ、その生涯を終わる。太陽系では水星がもっとも近く、もっとも小さい惑星だ。灼熱巨大惑星は太陽系には関係がないし、なぜ、こんなに太陽に近くに巨大惑星が存在するのかわかっていなかった。


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1万年前の遺跡から証拠発見!イギリスやフランスのカエル食

 カエルは鶏肉の味
 カエルというと食用になる。味は鶏肉ににてさっぱりとしている。フランス料理などの食材に使われるカエルは、ヨーロッパ原産のヨーロッパトノサマガエル。オスの体長は6cmから11cmでメスは5cmから9cmである。このカエルはヨーロッパコガタガエル Rana lessonae とワライガエル Rana ridibunda の種間雑種である。

 日本で「食用蛙」といえば、普通ウシガエルのことを指す。肉は鶏肉のささみに似ており、淡白で美味である。中国をはじめ、欧州など世界的には、カエルを食べることは特別なことではない。ただし、欧州の蛙食の歴史に於いて先駆的であったフランス人は、後続の国々から「カエル喰い」と揶揄を込めて呼ばれていた。

 現在でも英語で frog eater (フロッグ・イーター)やJohnny Crapaud(ジョニー・クラポー。クラポーは仏語でカエル)はフランス人に対する蔑称であり、 frog だけでフランス人を指すこともある。食べ方としてはソテーやパン粉焼きなどがある。


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巧妙なアカシア、樹液でアリを奴隷に変えるしくみ解明

 アリと植物の共生
 アリ植物というものがある。アリ植物は、アリと共生関係を持ち、その植物体の上にアリを常時生活させるような構造を持つ植物のこと。日本には確実なものはないが、世界各地の熱帯域にその例が知られる。

 アリは小さいが肉食性が強いものも多く、丈夫で攻撃力もあり、しかも大きな集団で活動するので一部の特殊な動物以外はそれを避ける傾向がある。そのため、アリが多くいるところにはそのような動物は寄りつかないか、アリによって排除される。

 そこで、自分の体の上でアリが暮らせるように進化した植物がある。それがアリ植物(myrmecophyte、ant plantとも)である。このような植物では、アリが巣を作るための腔所が植物体のどこかに作られ、またアリが好む蜜を分泌するなど、アリを誘引し、栄養供給を行う仕組みを持っているものが多い。

 今回、アカシアという植物が出す蜜が酵素を含んでおり、その酵素はアカシアの蜜以外の養分を消化できなくするはたらきがある。アカシアの蜜を舐めたが最後、アリはアカシアの奴隷となってしまうのだ。


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