サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

2014年10月

景気回復より疲労回復!抗疲労物質「イミダペプチド」とは何か?

 景気回復は遠く、疲労回復が優先

 日銀が動いた。10月31日、日銀が中長期国債の買い入れを現在の年間50兆円からさらに30兆円増やす追加緩和を発表。「デフレマインドの転換が遅延するリスク」を防ぐため資金供給を続けるためと説明された。政府も再増税に対する景気対策に3~4兆円を投入する方針を固めた。31日の日経平均株価は年始以来最高値となり、一時は1万6500円台を超えた。

 しかし、株価のわりには日常生活に景気回復の実感はない。総務省が31日に発表した9月の家計調査で、消費支出が前年同月比5.6%減したことが分かった。消費増税を行った4月以降では6カ月連続のマイナス。与党からは再び消費増税を実行することに対する慎重論も上がっている。これに対して安部政権はどうしても消費税を10%に上げるつもりだ。

 毎日厳しい状況が続く。こういう現状でもしっかり働かねばならない。毎日の生活は、健康な体だけがたよりだ。しかし、ストレスの多い現代社会で、休んでも疲れが取れない慢性疲労に悩んでいる人も多い。「疲れ」とは何だろうか?疲労の原因は活性酸素だ。人が活動すると筋肉や脳で大量の酸素を使い、その過程で「活性酸素」という物質が生まれる。


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初期宇宙の謎を探る!背景放射のBモード偏光で重力レンズ効果捉えた

 世界初、重力レンズ効果による偏光Bモードを観測

 宇宙最古の光である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の、偏光観測の結果だけに基づいて、重力レンズ効果による偏光パターンが世界で初めて測定された。測定が可能であることを実証した今回の成果は、将来の原始重力波の観測やニュートリノ質量和の精密測定につながると期待される。

 宇宙マイクロ波背景放射(CMB)は、138億年前に発せられた「宇宙最古の光」だ。宇宙のどの方向にも一様に観測される電磁波が、宇宙の誕生と進化、その背後にある物理法則の謎を解く鍵を握っていると考えられている。特にCMBの偏光(光の振動の向き)を観測して、「偏光Bモード」と呼ばれる特殊な渦状のパターンを調べることが重要視されている。

 カブリIPMUや高エネルギー加速器研究機構(KEK)などが参加する国際研究チーム「POLARBEAR実験」は、南米チリにある口径3.5m望遠鏡と最先端の超伝導検出器を用いて、「小さな渦の偏光Bモード」を99.999%以上の確率で世界で初めて観測することに成功した。


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宇宙輸送船「シグナス」爆発!宇宙ステーションと地球を結ぶ宇宙船・宇宙輸送船とは?

 米で宇宙船積載ロケット打ち上げ失敗

 国際宇宙ステーションに物資を運ぶためアメリカの企業が開発した無人の宇宙輸送船「シグナス」を載せたロケットが、アメリカ南部バージニア州で打ち上げに失敗し、爆発した。

 打ち上げに失敗したのはアメリカの企業「オービタル・サイエンシズ」社が開発したロケット、「アンタレス」。
このロケットは、国際宇宙ステーションに物資を運ぶためこの企業が開発した無人の宇宙輸送船「シグナス」を載せて、28日午後6時22分すぎ(日本時間の29日午前7時22分すぎ)、アメリカ南部バージニア州にあるNASA(アメリカ航空宇宙局)の施設から打ち上げられた。

 しかし、打ち上げられてしばらく上昇したあと、突然、下降し始め、その後、爆発した。打ち上げに失敗した詳しい原因は今のところ分かっていない。


 

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謎の無人小型スペースシャトル“X-37B”、674日の最長宇宙滞在記録を更新!

 674日宇宙で何を? X-37Bが極秘ミッションを終え戻る

 前回地球を7,000周以上回って戻った無人版スペースシャトル「X-37B」が、またまた674日の最長滞留記録を更新して帰ってきた。2年近く飛んだのに無傷で帰還だ。

 X-37BはNASAから米国防省に移管し、2004年に国家機密となったプロジェクト。「軌道上の実験多数」をこなして加州ヴァンデンバーグ空軍基地の滑走路に無事生還したのは2機あるうち1号機の方だ。のべ3回目、1号機は2回目のミッションとなる。

軌道は世界中の天文愛好家が追跡しているので大体のところはわかっているのだが、任務と性能は相変わらず秘密のヴェールに包まれたまま。「軌道上の実験」の中身も一切不明で、巷では画像撮影、燃料補給、偵察衛星の修理、宇宙のライバル国の偵察、最先端のスパイ機器の試験運用などなど、いろんな憶測が飛び交っている。


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アミメニシキヘビ“セルマ”の単為生殖を確認!

 単為生殖するアミメニシキヘビ

 単為生殖(parthenogenesis)とは、一般には有性生殖する生物で雌が単独で子を作ることを指す。有性生殖の一形態に含まれる。なお、単為生殖によって産まれる子の性が、雌のみならば産雌単為生殖(セイヨウタンポポ、増殖中のアブラムシやミジンコ等)、雄のみならば産雄単為生殖(ハチ、ハダニ等)、雄も雌も生産可能ならば、両性単為生殖(休眠卵生産直前のアブラムシやミジンコ等)と区別される。

 今回、世界最大のヘビの単為生殖が初めて実証されたとする研究が発表された。2012年6月、ケンタッキー州のルイスヴィル動物園で体重91キログラム、体長6メートルもある11歳のアミメニシキヘビのセルマから6匹のメスの子どもが生まれた。セルマはルイーズと呼ばれる別のアミメニシキヘビと暮らしており、オスとの接触はなかった。

 同動物園で変温動物の飼育を担当するビル・マクマーン(Bill McMahan)氏によると、「Biological Journal of the Linnean Society」誌に7月に報告されたDNA鑑定により、セルマが唯一の親であることが明らかになったという。


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最強磁石化合物誕生!ネオジム磁石(Nd2Fe14B)を超える改良型(NdFe12Nx)

 最強の永久磁石とは何か?

 現在最強の磁石とは何だろう?現在、永久磁石の中で最強とされるのが、ネオジム磁石(Neodymium magnet)である。ネオジム磁石は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つ。

 1984年にアメリカのゼネラルモーターズ及び日本の住友特殊金属(現、日立金属)の佐川眞人博士らによって発明された。主成分はNd2Fe14B。非常に磁力が強く、ハードディスクドライブやCDプレーヤー、携帯電話などの小型の製品から、電車・ハイブリッドカー・エレベーター駆動用の永久磁石同期電動機の界磁にまで使用される。

 ところが、物質にはまだまだ無限の可能性がある。今回、物質・材料研究機構(NIMS)の宝野和博フェローのグループが、ネオジム磁石よりも少ないレアアースで、同等以上の優れた磁気特性を持つ新規磁石化合物NdFe12Nxの合成に成功。 世界最強のネオジム磁石の主成分の化合物に匹敵する新規化合物が、32年ぶりに発見された。


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3億年も記憶可能な新媒体を開発!石英ガラスの中にレーザーで記録

 記憶は何年もつか?

 記録(記憶)媒体とは、情報を伝えるために情報を記憶・表記・保存・伝達するものである。 これには紙や木、石から始まり、DNAやRNAなども該当する。現在では、磁気テープ、HDD、CD、DVD、BD(Blu-ray)、SDカード、USBメモリなどの電子媒体を指す場合が多い。

 人間の脳も記録媒体の一つではあるが、最近もの忘れがひどい。さっき電話で聞いた買い物の内容も忘れることがしょっちゅうある。漢字の忘れもひどくて、ふだん使う漢字も忘れてしまって愕然とすることがある。これについては、忘れた分、毎日覚え直していくしかない。人は勉強しなければ忘れる動物なのだ。

 では、USBやDVDなどの電子媒体なら、記録はかなり残るのか…? というと、意外にもこれらの媒体にも寿命があり、記録が永久に残るわけではない。USBでは10年、CDやDVDで状態がよくても100年程度だといわれている。これなら紙の方が長く残る場合もありそうだ。


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「恐ろしい手」と呼ばれる、謎の恐竜“デイノケイルス”全身骨格をモンゴルで発見!

 謎の恐竜:背中に帆 モンゴルで全身化石発見

 長い腕の化石しか見つからず「謎の恐竜」と呼ばれるデイノケイルス(「恐ろしい手」の意味)のほぼ全身の化石が、モンゴルの白亜紀後期(約7000万年前)の地層から見つかり、日本、モンゴル、韓国などの研究チームが23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。分析の結果、体長11メートルと巨大で、背中に帆を持つなどユニークな姿だったことが明らかになった。

 新たに見つかった化石は2体。2006年と2009年にゴビ砂漠で発掘されたが、1体は頭部がモンゴルから違法に持ち出され、後日ドイツで見つかった。

 2体を合わせると、骨格の全貌が分かり、成体は全長11メートル、体重6.4トンと推定された。細長い頭にはくちばし、背中に大きな帆を持っていた。腹の胃付近から直径8〜87ミリの小石が1400個以上見つかり、長い腕を使って植物を食べて小石で消化を促していたほか、腹に魚のウロコや骨もあったことから、水辺で魚も捕獲していたとみられる。雑食と分かった恐竜は初めてという。


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絶縁体が導体に!ナノメートルの籠状構造、ナトリウム超イオン伝導体とは何?

 超イオン伝導体という物質

 世の中にはまだまだ不思議な物質が存在する。超イオン導電体(superionic conductors)という物質は、融点よりはるかに低い温度で溶融塩や電解質溶液に匹敵するイオン伝導度を有する固体の総称であり、その研究の起源は1834年のM. FaradayによるAg2S中の銀イオン伝導の発見にまでさかのぼることができる。

 なぜ、ほとんど電気を通さない固体物質が、条件を変えることによって、突然、導体に変化するのだろうか?

 超イオン導電体(superionic conductors)は、見かけは固体なのに、その中をイオンが高速で移動し、溶融塩や電解質溶液と同程度のイオン伝導度を示す物質になる。電子が移動するのではなく、イオンが移動するために電流が流れる。


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日本最古の糞化石で見えた、大絶滅後の生態系復活!宮城県南三陸町の大沢層

 東日本大震災被災地で日本最古、脊椎動物のふんの化石発見

 東日本大震災のとき、宮城県南三陸町の防災対策庁舎では繰り返し「高台へ非難してください」と防災無線で呼びかけ続けていた…。まさかその3階建て庁舎屋上を2mも上回るとんでもない津波が襲ってくるとは、誰にも想像できなかった。あれから3年が過ぎた。

 あの南三陸町の海岸沿いに分布する大沢層からは、今も前期三畳紀のアンモナイトが多数産出する。大沢層のアンモナイトの研究が進んだのは1960年代以降で、とくに70年代以降、坂東祐司を中心に研究が進められた。これまでに20属も発見されている。

 大沢層からは、世界最古の魚竜のひとつであるウタツギョリュウの化石も発見されている。よく恐竜と混同されるが海にすむハ虫類で、くちばしには細かな鋭い歯が並んでいる。大沢層のアンモナイトは、このウタツギョリュウの格好の餌食となっていたと推定される。


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国産小型ジェット旅客機「MRJ」公開!「零戦」誕生の地、三菱名古屋航空機製作所

 初の国産ジェット旅客機「MRJ」を初公開

 日本でほぼ40年ぶりに製造される初の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(Mitsubishi Regional Jet、MRJ)」が18日、三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)の小牧南工場(愛知県豊山町)で公開された。

 客室の快適性と燃費性能が高く、運航コストも安いとされるMRJは、活況を呈しているリージョナルジェット(短距離小型ジェット旅客機)市場で大手メーカーのエンブラエル(Embraer、ブラジル)やボンバルディア(Bombardier、カナダ)に挑む。その他にロシアや中国の同クラスの航空機とも競争することになる。

 日本で旅客機が製造されたのは1962年に試作1号機が製造され、その約10年後に生産が終了したYS11以来。三菱重工の大宮英明(Hideaki Omiya)会長は、最高水準の効率と最高水準の快適性を備えた日本製の航空機を世界に示すという夢がついに現実のものとなった、と述べた。


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週刊 サイエンスジャーナル 2014.11.2 号 好評発売中!

週刊 サイエンスジャーナル  2014.11.2 号

エビ・カニ大好き日本人、サンゴ礁や深海熱水噴出孔で細菌を食すエビ発見!

 日本人の年間エビ消費量は、アメリカと同程度の30万トン強で世界のエビの二大消費国をなす。国民 一人当たりでは年間3キログラムで世界第一位、エビフライにすると約70尾食べている。

 世界中からは100種類以上のエビが輸入されている。普段食べるエビとしては、日本産、中国産、 オーストラリア産のクルマエビのほか、東南アジア産などのブラックタイガー、中国産の大正エビ、インド産ホワイトシュリンプ、オーストラリア産バナナシュリンプ、メキシコ産ブラウンシュリプ、ナイジェリアやギアナ産のピンクシュリンプ、ノルウェー産アマエビなどのうちのどれかである公算が大きい。このうちブラックタイガーが市場の40%を占める。

 かには一般的に冬の味覚として人気が高く、「かにの食べ放題」を目玉とするツアーや飲食店の企画なども数多い。高級食材であったかにも輸入ものが増えて比較的単価が下がったため、一般家庭での消費量も増えている。かに類の輸入額は2002年以降減少しているが、輸入量は10万トン程度で推移している。このように日本人はエビやカニが大好きだが、エビやカニは何を食べているのだろう?

 今回、深海熱水噴出孔で細菌を食べる、エビが発見された。暗い深海の熱水噴出孔周辺には豊かな生物群が存在するが、どのように栄養を確保しているか、謎が多い。その解明が一歩進んだ。沖縄トラフの深さ約1000mの熱水噴出孔の周囲一面に生息するゴエモンコシオリエビ(体長約5cm)が、自身の体毛に付着する化学合成菌を食べていることを、海洋研究開発機構の深海・地殻内生物圏研究分野の和辻智郎(わつじ ともお)研究員らが初めて突き止めた。

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エビ・カニ大好き日本人、サンゴ礁や深海熱水噴出孔で細菌を食すエビ発見!

 エビ・カニ大好き日本人

 日本人の年間エビ消費量は、アメリカと同程度の30万トン強で世界のエビの二大消費国をなす。国民 一人当たりでは年間3キログラムで世界第一位、エビフライにすると約70尾食べている。

 世界中からは100種類以上のエビが輸入されている。普段食べるエビとしては、日本産、中国産、 オーストラリア産のクルマエビのほか、東南アジア産などのブラックタイガー、中国産の大正エビ、インド産ホワイトシュリンプ、オーストラリア産バナナシュリンプ、メキシコ産ブラウンシュリプ、ナイジェリアやギアナ産のピンクシュリンプ、ノルウェー産アマエビなどのうちのどれかである公算が大きい。このうちブラックタイガーが市場の40%を占める。(ごちそうマガジン,1993 11月号、村井吉敬「エビと日本人」による)

 カニは一般的に冬の味覚として人気が高く、「かにの食べ放題」を目玉とするツアーや飲食店の企画なども数多い。高級食材であったかにも輸入ものが増えて比較的単価が下がったため、一般家庭での消費量も増えている。かに類の輸入額は2002年以降減少しているが、輸入量は10万トン程度で推移している。


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透明度を誇った摩周湖に雪のような浮遊物、大気汚染による栄養化が原因?

 かつて摩周湖は世界一透明な湖だった

 かつて摩周湖は世界一透明な湖であった。1930年(昭和5年)8月の透明度調査で、バイカル湖の40.5m(1911年調査)をしのぐ41.6mの透明度を記録した。これは当時確認された世界最高記録である。

 この理由は流入・流出河川がない閉鎖湖であり、周辺の降雨が土壌に浸透した後十分にろ過されて流入するため有機物の混入が非常に少なく生活排水の影響もないためリン酸塩の流入もないからだ。

 夏季の気温・水温が低いこともこの一帯の有機物の分解が進まない理由であった。このような極貧栄養状態は1946年(昭和21年)まではおおよそ維持されていたが、その次に実施された1952年(昭和27年)7月の調査で29mに…その後も年々透明度は低下、最近の調査では18.5mである。なぜ「栄養化」が起きたのだろうか?


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ゲノムプロジェクトで、生物を続々解読!ナスのゲノム解読で、品種改良

 ヒト遺伝子の数

 ヒトの遺伝子数は約2万個。これは、2003年4月14日に解読完了したヒトゲノムから導き出された。

 ヒトゲノムとは、その名の通りヒト (Homo sapiens) のゲノム(遺伝情報)、すなわち、遺伝情報の1セットである。ヒトゲノムは核ゲノムとミトコンドリアゲノムに分けられる。

 ヒト核ゲノムは約31億塩基対あり、細胞核内で24種の線状DNAに分かれて染色体を形成している。最も大きいものが2億5千万塩基対で、最も小さいものが5500万塩基対である。

 染色体は22種類の常染色体とXとYの2種類の性染色体に分類される。核を持たない赤血球をのぞく体細胞は2倍体であり、同じ種類の常染色体を2本ずつ、性染色体を2本(女性はXとX、男性はXとY)の合計46本の染色体を持っている。


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NMR磁石で世界最高磁場(23.5テスラ)を達成!超伝導磁石の強力磁場とは?

 核磁気共鳴(NMR)装置で世界最高磁場達成

 世界最強の磁石では、45テスラである。テスラ(tesla: T)は、磁束密度の単位である。 その名称はニコラ・テスラにちなむ。1テスラは、「磁束の方向に垂直な面の1平方メートルにつき1ウェーバの磁束密度」と定義される。

 水は反磁性の効果が強く、非常に大きな磁場をかけると磁気浮上させることができる。15〜20テスラ程度の磁場を発生させると、水を多く含んだりんごや卵、生物などを浮かすことができる。また、超電導体は「完全反磁性体」であり、これを使うのがリニアモーターカーである。

 今回、物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)で、世界最高磁場となる超1GHz核磁気共鳴(NMR)システムの開発により、超伝導磁石の磁場を8月から徐々に上げ、10月1日、ついに1GHzを超えて1001MHz(23.5テスラ)の世界最高磁場を発生させることに成功した。研究チームが10月2日発表した。


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拡大するエボラ出血熱…スペイン、米国で看護師が感染!治療薬は?

 エボラ出血熱、米国内での感染を初確認

 ついに西アフリカ以外の国でエボラ出血熱が発生した。米疾病対策センター(CDC)は9月12日、米南部テキサス州ダラスの病院の女性看護師がエボラ出血熱に感染し、発症したことを正式に確認した。

 同州の暫定調査で9月11日に陽性反応が出たため、CDCが確認を急いでいた。

 米国内でのエボラ出血熱の感染は初めて。発症は2人目。女性は8日に同病院でエボラ出血熱で死亡したリベリアの男性患者の手当てを担当。病院内で男性から感染したとみられ、10日に微熱が出たため検査を受けた。

 同病院ではCDCが定めたガイドラインに従って、万全の感染防止対策を講じていたはずだったが、何らかの手違いがあり、患者から看護師に感染してしまったとみられる。


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台風18・19号列島縦断!予測精度向上、次世代気象衛星「ひまわり8号」

 台風18号・19号の進路

 週末台風18号、19号と、2週続けての大型台風に日本列島は見舞われている。JRは夕方から全面ストップするらしい。こんなことは前代未聞である。

 こうした台風は今、どこにあって、どこに進むのだろうか?たしかに昔に比べて予報精度は上がっている。台風の進路もほぼ予想通りだ。だが、まだ台風の予報位置が大きな円だったり、突発する集中豪雨の特定などには精度が足りない。

 こうした問題は、観測衛星ひまわりの精度が上がればある程度改善できる。実は気象庁のひまわり映像は、リアルタイムで撮影していない。われわれは30分前の画像を見ている。これでは、突然発生する竜巻などは対処できない。

 しかし、科学技術は日々進歩している。台風18号で荒れた後の7日、種子島宇宙センターから、静止気象衛星「ひまわり8号」が、H2Aロケットで打ち上げられた。台風の画像を撮影する頻度は、現在の「ひまわり7号」が30分に1回なのに対し、「ひまわり8号」は12倍の2分半に1回となるため、より詳しい観測が可能になる。


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週刊 サイエンスジャーナル 2014.10.26号 好評発売中!

週刊 サイエンスジャーナル 2014.10.26号

熱帯感染症を媒介する蚊を絶滅させよ!「遺伝子組み換え」「不妊虫放飼法」「天敵クモ」

 イギリスの企業が、抗生物質を与えないと死ぬように遺伝子組み換えした蚊を使って、デング熱などを媒介する蚊を駆除する研究を進めている。順調に行けば、3年後にマレーシアで遺伝子組み換え蚊を大規模に放つ計画だが、懸念する声もある。

 Oxitec社の技術は、ネッタイシマカの遺伝子を操作する。この蚊は主に熱帯地方に生息し、デング熱と黄熱を媒介する。

 イギリスのバイオテクノロジー企業、Oxitec社の研究者たちが、若いうちに死ぬようプログラムした遺伝子組み換え蚊によって、デング熱の蔓延を抑制できる確証を得たという。

 デング熱は、蚊が媒介する感染症だ。マラリアが農村部でよく発生するのに対し、デング熱は主に発展途上国の都市部を襲う。

 オスの遺伝子組み換え蚊を作って自然界に放ち、野生のメスと交配させることで、蚊の個体数を大幅に減少させることができるという。これらの蚊から生まれた子には、生殖機能が発達する前に死ぬ致死遺伝子が組み込まれているのだ。

 さらには、蚊の退治にクモを使う方法が考えられている。最新の研究で、マレーシアのパラキルバ・ワンレッシ(Paracyrba wanlessi)というクモは人間の敵として嫌悪されている蚊をほぼ専門的に餌としていることが、ニュージーランドのカンタベリー大学の研究で明らかになった…。
National Geographic news

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