サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

2015年11月

絶滅寸前!キタシロサイが残りあと3頭に…最後の望みは、体外受精のみ

 地球史上6回目、大量絶滅の時代

 多くの科学者が、今地球は、全生物種の4分の1が絶滅の淵にあり、地球史上6回目の大量絶滅が始まっていると確信しているという。

 揚子江カワイルカは中国では「水中パンダ」、「長江女神」とも言われている、約2000万年前に太平洋から揚子江へ移動してきたイルカだ。

 もともと揚子江のみの固有種で個体数が少なかったヨウスコウカワイルカは、近年の中国の経済発展で揚子江沿岸が開発されるに伴い、急速に数を減らし続け1986年には300頭、1997年には13頭、1998年には7頭になり、2006年には1頭も確認できず2007年には絶滅宣言されている。


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週刊 サイエンスジャーナル 2015.12.13号 地球とダークマター/系外惑星/H-IIAロケット/幸福と右脳/RSウイルスとは?/オゾーンホール

地球の周りには、フィラメント状にダークマターが存在する?シミュレーションで解明

 宇宙の大部分を構成するもの

 宇宙は何でできているかというと、そのほとんどはわかっていない…というのが実情だ。わかっているのは、我々が目視できる、わずか4.9%の物質だけである。

 宇宙は何でできているか、またその占める割合については、かつては光を含む電磁波による観測から求められていた。ところが、様々な研究を通じて必ずしも観測できるものだけが宇宙を構成しているとは考えられなくなった。

 やがて宇宙の成分は原子である物質ではなく、エネルギーの比で表されるようになり、むしろ未だ正体が判明しないダークマターとダークエネルギーとの割合が多数を占めるようになった。


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世界初!形成途中の惑星の直接撮影に成功!珍しい系外惑星の直接観測

 太陽系外惑星とは何か?

 太陽系外惑星というと、太陽系の外にある惑星のことである。系外惑星ともいう。夜空の恒星は無数にあるから、その周りを公転する惑星も無数に存在するはずである。

 2015年9月3日までに1235の星系(パルサー含む、内488星系に複数の惑星を含む)に1952の惑星が発見されている。そのほとんどはホット・ジュピターやエキセントリック・プラネットであり、太陽系のように木星や土星サイズで主星から離れた位置に真円に近い軌道の物の発見は現時点では少ない。

 最近では2009年3月に打ち上げられた、NASAの人口衛星であるケプラーによって、10万個の恒星を観測し、2013年に運用終了したが、現在も解析中である。


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H-IIAロケット29号 "高度化初号機"の打ち上げ成功!ロケットで経済に活力

 H-IIAロケット29号機打ち上げ成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月24日、15時50分に種子島宇宙センターより打ち上げたH-IIA29号機に搭載したカナダTelesatの通信放送衛星「Telstar 12 VANTAGE」の分離に成功したと発表した。

 今回の打ち上げは、H-IIAロケットとして初の商業打ち上げとして注目を集めていた。テレビドラマ「下町ロケット」は、池井戸潤の原作だが、小さな工場でロケットの部品をつくる物語だ。ロケットの部品は1万点にもおよぶという。商業目的のロケット生産は多くの仕事を生み出し、日本経済を潤す。

 H-IIAロケットはこれまで、静止軌道に投入する際の衛星側の負担が大きく、それが商業打ち上げの本格化向けて課題とされていた。対して、29号機は第2段の運用時間を延長した「高度化仕様」となっており、今回の打ち上げ・分離成功は今後の商業化に向けて弾みをつけるものとなる。


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幸福感の強い人弱い人の違いが、右脳の構造にあった!セロトニンとの関係は?

 脳の構造と働き

 脳の構造はどうなっているだろう? もちろん脳は大脳・間脳・中脳・延髄などの部分にわかれるが、それぞれの部分には様々なしくみがある。

 例えば大脳は、脳のなかで最も主要な部分で、主な溝によって前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分けられている。また、大脳皮質には運動野、体性感覚野、視覚野、聴覚野、嗅覚野、味覚野、言語野など、機能の諸中枢が特定の部分に分布している。

 また、人間の脳は、右と左の2つに分かれていて、その右側を右脳、左側を左脳といい、その間は脳梁と呼ばれる神経線維でつながれている。


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「RSウイルス」最高人数を更新中!長引く風邪の症状、ワクチンなし何度も感染

 寒くなるといよいよ風邪の季節

 箱根の噴火警戒レベルが1になり、連休中は、久しぶりに観光地に活気が戻った。現在、紅葉が見ごろを迎えている。紅葉が美しくなると、ここ湘南にもいよいよ冬がやってくる。

 そして寒くなると風邪のシーズンだ。さっそくこの連休中は風邪気味で体が重かった。最近は風邪をひくと、すぐに治ることがない。いつも、風邪をひいている感じだ。ひょっとしたら普通の風邪と違うのかもしれない。

 最近新型のウイルスが流行している。RSウイルスというらしい。このウイルス、風邪と同じ症状だが、普通の風邪ウイルスと違ってなかなか治らないらしい。有効なワクチンもなく、免疫も獲得できず何度でも感染するという。対策としては免疫力を高めるしかなく、テレビでは数種類のヨーグルトを交互に食べることを勧めていた。


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「オゾンホール」復活か? 過去4番目の大きさに!原因は南極の低温化

 「オゾンホール」は健在

 気象庁が米国航空宇宙局(NASA)の衛星観測データを基に解析した結果、南極上 空のオゾンホールは、例年と同様に8月に現れたのち拡大し、9月16日に今年の最大面 積である2,340万km2(南極大陸の約1.7倍)まで広がった。

 この値は、 最近10年間の平均と同程度で、長期的にみるとオゾンホールは依然として規模の大き い状態が継続している。これは、南極上空のオゾン層破壊物質の濃度は緩やかに減 少しているものの、依然として高い状態にあるためである。

 オゾン層破壊物質の減少がこのまま続けば、南極のオゾンホールは徐々に縮小して ゆくとみられているが、オゾンホールの形成・発達は下部成層圏(南極上空約20km) の気温にも大きく依存するため、気象条件の変動により、年によっては今年より規模 の大きいオゾンホールが発生することも考えらる。


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週刊 サイエンスジャーナル 2015.12.6号 冥王星の謎/蛍光ウナギ/古生代ペルム紀/UFO雲/高温超伝導物質/エルニーニョの影響

「冥王星」の謎を解け!内部に熱源、氷に浮かぶ山、破れた外殻、予測不能な衛星

 熱で溶けて広がった、氷のスプートニク平原

 7月14日に冥王星に最接近した探査機「ニューホライズンズ」は膨大な撮影データを少しずつ地球に送信中であるが、観測データから、驚くべきことが続々発見されている。

 NASAが9月15日に発表したこの分析結果、準惑星の冥王星の表面は豊かな色彩にあふれていることが分かった。冥王星には大気があり、窒素が循環していることが発見された。また、地殻に水の氷が豊富にあること、冥王星の大気圏に地表面上方の多層大気が存在することが、研究チームによって発見された。

 11月になると、巨大な氷火山と思われる地形が見つかったり、小さい衛星の奇妙な振る舞いが明らかにされている。そして、非公式に「トンボー領域」と呼ばれている明るいハート形の平坦な領域は、日本の2倍近くある面積のほぼ全域が厚い氷の層に覆われていることがわかった。


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世界初!蛍光に光るウミガメに続き、ウナギの仲間発見!蛍光・ルミネセンスとは何か?

 発光する生物たち

 生物発光とは、生物が光を生成し放射する現象である。化学的エネルギーを光エネルギーに変換する化学反応の結果として発生する。

 生物発光の能力をもつのは、海棲生物が中心である。特に深海生物の大多数は何らかの方法で発光し、その目的も多岐にわたることが知られている。調査に基づく概算では、500m以深に住む魚類の90%、十脚類(エビ・カニ類)の40-80%(水深500-1,000m)、オキアミ類の99%(表層-1,000m)、カイアシ類の20-30%(表層-1,000m)が生物発光すると見積もられている(すべて種数ではなく個体数での割合)。

 先月、蛍光を発するウミガメが発見されたのは、驚きだった。そして今回、世界で初めて、蛍光を発するウナギが発見された。これらの動物が発光する理由は何だろう?


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恐竜誕生前(2.8億年前)のヘンな両生類化石が続々発見!古生代ペルム紀は両生類の時代

 中生代三畳紀 恐竜誕生

 恐竜が地球上に現れたのはいつ頃だろうか?恐竜が現れたのは中生代の3つの紀のうち、最初の三畳紀。今から約2億5100万年前~2億年前が三畳紀である。

 三畳紀の初期、今の地球上の大陸は陸続きでくっついており、「超大陸パンゲア」と呼ばれる大きな1つの大陸となっていた。気候は湿潤で、巨大な両生類や水辺で暮らす爬虫類が大繁栄していた。

 三畳紀の後期、超大陸パンゲアが分裂を始める。湿潤だった気候から乾燥化した気候に変わり、水辺で暮らす両生類や爬虫類などが、衰退し絶滅していった。


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「UFO雲」が出現、その正体は?レンズ雲に偽装した本物のUFOの可能性がある!

 「UFO雲」が出現、その正体は?

 先週末、写真共有サービス「インスタグラム」に、昔の映画のエイリアン襲来を思わせるような写真が何枚も投稿された。南アフリカのケープタウンで撮影されたそれらの写真には、UFOに似た円盤形の不気味な雲が写っている。

 気象学者が「レンズ雲」と呼ぶこれらの雲は、山や谷といった起伏の多い土地の上空で強く湿った風が吹いたときに形成される。風光明媚なケープタウンの街の周辺には、標高1066メートルのテーブルマウンテンをはじめ、まさにそうした条件にぴったりの地形が揃っている。


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これは驚いた!猛毒硫化水素が、-70℃で超伝導に!高温超電導物質の最高記録を更新

 硫化水素の不思議

 硫化水素(hydrogen sulfide)というと化学式 H2S をもつ硫黄と水素の無機化合物。無色の気体で、腐卵臭を持つ。目、皮膚、粘膜を刺激し、空気中にわずか 0.1~0.2 %存在するだけで、ヒトは即死する有毒な気体である。

 悪臭防止法に基づく特定悪臭物質のひとつになっている。噴火口や硫黄泉などの臭いが「硫黄の臭い」と形容される場合があるが、硫黄は無臭であり、これは硫化水素の臭いをさしている。また硫化水素は独特の臭気があるが嗅覚を麻痺させる作用もあり、高濃度で匂いを感じなくなる。従って濃度が致死量を超えていても嗅覚で知覚できないケースもある。知らずに近づいた登山者やスキー客・温泉客が死亡する例も見受けられる。

 しかし、意外なことに最近は硫化水素の健康作用が報告されている。硫化水素は腎臓で作られ、血管の掃除、炎症の軽減、高血圧の緩和など体内のいろんな部分で様々な重要な役割を果たす。硫化水素には、抗酸化作用もあり、老化や加齢疾患に対抗するための非常に有効な武器となるという。


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今年はエルニーニョで暖冬傾向?世界ではアフリカで干ばつ、チリで砂漠が花畑!

 今年はエルニーニョで暖冬傾向

 11月だというのに暖かい日が続いている。この時期に20度を超えるのは珍しい。この暖かさの原因として、エルニーニョ現象が話題になっている。

 気象庁は南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が続いていて、先月は海面水温の平年との差が過去3番目まで拡大したと発表した。来年の春にかけて続く可能性が高く、日本ではこの冬、広い範囲で暖冬傾向が予想されるとしている。

 一方、地球全体に異常気象をもたらすエルニーニョ現象の影響で、アフリカや中米など世界各地が深刻な干ばつに見舞われている。途上国の貧困問題に取り組む国際非政府組織(NGO)オックスファムは、今年から来年にかけ世界で数百万人の貧困層が飢餓に陥る恐れがあると警告、対策を急ぐよう国際社会に促した。


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週刊 サイエンスジャーナル 2015.11.29号 準惑星ケレス/マンモグラフィー/シバガス/MRJ初飛行/火星大気/南極大陸の氷

準惑星ケレスで「ありえない」アンモニアを発見!表面に存在する光る点の正体は?

 アンモニアの大気を持つ惑星が存在する

 アンモニアというと地球では刺激臭のある気体として、嫌われるが、硝酸などの基礎化学品、硫安などチッソ肥料の原料となるため、工業的にきわめて重要な物質である。

 現在ではアンモニアの工業生産はハーバー・ボッシュ法によるものが一般的である。水素と窒素を鉄触媒存在下 20 MPa、500℃ で反応させることによってアンモニアが生成する。

 太陽系にはアンモニアを大気に含む惑星が存在する。海王星には0.01%、天王星に0.01%、木星に0.02%、土星には0.01%存在する。これらのアンモニアはどうやってできたのだろうか?


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女性に多い乳がん罹患率、マンモ+超音波で発見率1.5倍に!2年に1度は検診を!

 女性に多い乳がん発生率

 タレントの北斗晶さん(48)が9月下旬に、乳がんのため右乳房全摘手術を受けた。今後、抗がん剤治療での脱毛に備えた「カツラ」をつくったことを、オフィシャルブログ「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」で公表した。

 日本人女性の乳がん罹患率は 今や18人に1人と年々増加傾向にある。アメリカでは8人に1人だ。国際的にも乳がんは増加傾向にある。

 日本人で1年間に新たに乳がんと診断された人の数は、2004年から5万人を超えている。その数はこの10年の間に、1995年で31,174人が2005年には50,695人と、およそ2万人も増加している。これは大変な問題だ。男性も乳がんになるが、まれで全体の0.4%に過ぎない。

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終わらない危険ドラッグ!新たなドラッグは「自転車タイヤの補充用」という嘘

 小6男児宅から大麻、芸能界ではコカイン

 最近、薬物問題の低年齢化が目立つ。京都市内の公立小学校に通う6年生の男子児童が教師に「大麻を吸った」と話した問題で、警察は高校生の兄の部屋から大麻草が見つかったとして、兄を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。

 大麻取締法違反の疑いで摘発された少年や少女は去年1年間に全国で80人に上っているが、小学生が補導されたケースはこの10年間で1度もなかった。 警察庁によると、去年1年間に大麻草を所持していたり譲り渡したりしたなどとして大麻取締法違反の疑いで送検された少年や少女は、全国で80人に上っている。

 一方、芸能人の薬物問題も後を絶たない。アイドルで女優の高部あい容疑者(27)が都内の自宅マンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕。その後、同法違反(使用)容疑で再逮捕された。


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半世紀ぶり、国産飛行機MRJ初飛行!あの零戦から75年ようやく日本の時代が来た!

 MRJ初飛行

 国産初のジェット旅客機MRJが11月11日、初めて飛んだ。国産旅客機の開発は、プロペラ機のYS11以来、半世紀ぶり。欧米の下請けに甘んじてきた日本の航空産業が、世界市場に再び挑む。

 9時35分、流線形のMRJが愛知県営名古屋空港を飛び立った。秋空に吸い込まれていくと、一帯は大歓声。近くの公園はカメラを向ける人らで混雑し、周辺の路上は車であふれた。東京都大田区から訪れた会社員の男性(30)は「スマートで美しい。世界の航空機産業界に割って入って欲しい」。

 午前11時すぎの着陸も滑らか。操縦した安村佳之機長は「これまで経験した中でもトップクラスの操縦性と安定性だった」と振り返る。


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