サイエンスジャーナル

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2016年01月

週刊 サイエンスジャーナル 2016.2.14号 日本版ステルス機公開/さい帯血バンク/史上最大の海生ワニ/最高齢の動物/削らずに虫歯を治す/常夏の沖縄に雪

日本航空機産業の復活!日本版ステルス機「心神」公開!ステルスの原理と歴史

 「日本版ステルス機」お披露目

 日本版ステルス機が公開された。名前は「心神(しんしん)」、現段階は先進技術実証機の位置づけである。

 愛知県内にある三菱重工の工場で1月28日、米軍のF-35といった「第5世代」戦闘機の上をうかがう、将来の「第6世代」戦闘機開発に備えた研究実験機「先進技術実証機」が公開された。

 赤と白に彩られた機体はライトアップされ輝いていた。操縦席直下の日の丸の赤もデザインの一部に溶け込み、わが国戦闘機開発の再生に向かう決意を示しているかのよう。反面、本当に高性能戦闘機開発に向けた研究実験機なのかと驚くほど機体は細身で、しなやかささえ漂っていた。


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へその緒で白血病の治療薬ができる?幹細胞をたっぷり含む「さい帯血」とは何か?

  さい帯血には幹細胞が豊富に存在

  「さい帯血」はお母さんと赤ちゃんをつないでいる、へその緒の中に含まれている血液。 さい帯血には「幹細胞」という、体のさまざまな種類の細胞のもとになる幹細胞が豊富に含まれている。
 
 そのため、分娩時に採取される赤ちゃんのへその緒や胎盤に残ったさい帯血をとっておき冷凍保存し、白血病などの血液疾患の治療として、造血幹細胞移植(特に「臍帯血移植」)ができる仕組みがある。これを「さい帯血バンク」という。

 白血病などの血液の病気を治療するためには、造血幹細胞の移植が有効である。造血幹細胞は、あらゆる血球系細胞(赤血球、白血球、リンパ球、血小板のもとになる巨核球など)に分化できる幹細胞であり、骨髄に多く見られるのがわかっている。


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体長およそ10m、体重3トン!史上最大の「海生ワニ」の化石を発見!チュニジア

 世界最大のワニ、ギネス認定

 世界最大のワニはどのくらいの大きさだろうか? 2011年9月、フィリピンのブナワン地区で捕獲されたイリエワニが、体長6メートル17センチでワニとしては世界最大であるとギネス世界記録に認定されている。

 この巨大なワニは人間を襲い、2人の命を奪ったのではないかと疑われている。このワニはロロンと呼ばれ、新しく作られたブナワン・エコパーク研究センター(Bunawan Eco-Park and Research Centre)で保護された。ワニ学者のアダム・ブリトン(Adam Britton)氏がここで計測を行った。

 ブリトン氏は当初、大きさの記録更新に慎重な姿勢だったが、ギネスの発表を受け、自身のブログの中で「私の中の懐疑心をも驚かせた」ロロンにお祝いを言いたいと書いている。


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世界一長寿の動物は?183歳のカメ、200歳のザリガニ、507歳のカイ...最高齢の動物たち

 世界でもっとも長寿の動物は?

 世界でもっとも長寿な動物は何だろう?よく「ツルは千年、亀は万年」というがこれまでのところ、それほど長生きした鶴や亀はいない。

 ツルは種類によっても異なるが、概ね動物園で50年から80年が限度で、野生では30年生きるといわれる。カメは種類によって大きく寿命が違い、多くの種類は30年から50年程度の寿命とされるが、ゾウガメの仲間は寿命100年以上、180年生きたとされる個体も存在する。

 では、どの動物が一番長生きなのだろうか?正解は、10cm以上にも成長する大型の貝(shellfish)だ。 英国の『The Telegraph』が伝えるところによると、この長寿の貝は2006年にアイスランド沖で発見されたアイスランドガイである。これまで記録された動物個体の中では世界最高齢、507歳であることがわかった。


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削らずに虫歯を治す方法を教えます!虫歯治療の根本概念が変わる可能性

 虫歯はといえば削られる?

 いくつになっても歯は大切にしたいもの。しかし、虫歯になると歯医者に行かねばならない。歯医者ではあの歯を削るキーンという音が嫌な人も多いだろう。

 一般的な虫歯の治療法と言えば、「虫歯を削って詰め物をする」というものだが、最新の研究で「虫歯を削る必要なし」「詰め物も不要」という実験結果が現れて、虫歯治療が根本的に変わる可能性が指摘されている。

 歯医者で歯を多く削られた、いつまでも治療が終わらないなど虫歯治療で悩んでいる方も多いのではないだろうか。虫歯治療はとても細かく精密な治療だ。しかし、実は虫歯治療は以前より高精度の治療ができるようになっている。


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観測史上初!常夏の島「沖縄」に雪、「奄美」では115年ぶり!原因は「極渦」と「北極振動」

 沖縄で初めて降雪を観測

 考えられない現象が起きている。九州で大雪、沖縄本島でも観測史上初の雪が降った。

 数十年に一度クラスの非常に強い寒気の影響で、九州では平野部で記録的な大雪となった。奄美市では1901年2月以来、115年ぶりの雪を観測した。

 沖縄県北部、本部町では1月24日午後9時過ぎには雪が降り、強い風でふぶいている。沖縄では本部町の隣の名護市では24日午後10時半頃から15分間、「みぞれ」が観測された。「みぞれ」は「雪」として扱われるため、沖縄本島で雪が観測されるのは観測史上初めてになる。


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週刊 サイエンスジャーナル 2016.2.7号 キメラ技術で臓器移植/太陽系9番目の惑星/糞便移植/マイクロプラスチックの脅威/「重力波」発見か?/量子コンピュータを開発!

グーグルとNASAが「量子コンピュータ」をすでに開発していた!想定外のシステム「量子アニーリング」

 量子コンピュータがすでに完成?

 今年の初め、ネットに驚くべきニュースが流れた。その一つが「重力波が発見されたかもしれない」というものだった。もう一つは「グーグルとNASAが量子人工知能を開発」したというものである。

 カナダのD-Waveという会社がつくった量子コンピュータで、その速さは、既存のパソコンの1億倍の速度があるという。D-Waveは、グーグルとNASA、ロッキード・マーティン社などが共同して設立した会社である。

 量子コンピューターといえば、既存のパソコンと違う計算方法を使って計算速度を速めるため、「未来のコンピューター」として期待されてきた。


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「重力波」発見か?LIGOの公式発表に期待「予言」から100年、直接観測へ

 「重力波検出」のうわさ、科学界に波紋広がる

 今年の初め、ネットに驚くべきニュースが流れた。その一つが「重力波が発見されたかもしれない」というものだ。

 重力波は重力を持つものが移動するときに生じる波、通常は重力が小さいのでその波も観測されない。しかし、ブラックホールなどの巨大な重力をもつ天体が移動するときには大きな波が発生し、時空のゆがみとして伝わってゆくはずである。

 今回、観測されたのはアメリカの重力波研究施設のLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory/レーザー干渉計重力波観測所)。現段階では、LIGOの公式発表はまだだが、内部から噂が出て、ツイッターなどをにぎわせている。正式には論文の発表を待たねばならない。


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海に漂う“見えないゴミ” 「マイクロプラスチック」の脅威!東京湾は世界平均の60倍?

 プラスチックゴミによる海洋汚染

 2015年2月の調査によると、海に流出するプラスチックごみは、年間800万トンあり、中国が最多排出国だという。不適切な廃棄物処理や不法投棄によって世界各地から海洋に流出したプラスチックごみの量は、2010年の1年間だけで800万トンに上ったとする米大学チームの研究論文が、科学誌サイエンス(Science)に掲載された。

 こうしたプラスチックごみが海洋生物に深刻な危機をもたらしていると警告している。論文によれば、プラスチックごみの海洋流出が最も多かった国は中国で、インドネシア、フィリピン、ベトナム、スリランカが続いている。

 研究では、海に面した192か国・地域における2010年の1人当たりごみ排出量を基にした数理モデルを用い、1年間に海洋に流出したプラスチックごみの量を試算した。排出されるごみに含まれるプラスチックの量や、不適切に処理されたごみの量は、それぞれ1%と仮定した。


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にわかに信じ難いことだが、糞便からつくる薬が存在する?ダイエットや腸炎治療に効果絶大!

 腸内環境は自律神経にも関係

 最近では、腸内環境が健康を左右する―ということが、常識といっていいのかもしれない。「腸内環境」や「腸内フローラ」の文字もよく見る。腸内環境が日々の体調だけでなく、受験や恋愛、就職など、人生の様々な重要局面に影響を与えている。私も毎日、ヨーグルトの種類を変えて欠かさずに食べている。

 一方、腸には約1億個もの神経細胞が集まっていて、もともと第二の脳とも言われている。更に「リラックスホルモン」とも呼ばれるセロトニンは9割以上が腸管で作られている。

 セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンと共に「三大神経物質」とされ、不安やイライラを抑える働きがある。不足するとうつ病や不眠症を引き起こすとも言われ、腸内環境は善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%という割合が良好だが、この基準値より悪玉菌が増えたりすると、セロトニンの不足を引き起こしてしまうという。


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およそ34年ぶりに惑星直列!太陽系に9番目の惑星の証拠を発見!

 珍しい惑星直列

 今夜明け前の空が賑やかだ。1月20日から、水星・金星・火星・木星・土星が太陽に向かってほぼ一直線に並ぶ。これを「惑星直列」などとよび、「地球と人類を何らかの凶事が襲うのではないか」と話題になっている。

 注意すべきは1月20日から1カ月間。今回の「惑星直列」では、地球はその中に含まれないため、夜空を見上げれば、これら5つの惑星がほぼ直線上にある様子を確認することもできるという。

 2~4つの惑星が並ぶ現象は比較的頻繁に起きるが、それが5つとなると話は別で、非常に稀なこと。これだけの惑星が並ぶと、やはり各惑星の重力が統合され、地球環境や人体に影響を与える可能性を否定できないのではないか?


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豚や羊の中で人間の臓器を作る「キメラ技術」が人類を救う!

 絶対数が足りない!臓器移植の問題

 臓器移植を希望したら待ち時間はどのくらいだろうか?

 次の数字は、平成28年1月4日現在の各臓器移植の希望者の数である。心臓451・肺283・肝臓379・膵臓201・腎臓12,825・小腸4 以上が日本臓器移植ネットワークに登録されている方の状況である。

 ある心臓病の方の5年生存率は20%程度。2004年1月、日本臓器移植ネットワークの待機リストに登録された。日本での心臓移植は年間10例程度と極めて少ない。これまで、同ネットワークに登録したのは累計で413人で、うち129人が移植を果たせずに亡くなっている状況だった。


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サイエンスジャーナル 2016.1.31号 セルロースナノファイバー/ヒドラの謎/ブラックホールを可視光で/アイスマンがピロリ菌感染/ポールシフトが発生?/グルーオンを精密測定

“未来の紙”セルロースナノファイバー(CNF)が世界を変える!強度鉄の5倍、重量5分の1、透明素材も

 夢の新素材「セルロースナノファイバー」実用化

 夢の素材といわれるセルロースナノファイバー(CNF)の実用化が進んでいる。植物から作られるCNFは、環境負荷が少ないうえ、鉄よりも軽くて強いといった、さまざまな特長を備え、幅広い分野で利用が見込まれている。森林資源の豊富な日本の企業にとって、原料調達が容易というメリットもある。2030年には関連市場が1兆円に達するとの予測もある中、製紙会社などが研究開発や用途開拓を加速している。

 CNFは植物繊維を化学的、機械的に解きほぐしたものだ。繊維1本の直径は数ナノ~数十ナノ(1ナノは10億分の1)メートルしかないが、鉄の5分の1の軽さで強度が5倍と、炭素繊維に迫る性能を備える。しかも透明で、熱を加えても膨張しにくいほか、化粧品などに加えると粘りを出すこともできる。

 このため化粧品以外にも、ソフトクリームの形を保ったり、ガラスの代わりに利用するといった、さまざまな利用法が考えられている。中でも樹脂と混ぜて自動車部品に使えば、1台あたり20キロの軽量化につながるといわれる。


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人は不老不死を手に入れられるのか?永遠の命をもつ驚異の生命体「ヒドラ」の謎

 不老不死は永遠のあこがれ

 不老不死とは、永久に若く死なないこと。

 中国人の伝統的な生命観の一つとされており、始皇帝は実際に不老不死の薬を求め、かえって死期を早めた。その他にも不老不死を求める話は後述の通り世界各地にある。

 古今東西の賢人は、後述の通り不老不死を求める行為の愚かさについて指摘している。中国では古くは始皇帝(紀元前3世紀ころの人物)が不老不死を求め、実際に徐福に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるようにと)命じたことが『史記』に記録されている。無論それらを探し出せなかった徐福は始皇帝の怒りを恐れて、そのまま日本に「亡命」したと伝説は語っている。


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ブラックホールを可視光で初観測?宇宙の謎を解明するX線天文衛星「ASTORO-H」公開

 ブラックホールの放射エネルギーを可視光で観測

 JAXAや京都大学の研究者で構成される国際研究チームは、ブラックホール近傍から出現する放射エネルギーの振動現象を可視光で捉えたことを、英国科学誌「Nature」の電子版で発表した。従来、こうした振動現象はX線でしか観測できないとされており、今回の発見は、ブラックホールの瞬きを目で見られる可能性を示している。

 振動現象が観測されたのは、地球に最も近いブラックホールをもつ「はくちょう座V404星」。2015年6月中旬から7月初旬にかけて、26年ぶりのアウトバースト(急激な増光現象)を起こしていた。

 このアウトバーストを対象に、京都大学を中心に活動する国際変光星観測ネットワーク「VSNET team」、台湾の観測チーム「TAOS team」、ロシア宇宙科学研究所「IKI」による大規模な可視測光観測を実施。観測データを解析することで、5分~2.5時間程度の周期で明滅する光の変動を可視光で見えているとわかった。


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新石器時代の凍結ミイラ「アイスマン」が、現代人を悩ますピロリ菌に感染していた!

 凍結ミイラ「アイスマン」にピロリ菌

 イタリア北部の氷河で1991年に発見された約5300年前の凍結ミイラ「アイスマン」が、胃潰瘍(かいよう)や胃がんを引き起こす細菌「ヘリコバクター・ピロリ」(ピロリ菌)に感染していたことが、ボルツァーノ欧州アカデミー(イタリア)などの研究で分かった。米科学誌サイエンスで発表された。

 ピロリ菌というと私も、先日除菌薬を使ってようやく長年の胃の不調から解放された。もっと早く除菌してれいれば…と思った。あの不快なピロリ菌を持っていたとは…そう思うとアイスマンに親近感がわいてきた。

 研究チームは病変の標本をアイスマンからとって細菌をさがしだし、ピロリ菌の全遺伝情報(ゲノム)を解析した。アイスマンは、新石器時代の約5300年前の成人男性。これまでも体のゲノム解析などの研究が行われてきた。


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2016年6月~8月の間に急激なポールシフト(地磁気逆転)が発生する?

 ポールシフトは過去に起きている

 ポールシフト (pole shift) とは、惑星など天体の自転に伴う極(自転軸や磁極など)が、何らかの要因で現在の位置から移動すること。

 軸を固定したまま南北の磁性のみが反転する現象については「地磁気逆転」とも呼ぶ。現在では極端な移動こそはないものの、中心核の磁性変動で磁北が1年に約64キロというスピードで東へ向かって移動しているとする研究結果が発表されている。

 信じられないことだが、これまでの研究により、360万年に11回もN極とS極が反転する「ポールシフト(地磁気反転)」が起こっていたことが判明している。


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