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 鎧竜(よろい竜)小3男児が発見
 
 兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)は1月7日、同県丹波市の白亜紀前期の地層「篠山層群下部層」(約1億1000万年前)から、草食恐竜のよろい竜(アンキロサウルス類)の歯の化石が見つかったと発表した。よろい竜の体の化石としては国内最古。同館の三枝春生主任研究員は「同地での草食恐竜発見は4グループ目で多様性が際立っており、今後、別のグループの化石発見にも期待がかかる」としている。8~10日に同館で公開する。

Ankylosaurus_dinosaur
 歯は、長さ5.7ミリ、幅3.7ミリ、厚さ2ミリ。縁の部分はギザギザで、先がすり減っていることから、抜け落ちた歯とみられる。昨年10月、同県篠山市主催の発掘体験会に参加した同市立古市小3年、田中翔己(しょうき)君(9)が見つけた。

 よろい竜は体長は約3~6メートルで、中国やモンゴル、北米などで見つかっている。1995年に北海道夕張市で白亜紀後期の地層から頭骨や歯が見つかり、富山市でも白亜紀前期の足跡化石が見つかるなどしている。

 篠山層群からは2006年8月、国内最大級とみられる草食恐竜「丹波竜」が見つかり、その後も肉食恐竜のティラノサウルス類のほか、角竜や鳥脚類などの草食恐竜、カエル、国内最古級の哺乳類の化石なども見つかっている。(毎日新聞 2011年1月7日)

 鎧竜(曲竜)とは何か?
 鎧竜(よろいりゅう)は、文字どおり鎧を身につけたような姿をした恐竜である。正式には曲竜(きょくりゅう)と呼ぶ。曲竜類もしくは曲竜下目は鳥盤目に属する草食恐竜の分類群で、下目の階級である。アンキロサウルス (Ankylosaurus) に代表されるように全身が装甲に覆われ、捕食者からの保護に役立ったと考えられている。中生代ジュラ紀後期から白亜紀後期。インドを除く北半球全域などに生育していた。

 主ななかま(属)
アンキロサウルス:Ankylosaurus Brown, 1908。体長10m、白亜紀後期(マストリヒシアン7200-6500万年前)、北アメリカ。分類名の由来となった最も有名な曲竜。
エウオプロケファルス:Euoplocephalus Lambe, 1902。体長7m、白亜紀後期(マストリヒシアン)、北アメリカ。最も良くわかっている曲竜、尾のハンマーで有名。
ノドサウルス:Nodosaurus Marsh, 1889。体長6m、白亜紀後期、北アメリカ。頭骨は比較的長細い、腹側まで装甲を持つ。
ポラカントゥス:Polacanthus Hulke, 1881。体長5m、白亜紀前期(バランギニアンからバレミアン、1億3200万年前-1億1200万年前)、イギリス。全身にとげのある装甲を持つ。
ヒラエオサウルス:Hylaeosaurus Mantell, 1833。体長7.5m、白亜紀前期(ベリアシアンからバランギニアン 1億3500万年前-1億2500万年前)、イギリス。イグアノドン、メガロサウルスと共にリチャード・オーウェンが恐竜を定義した時のメンバー。頭や尾は未発見、その他はポラカントゥスに似る。

 アンキロサウルス
 アンキロサウルス (Ankylosaurus) は中生代白亜紀後期(約7,400万 - 6,700万年前)の現北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の属の一つ。鳥盤目 - 曲竜下目 -アンキロサウルス科に属する。属名は「連結したトカゲ」の意。

 体長約5.5 - 10.7m、体重4.5 -7t。戦車のように体を覆う装甲と、先端に大きな骨塊のついた尾をもつ。装甲は楕円形の骨板と骨質のスパイクで構成されていた。その装甲化は徹底しており、まぶたにさえも及ぶ。最大の武器である尾は、その基部が水平方向への柔軟性を持ち、先端付近は骨質の腱で補強され、そのまま先端の骨塊へと繋がっている。これを左右にハンマーのように振り回すことによって、同時代の肉食恐竜類から身を守っていたと推定される。なお、装甲は皮膚(鱗)から発達したものであるが、骨質化しているため全体が化石となって残る。

 同様に体を装甲化しているものにノドサウルスがいる。しかしノドサウルス類の装甲が中まで密な重装甲となっているのに対し、アンキロサウルス類のそれは内部が空洞でより軽く、運動性に優れている。防御を最小限とし、むしろ尾の先のハンマーを使うことで能動的に身を守っていたと考えられている。同じアンキロサウルス科で研究が進んでいるのはエウオプロケファルスである。このようにまだ全身骨格の少ないアンキロサウルスの推測の大部分は別の種で行われる場合もある。

 頭骨は幅広く、後頭部及び頬に二対のスパイクを具えていた。その代わりに双弓類の特徴である眼窩後部の側頭窓は二つとも失われている。また前眼窩孔も無い。吻は大きく丸みを帯びているが、これは鼻道はS字型に湾曲しているためである。この大きな鼻腔の使途としては、吸い込んだ空気の加湿や濾過を行っていたとの説もある。

 吻端は歯が無く、角質の嘴に置き換わっていた。残った歯列もきわめて貧弱であった。この歯では咬む管器や咀嚼は出来ないため、嘴で千切りとった植物を丸呑みし、体内で発酵、吸収していたと推定される。胴体は幅が広く樽状。四肢は短いが頑丈で、前肢よりも後肢の方が長かった。(Wikipedia)


参考HP Wikipedia「アンキロサウルス」「鎧竜」「曲竜」 ・兵庫県立 人と自然の博物館

よみがえる恐竜・古生物 超ビジュアルCG版 (BBC BOOKS)
Tim Haines & Paul Chambers,群馬県立自然史博物館
ソフトバンククリエイティブ
恐竜・古生物ILLUSTRATED―よみがえる陸・海・空の覇者たち (ニュートンムック Newton別冊)
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