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 「大絶滅」生き延びた恐竜発見
 白亜紀末の恐竜大絶滅が起きてから70万年ほど生き延びた恐竜がいたことが、カナダ・アルバータ大などの研究でわかった。論文が米地質学会の専門誌に掲載され、同大が1月28日、発表した。

 恐竜の大部分は、巨大な隕石(いんせき)が地球に衝突して起きた気候変動が原因で絶滅したと考えられている。地層年代を決める国際委員会は2008年、その時期を約6550万年前としている。

Nessie

 研究チームが、米西部ニューメキシコ州で見つかったアラモサウルスと呼ばれる草食恐竜の大腿(だいたい)骨を使って、生きていた時代を「ウラン・鉛法」と呼ばれる方法で精密測定したところ、大絶滅の時期より70万年新しい6480万年前だった。

 研究チームは「気候変動が起きても一部の草地は残り、草食恐竜が生き延びることができた可能性がある」と指摘している。(asahi.com 2011年1月30日) 

 未確認生物ネッシーも実在?
 このニュースを聞き、気の早い人はネス湖のネッシーも実在し、現代まで生きのびた恐竜の子孫かもしれないと考えた。実際に、恐竜の生き残りとされる未確認生物の話は、世界各地に存在する。

 ネッシー以外には、コンゴのテレ湖に棲むモケーレ・ムベンベ。アイルランドコーク州リーン湖のリーン・モンスター。トルコ東部ヴァン湖のジャノ。鹿児島県池田湖のイッシィー。世界の各地で報告されるシーサーペントなど、多種多様である。

 一番有名な、ネッシーについて、ホームページ「未確認生物大陸」のネッシーでは次のように述べている。

 「イギリス、スコットランドのネス湖に棲息するという、未確認生物の頂点に君臨するネッシー。ネス湖における怪生物の最古の目撃は紀元565年に記された「聖コロンバ伝」に見られる、水棲獣が人間を襲撃する絵とされる。同様の記録は1500年から1700年にかけて長期的に目撃されている。」

 「しかし、目撃者が激増したのは、1933年以降でこの怪物に「ネッシー」という愛称が付いたのもこの年なのである。ネス湖は、スコットランドを西の大西洋側から北の北海側まで、深い割れ目のように貫く淡水湖だ。長さは36.8キロ、幅1.6キロ、深さは平均200メートルで、最深点は230メートルにも達する。湖岸には岸辺らしきものはなく、湖面上も湖面下もそそり立つ岸壁から成り立っている。」

 「さらにネス湖の水は、河川から流入する泥炭の粉塵が混じっているため、墨を流したようにドス黒い。水中ではほとんど何も見えず、深度3メートルのところで、かなり大きな物体がかろうじて見える程度なのだ。深度10メートルまで潜れば、一寸先は闇。これが潜水や水中カメラでの調査を難しくしている。このためか、水面下に大きな洞窟があり、底に怪物が潜んでいるとの言い伝えがある。」

 「事実、1970年にアメリカ、ボストン応用科学アカデミーの調査隊による断面操作ソナーの実験で、岸壁に大きな動物が隠れるのに十分な広さの洞窟、もしくは窪みとおぼしきものが発見されている。なお、ネス湖に棲息する魚類は、種、量ともきわめて豊富である。
海から上がってくるサケをはじめ、マスも多く、9~14キロという大きさに生育する。20キロを超えるようなカマスもいるし、イワナの群れも泳ぎ回っている。さらに膨大な数のウナギが棲息し、体長2.5~3メートルのオオウナギも潜んでいる。」

 「人間に発見されにくく、食料も豊富・・・。ネス湖はまさに巨大生物が生存していくための条件が揃っているのだ。」

 年代測定法に疑問あり
 一方、今回の「生き延びた恐竜」がいたという説に対して、懐疑的な学者さんもいる。ブログ「若手研究者の海外生活」では次のように述べている。

 「センセーショナルな記事ですが、この論文のキモは、"laser ablation-muiticollector-inductively coupled plasma-mass spectrometer technique"を使った。つまり、恐竜の骨を使ってダイレクトに年代測定した所。」

 「論点は幾つかあるかと思いますが、僕が思う重要な点は、年代測定精度は置いておくにしても、化石のU-Pb(ウラン−鉛法)年代値をAr-Ar法で求めたK/T境界年代と単純に比較できる?という所です。」

 「かれらは、K/T境界の年代値(6550 ± 30万年)に対して、今回のU-Pb年代(6480 ± 90万年)が有意に若いことから、この恐竜は隕石衝突後に生きていた(死んだ)としました。」
 「しかし、このK/T境界年代値の信頼性については僕は個人的に疑問を持ってます。実は、この年代値は最近修正されて(Kuiper et al., 2008 Science),6596 ± 40万年とされていますが,この年代の違いはAr-Ar法における標準年代値の違いに起因するものです。」

 「最近、僕はこのAr-Ar法におけるスタンダード値について色々勉強をしているんですが、実は業界的にもまだ標準年代値のコンセンサスは得られていないようです。去年の僕の論文では,少なくとも最近の地磁気逆転(B-M境界)の年代値に関しては、これらの標準年代値に基づく地磁気逆転の年代は,他の年代指標による同境界の年代値と一致しないことを報告しました(Suganuma et al., 2010 EPSL)。」
 「この見解は、去年末に別の論文(Channell et al., 2010 G-cubed)でも報告されました。このことは,これらの標準年代値を使ったAr-Ar法は年代を少し古く見積もっている可能性を示唆します。」

 「つまり、僕の意見としては,現時点でU-Pb法とAr-Ar法を使って,6000万年以上前の数十万年の前後関係を決めるのはちょっと厳しいんじゃないかと思うわけです。個人的には、K/T境界を生き延びた恐竜がいたら面白いなあとは思うんですけどね。」

 

参考HP 若手(後期)研究員の海外生活「大絶滅生きのびた恐竜のニュース」・未確認生物大陸「ネッシー 

ネッシーに学ぶ生態系
花里 孝幸
岩波書店
未確認動物UMA大全
並木 伸一郎
学習研究社

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