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自衛隊と米軍捜索、ありがとう!
東日本大震災で、自衛隊と米軍などが協力している大規模な行方不明者の捜索活動は、4月2日も朝から続いている。自衛隊員の中には被災している人も多いという。しかし、自分のことは二の次にして、国民を守る任務を全うしている。自衛隊に対して、これほどたのもしいと思ったことはない。米軍に至っては他国の人なのに、捜索活動や補給活動を行ってくれる。ありがたいことだと思う。
大規模捜索は、2日目も2万5,000人規模で東北の沿岸地域で続いている。児童らあわせて80人以上が亡くなったり行方不明になった石巻市の大川小学校付近でも、ダイバーなどがボートで捜索を行っている。1日の捜索では、あわせて32人の遺体を収容しているが、およそ半数の人は海で発見された。捜索は、3日まで続くという。
地震発生後、22日目さすがに、生存者は望めそうにないが、生存犬が発見される奇跡があった。海上保安庁によると、気仙沼市の沖合約1.8キロの海上で、流された浮遊物の上から、犬が奇跡的に救出されるドラマがあった。 犬はヘリの爆音に驚いて、現場から浮遊物を伝いながら逃走しようとしたところを保護された。
人の場合は72時間(3日間)が生存できる限界だといわれているが、3月19日には、大津波で被災した宮城県気仙沼市で午前9時ごろ、若い男性1人が被災から8日ぶりに救出され、同市内の病院に搬送された。命に別条はなかった。
震災現場などで生存率が急激に低下するとされる被災後の「72時間(3日間)の壁」を100時間以上も超え、11日の大震災発生から実に約186時間ぶりの“奇跡の生還”があった。
救助活動にあたっていた陸自西部方面隊第4師団の隊員が、1階が津波で流されて半壊状態の住宅の2階部分で、毛布にくるまっているモリヤさんを発見し、救出したという。大震災以降、東北地方では冬型の気圧配置の影響から、各地で最低気温が氷点下を記録するなど厳しい寒さが続いていた。
さらに3月20日午後4時すぎ、地震発生から10日目には、大きな被害を受けた宮城県石巻市門脇町で、捜索活動に当たっていた警察官が、がれきの下から80歳の女性と16歳の少年の2人を見つけている。 217時間ぶりの救出である。こちらのほうも命に別状はなかった。
日本地震マップ
東北大震災では、懸命の捜索・復旧が続いている。家族を捜している人は、遺体を見るまでは、とても諦めきれないだろう。こうなると、地震の多い日本、何とか地震予知はできないものか?返す返すも口惜しい。
Googleを使った「日本地震マップ」というものがある。地図の左上の停止や再生、早送りや戻しで好きな時期の地震の発生状況が確認できる。地図の縮小、拡大で世界の任意の場所の状況も確認できる便利物。
これで行くと、今回の2011年3月11日17時7分の大地震の前、3月9日にすでにM8 前後の地震のあったことが確認できる。3月6日から17日までの地震源を全て同じマップ状に置いてみると、太平洋プレートとユーラシアプレートの境界面で大きな動きがあったことが見て分かる。実際には、9日から17日までで1000件ほどの地震か観測されている。それにしても、これだけのデータがあっても、何の予報も出せないのだろうか。
参考HP 北の国から猫と二人で思うこと http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/2467801.html
日本地震マップ http://ktjisinmap.appspot.com/
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