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 地殻変動・津波に見る地震のエネルギー
 今回、2011年3月11日に起きた東日本大震災、地震のエネルギーを示すマグニチュード(M)は9.0は世界でも最大級の大きさであったが、さまざまな調査の結果、地殻変動や津波の大きさでも、記録的なものであることがわかってきた。

 海上保安庁は4月6日、東日本大震災の宮城県沖の震源近くの海底(水深約1700メートル)が、東側に約24メートルも移動していることがわかった。通常の地殻の動きは、年に数cm程度なので、24mというのは、いかに大きなエネルギーがはたらいたかがわかる。また、津波の高さも東北の各地で10m以上を記録。最大は岩手県宮古市の田老地区で、高さ37メートル以上に達したことがわかった。

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 この津波の高さでも、世界最大級の記録となった。最近では1993年 北海道南西沖地震の奥尻島で津波の高さが30メートル、2004年 スマトラ島沖地震では、波高34 メートルの記録がある。スマトラ島沖地震ではインド洋沿岸各国に伝播して、25 万人もの犠牲者を出したことは記憶に新しい。

 震源近くの海底、24m東側に動く
 海上保安庁は4月6日、東日本大震災の影響で、宮城県沖の震源近くの海底(水深約1700メートル)が、東側に約24メートル動いたことが確認されたと発表した。

 同庁が海底地盤に設置している計測機器の分析結果から明らかになった。今回の震災では、国土地理院の調査で宮城県石巻市の牡鹿半島が東側に約5.3メートル動いたことが判明しているが、震源近くの地殻変動はこの4倍以上だったことになる。

 同庁によると、海底地盤の変動が確認されたのは牡鹿半島沖約120キロの海底付近。同庁の測量船が3月28、29日に調査したところ、海底地盤に設置した8基の計測機器のうち、7基がいずれも東南東に約24メートル動き、さらに周辺の海底地盤も約3メートル隆起していたという。(2011年4月7日  読売新聞)

 宮古市田老で最大37mの津波
 今回、東日本大震災での津波の最大の高さは、岩手県宮古市の田老地区で、37メートル以上もあった。東北地方の広範囲で10m以上を記録した。岩手県大船渡市では23m。

 三陸地方では明治・昭和の津波を教訓に築かれていた防波堤の高さを軒並み上回って決壊し、東北地方~千葉県外房までの太平洋沿岸部を中心に甚大な被害が出た。さらにこの地震の規模が大ききかったため、これらの沖で発生した津波は世界各地の太平洋沿岸を襲う遠隔地津波になった。

 これまでの津波の記録を振りかえると、1993年 北海道南西沖地震 - 奥尻島で津波の高さが30メートルに達する。死者・不明198人。大津波警報は地震発生後4〜5分で出されるも間に合わず、奥尻町青苗地区は壊滅した。1923年 関東地震 - 津波の最大波高は熱海で12メートル。数百人が犠牲となった。国内で過去最高の津波は、1896年の大地震の際に観測された高さ38.2メートルだという。

 2004年のスマトラ島沖地震 での津波の高さは34 メートル。スマトラ島アチェやスリランカ、タイ・プーケット島周辺を中心にアフリカ東岸にかけて、インド洋沿岸各国で 25 万人の犠牲者。遠隔地津波発生で史上最大の被害となった。

 世界最大の津波記録は520m? 
 1958年7月9日(現地時間)、アラスカの南端の太平洋岸にあるリツヤ湾 (Lituya bay) で岩石の崩落による津波が起き、最大到達高度は海抜520メートルに達し、津波の波高の世界記録とされている。

 リツヤ湾は氷河の侵食によるフィヨルドで、幅3キロメートル、奥行き11キロメートル程の長方形に近い形で内陸に入り込んでいる。湾奥に左右に分かれた小さな入江があり、問題の津波はそのうちの北側の入江に発生したものである。波の発生を直接目撃した者はいないが、後の現地調査と模型実験により詳細が明らかにされている。

 地震により入江の片側のおよそ 40 度の傾斜の斜面が崩壊、9,000万トンと推定される岩石が一塊になって海面に落ちたため、実高度150メートル以上の水しぶきが上がり、対岸の斜面を水膜状になって駆け上がって520メートルの高度に達したものである。その後、波は高さ15メートルから30メートルで湾奥から湾口に進み、太平洋に出ると共に急速に消滅した。以上のように、この波は津波と言うより水跳ねに近いもので、英文の報告書でも "giant wave" または "biggest splash" と表現されている。

 なお、リツヤ湾では1853年か1854年に120メートル、1936年に147メートルの大波(いずれも到達高度)が起こったことも明らかになっている。これは湾周囲の山林に植生する古い樹木複数を伐採して年輪を調べたところ、該当年の年輪の海側に、大きな外傷を受けた痕跡が残っていたことで判明したものであった。(Wikipedia)

参考HP Wikipedia 津波 

津波てんでんこ―近代日本の津波史
クリエーター情報なし
新日本出版社
日本列島は沈没するか?
クリエーター情報なし
早川書房
2005地球大変動―洪水 巨大津波 激震 大噴火 (Newtonムック)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

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