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 最長の月食
 6月16日未明、午前3時22分頃から、欠け始める「皆既月食」があった。しかし、関東は条件が悪く、月が完全に地球の影に入る「皆既月食」後、すぐに月没(4時27分)になった。残念ながら私は見ることができなかったが、皆さんはどうでしたか?

 今回の月食は、ここ10年ほどで最も長く、そして最も暗くなった。月が地球の影のほぼ中心を通るため、経路と通過時間が最長になるのだそうだ。午後7時22分(同午前4時22分)には、影に完全に隠れる皆既月食となり、約2時間、100分以上も続いた。

 これほど長い月食は2000年以来で、次回は2018年まで見られない。貴重な天体ショーだった。今回の皆既月食観測に最適な場所は、アフリカ東部、中東、中央アジア、そしてオーストラリアの西端だった。日本で皆既月食が観測されたのは昨年12月21日以来で、次回は12月10日となる。

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 世界の各地で観察された月食の写真をお送りする。

 皆既月食とは? 
 月の周回軌道は地球の公転軌道に対して傾いているため、普段の満月は地球の円錐形の影から上下に少しずれた位置を通過し、月食は起きない。しかし時折、満月の軌道は地球の公転面と交差する。太陽、地球、月の順で一列に並ぶと、月が地球の影を通過し、月食が発生する。  月が地球の影をかすめると部分月食になり、影の中へ完全に入ると皆既月食になる。 

 今回の月食は、インドネシアからニュージーランドにかけては、16日未明の月が沈む直前にゆっくりと欠け始める様子を観測できた。スコットランド北部およびスカンジナビア諸国を除くヨーロッパ地域の大半と、南米東部やアフリカ西部では、月の出の時間帯、つまり日没が始まる頃に皆既月食が観測された。  

 今回の皆既月食で観測に最適な場所は、アフリカ東部、中東、中央アジア、そしてオーストラリアの西端だった。カナダ、メキシコ、米国の月食ファンにとっては残念なことに、北米地域では今回の天体ショーを観測できない。北米大陸西部では、12月10日に次の月食が発生する。

 皆既中の月の色
 今回の月食で最も見応えがあり、また予測しにくいのは、皆既状態の月の色だという。「皆既食となった月の赤さは、地球の大気状態にある程度依存する」。なぜなら、月は自ら光るのではなく太陽の光を反射しているからだ。皆既月食の間、太陽から降り注ぐ真っ白な光を地球が遮る。しかし地球の大気を通過した間接光の一部は、かろうじて月に届く。

 地球大気中の塵や成分が、太陽光の青い波長を反射したり吸収するため、通過した光は赤みがかる。そのため月食の間、月の色が輝くような銀色から、明るいオレンジ色と濃い赤色の間のいずれかに変化したように見える。「さらに、皆既月食が天球のどの位置で起きるのかも影響する。天頂から下がるにつれて、月で反射した光が観測者に届くまでに大気を通過する距離が伸び、赤みが深くなる」。

 この夜、ヨーロッパやアフリカ、中東、アジアなどで、この10年ほどで最も長く、最も暗い皆既月食が観測された。  今回の皆既月食は、世界中の天文ファンがグーグルの動画共有サイト「YouTube」でも目撃できた。動画を提供したのはインターネットの天文サービスSLOOH。アフリカ大陸西沖に位置するカナリア諸島のロボット望遠鏡でとらえた映像をライブ配信した。(National Geographic News June 16, 2011)

参考HP National Geographic news 10年ぶり長時間、今夜皆既月食   

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