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“節電列島”を猛暑が襲う
“節電列島”を本格的な夏の暑さが襲った。夏至の6月22日、広い範囲で晴れ間が広がり、各地で気温が上がった。記録的な猛暑だった昨年よりも4日早く、35度以上の「猛暑日」が観測され、茨城県では熱中症が原因とみられる死者も出た。節電のためクーラーの設定温度を高めにしている所も多く、熱中症対策の重要性を指摘する声も出ている。
午後0時45分に気温が35.5度に達した群馬県館林市では、節電のため冷房が切られた市役所では職員たちは窓を開放するなどして涼を求めた。ある女性職員は「気温のことを考えないようにしている。倒れちゃいそう」と力なく笑った。
あまりの暑さに市役所では午後2時半ごろに冷房を稼働。室内温度を28度に下げた。節電を担当する地球環境課の男性職員は「使わないにこしたことはないが、これだけ暑いと仕方ない」。
一方、鹿児島地方気象台は、鹿児島県・奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表。昨年より23日、平年より7日も早かった。
被災地も真夏日
この暑さで東北の被災地はどうなっただろう?東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県でも相次ぎ今年最高の暑さを観測した。宮城県塩釜市では6月としては観測史上最高の33度を記録。保健師が仮設住宅を回り、換気や水分補給を呼びかけた。
夏に発生した新潟県中越沖地震(平成19年7月)でも被災者の熱中症対策が課題になった。柏崎市は避難所に扇風機や、氷柱を届けるなどの対策を実施。プライバシー確保のためのついたても「風が届かない」という理由で取り払った。
同市元気支援課は「暑さと臭いがきびしい仮設トイレに行きたくないため、水分補給を控える高齢者もいた」と、東北の被災者を心配した。環境省では「高齢者は体内の水分量が少なく、脱水症状になりやすい。こまめに室温を測り、のどが渇く前に水分を取ることが大切」と呼びかけている。
東北地方では青森県の五所川原で31.1度、宮城県の仙台で32.7度を記録して真夏日となった。 節電のために冷房の利用を控える傾向もあり、気象庁・消防庁なども熱中症への注意を呼び掛けている。
ライトダウンキャンペーン
一年で日中の時間が最も長い「夏至」の22日夜、環境省の呼び掛けに応え、全国の企業や施設がビルなどの照明を消す「ライトダウンキャンペーン」が行われた。5月にリニューアルオープンしたJR大阪駅(大阪市北区)でも、東西180メートル、南北100メートルの大屋根を照らすライトアップが消灯した。
午後8時、大屋根を照らす128台のライトが一斉に消え、駅構内は一気にうす暗くなった。市民らは、関西電力の節電要請によって訪れる“節電の夏”を実感していた。(2011.6.23 msn 産経ニュース)
「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」とは、環境省が2003年より地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を毎年夏至の日を中心として行ってきたもの。
2008年からは、夏至ライトダウン(ブラックイルミネーション)に加え、7/7七夕の日にライトダウンを呼びかける「七夕ライトダウン(クールアース・デー)」の呼びかけを実施している。これらの取り組みはライトアップに馴れた日常生活の中、電気を消すことでいかに照明を使用しているかを実感し、地球温暖化問題について考えてくことを目的としている。
例年、夏至の日と七夕の2日間に実施していたが、この夏はこの2日間に加え、特に節電が求められる6月22日~8月末日を対象に、昼も夜も自主的ライトダウンの呼びかけを行う「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」として実施している。
参考HP ライトダウンキャンペーン http://coolearthday.jp/
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