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 背中で子守をする「ヤドクガエル」
 フジテレビで、毎週木曜日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」は、ちょっと怖いが面白い番組だ。2011年8月18日に放送したのは、「最新最強の動物映像SP」。動物のかわいいしぐさ、不思議な行動などを楽しみながら知ることができた。

 その中で、子育てするカエルには驚かされた。ふつう子育てする動物は、鳥類やホ乳類だと学んだ。ところが、番組の中のカエルは子育てをしたのだ。それも驚異的な方法で…。

 動物の中でも最も強い毒を持つ、ヤドクガエル。その名の通り毒矢の毒に使われたカエルだ。コスタリカからブラジルの熱帯林を生息地にしている。ヤドクガエルはオタマジャクシを背負うことがある。何をしているのだろう?

Pipa_pipa

 彼らは、落ち葉の間の水たまりなどに産卵するのだが、オタマジャクシに孵ると背負ってある場所へと運ぶ。そこは大きな植物の上、そして、葉に雨水が溜った場所にオタマジャクシを放った。これは、外敵の少ない安全な場所で育てるための工夫。しかも、一度に生む卵は4~5個あるため、オタマジャクシに孵るたび、1匹ずつそれぞれ別の場所に運び、育てるのだという。

 オタマジャクシは、雨水の中にいるボウフラなどを餌にして育つ。しかし、その餌がなくなると、母ガエルはあるモノを与える。それは・・・卵。母ガエルは無精卵を産み落とし、オタマジャクシはその卵を栄養にして育つのだ。我が子を守るための知恵と工夫、母の愛は深かった。

 そしてもう一種、アンビリバボーなカエルがいる。ダーウィンハナガエルも、我が子をある変わった場所で育てている。ダーウィンハナガエルの出産・・・なんと、カエルの口から小さなカエルが出てきた!実はこのカエル、雌が産卵すると、雄はそのうちの十数個を飲み込み、のどの奥にある、鳴くための袋に入れる。そしてオタマジャクシになると、父親が体内で分泌する液を栄養として彼らはカエルへと育ち、晴れて父親の口の中から出てくるのだ。確かにこれなら、外敵にやられることは絶対にない。 (アンビリバボー)

 背中で子育てする「ピパピパ」
 インターネットで子育てするカエルを検索したら、他にもいた。2010年フジテレビ「ヘンな生き物100連発」で紹介されていた、その名も「ピパピパ」という、名前も変わったカエル。

 このカエル、アマゾン川流域を中心とした南米北部の熱帯域に生息する。体長は15cmほどもある大型のカエルだが、前方に三角形にとがった頭部と、上から押しつぶされたような扁平な体はカエルとは思えないほどである。体色は褐色で全身にいぼのような小さな突起がある。後脚には広い水かきが発達する。前脚には水かきがないが、指先に小さな星形の器官がある。目は小さくてほとんど目立たないが、口は大きい。また、舌がないのもピパ科のカエルの特徴であり、同じ科のツメガエル類とも共通した特徴である。

 陸上に出ることはほとんどなく、一生を水中で過ごす。前脚を前方に突き出し、「バンザイ」をしたような格好で川底にひそむ。褐色の扁平な体は枯れ葉や岩石によく似ており、捕食者や獲物の目をあざむく擬態である。

 前脚の指先にある星型の器官は節足動物の触角のような役割を果たしており、小魚や水生昆虫が前脚に触れると、瞬時に大きな口で捕食する。このとき、口を開けて水とともに獲物を吸い込みつつ、前脚で口の中に掻き込むような動作を行う。移動する時は後脚の水かきを活かして移動し、前脚で障害物を掻き分けながら進む。

 その変わった姿だけでなく、メスが子どもを保育することでも知られている。産卵前にはメスの背中の皮膚がスポンジのようにやわらかく肥厚する。オスとメスは水中で抱接しながら後方に何度も宙返りし、背泳ぎの状態になったときに産卵した卵をオスの腹部で受け止めて受精させ、回転が終了したときに受精卵をメスの背中の肥厚した皮膚組織に押し付け、埋めこんでしまう。

 卵は組織内で孵化し、幼生(オタマジャクシ)の時期もメスの背中の組織内ですごす。メスの背中から飛び出してくる頃には小さなカエルの姿になっている。「コモリガエル」という和名はこの繁殖行動からつけられたものである。同じピパ属のカエルの中には背中の皮膚内で孵化した幼生がカエルまで成長せず、オタマジャクシの状態で泳ぎだす種も知られている。(Wikipedia)

参考HP Wikipedia ピパピパ ヤドクガエル
フジテレビ 
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