そこが知りたかった「オナラの悩み」
 オナラの悩みについてはなかなか人には相談できないもの。においがきつかったり、回数が多かったりしても、その原因について知っている人は少ない。そんな時タイミングよく、NHKの“あさイチ”ですばらしい特集をやっていた。

 8月29日のメインテーマは「夏の自由研究オナラ」である。オナラの正体はなんだろう?その正体はそもそも何かと言うと、その7割を占めるのは、口から飲み込んだ空気に含まれる窒素ガスや酸素。残りの3割が、腸内細菌が作り出すガスだ。食べるものによって発生するガスは違ってくる。およそ400種類の成分から構成されているという。

 オナラのあの臭い原因は何だろう?臭いの原因は、硫化化合物を含む、ニンニク、ニラ、ネギ、肉などの食品の食べ過ぎだ。ある製薬会社がおこなった研究で、食事の種類で排便のにおいが異なってくるのか調べたところ、日本食は現代食と比べてニオイの素が1/14だったことがわかった。みそ汁やスープを先に食べたり、早食いをしないようにすることで、臭いを少なくしたり、オナラを減らすことにつながる。


Bowel

 オナラの量を減らしたり、臭いをなくすにはどうするか?ヨーグルトがよいという。アメリカの実験では減少するという結果に。ただし個人差はある。自分の身体にあったヨーグルトを見つけることが必要だ。番組では、オナラ臭が混ざると、いい香りへと変化するアロマ制作を大阪にある香料メーカーに依頼していた。

 また、腸のためには、快食快便であることも当然大切だ。番組では、おなかののガスを減らし、はりを解消する秘策があるとして、「バウエルマッサージ」を紹介していた。この方法を1週間試してみてもらったところ、便秘が解消しオナラのニオイも減った。 マッサージ前とマッサージ後の腸のレントゲン写真を比べると、ガスが一箇所に固まっていたのが分散されていた。またこれまで3日に1回のお通じが毎日に改善したという。

 お腹によい「バウエル・マッサージ」
 バウエル・マッサージについて「ガスでお腹が張る」「オナラがどこでも出てしまう」「ニオイが気になる」という悩みを一気に解決する方法として「バウエル・マッサージ」を番組では紹介。バウエルとは腸の事。腸の働きを高め、お腹にたまったガスを積極的に追い出すことで、お腹の張りを解消する。また、この方法は積極的にガスを追い出す方法なので、一人でいるときにガスを出してしまえば、結果的に人と会っている時のオナラがつい出てしまうといった事を減らしてくれる。

 さらに、このマッサージを続けると便秘解消も期待できる。便秘だと食べた物と腸内細菌の接触時間が長く、腸内細菌がガスを多く発生させる。このガスがニオイの原因だ。その逆に便秘を改善すると食べた物と腸内細菌の接触時間が減り、ガスが減少。オナラのニオイが減る可能性が高いのだ。

 バウエルマッサージのやり方(※腹部に痛みがある方や腸に炎症がある方、または妊娠中の方は行わないこと)

・マッサージは、あおむけに寝て、ひざを曲げて行います。
・大腸の曲がり角にガスはたまりやすいので、その角を時計回りに押していきます。
・押す順番は(1)左側の骨盤の上 (2)左側の肋骨の下 (3)右側の肋骨の下 (4)右側の骨盤の上 (5)ぼうこうの上。この5か所を5回押します。
・押すときのコツは、腹式呼吸を行い、息を吐くタイミングで両手の指を重ねてゆっくり押します。痛みが伴わない範囲で押してください。

お風呂上がりなど、リラックスして副交感神経が優位に働いているときにマッサージを行うと、お腹からガスを積極的に追い出す事が期待できます。

番組でのバウエルマッサージ指導番組でバウエルマッサージを指導したのは鳥居内科クリニック・鳥居明院長。
ホームページ:http://www.torii-naika.com/

※鳥居先生はオナラに関する相談・診察は行っていますが、バウエルマッサージを実際に指導して頂く事はできません。診療時間を大幅にとられてしまうためです。ご了承ください。(NHK)

 オナラとは何か?
 オナラ(屁)は、肛門から排出される気体で、腸で発生されるガスも含める。平均的には大人は普通一日に合計0.5~1.5リットルの量の屁を5回から20回に渡って放出する。

 小腸上部で消化吸収されなかった食物の残渣(カス)は、小腸の下部や大腸で腸内細菌の作用によって分解されるときに、ガス(腸内ガス)を発生させる。このガスのほとんどは腸管から吸収されるが、吸収しきれないものが肛門から排出される。また、開腹手術を行った後は腸管蠕動運動が一時停止し、屁が出ないようになる。

 オナラの成分は、ガスとそれ以外のものからなる。まずガスだが、腸内のガスの9割は体外から口と鼻を通って入ってくるもので、残りの1割は体内の微生物により造られる。主成分を以下に示す。

 窒素(体外から取り込まれたもの)酸素(体外から取り込まれたもの)メタン(体内のメタン生成古細菌により生産) 主に肛門の近くにいるメタン菌によって合成されるが、3人の内2人はメタンを一切含まない屁をする事がわかっている。メタン菌がいないと硫酸還元菌が優勢になるため硫化水素が増加することも。

 二酸化炭素(体内の好気呼吸微生物により生産、体外からも取り込まれる)水素(微生物により排出)体内の古細菌がメタンを合成するために、もしくは硫酸還元菌が硫化水素を合成するために消費する。微量だが臭いの元となる成分 酪酸:腐ったバターのにおい。硫化水素:腐った卵のにおいがある。タンパク質の分解や硫酸還元菌の活動によって作られる。二酸化硫黄:タンパク質の分解によって造られる。二硫化炭素:タンパク質の分解によって造られる。アンモニア:尿素と関係がある。リン化水素:魚臭いにおいがする。リン酸塩や食物中のリンと関係がある。インドール、スカトール。

 その他の成分としては、何と「腸内細菌」。これは大腸菌等の腸内菌が、ガスを排出する際に一緒に放出されてくるものである。一回あたり数千~数万個が放出されるといわれる。(Wikipedia)

 臭いと原因・対策
 小腸には、繊維分を分解する酵素がないため、繊維分は小腸で消化吸収されず、大腸へ送られて分解される。その際に発酵してガスが発生する。したがって、食べた物や量、又は体調によりガスの発生が異なってくる。

 イモ類など繊維分の多い食物、繊維質の多い食物を多く食べると、それだけガスの量も多くなる。その際、水素ガス、メタンガスが多量に発生するが、匂いは強くない。水素、メタンはまったくの無臭である。 肉、ねぎ類、にんにく、にらなど硫黄分が多い食物、これらの食物を多く食べると、大腸で分解されるときに腐敗し、インドール、スカトールなどのガスが大量に発生し、においの強いガスが発生する。

 病気によるガスとしては、胃、腸、肝臓、胆道、膵臓の病気や菌交代症の際には、蛋白質の腐敗による、不快なにおいのガスが発生することがある。

 その他、炭酸飲料(ビール等)を摂取する人の方が、摂取しない人よりも、ガスの量が多いという俗説がある。口臭が腸内ガスと同じ臭いを発することがある。これは便秘している腸から腸内ガスが吸収され血管内を運ばれ、肺から放出され口腔に至る為である。

 屁には水素やメタン、硫化水素などが含まれるため、ライターなどを近づけると、燃えることがある。これは体質、食したものなどによる成分によって、よく燃える場合と燃えない場合がある。ただし、二酸化硫黄を発生したり、火炎による火傷を起こす恐れがある。(Wikipedia)

 対策としては、よく噛んでゆっくり食べること、みそ汁やスープを先に食べる。ヨーグルトを食べる。また「バウエル・マッサージ」など、番組で紹介した方法でかなり防げるのではないだろうか…?

参考HP Wikipedia:おなら NHK”あさイチ”:夏の自由研究 オナラ

オナラは老化の警報機―日々これ快調、中国秘伝健康法 (ノン・ブック)
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主婦の友社

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