信じられない!ゴキブリ大食いコンテスト
 えー?ゴキブリを食べるコンテストがあるの?信じられない!そして、コンテストで1位のヒトが死んでしまったとか…。身の毛もよだつこの話、怖いもの見たさでのぞいてみよう。

 舞台は米フロリダ州で、10月10日までにゴキブリの大食い大会が開かれ、優勝した男性が会場で倒れ死亡したという。地元当局が死因を調べている。地元の保安官事務所によると、亡くなったのはエドワード・アーチボルドさん(32)。10月5日にフロリダ州ディアフィールドビーチの爬虫類ショップで開かれたコンテストに出場した。

 コンテストではゴキブリのほか各種の虫を食べる競争が行われ、アーチボルドさんは計数十匹を食べ優勝。その場で気分が悪くなって吐き、倒れたため病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

 AP通信は、細菌感染が原因であれば発症にもっと時間がかかることや、他の参加者には異常は起きていないことから、アレルギーが死亡の原因となった可能性もあるとする専門家の見方を伝えている。(共同)


Cockroach

 生ゴキブリ大食い大会、優勝者が完食後に死亡
 普通の人なら、ゴキブリ1匹食べようとしただけで卒倒してしまうだろう。エドワード・アーチボルドさんは、なぜ死んでしまったのだろう?

 ゴキブリ部門の参加者は約30人で、時々戻しそうになりながらもムシャムシャと食べに食べた。そして優勝したのが、口ひげ姿もたくましそうなエドワード・アーチボルドさん(32)。ゴキブリ部門に参加する直前にはミミズ部門にも参加しており、その胃袋にはゴキブリ約30匹、ミミズ約30匹、ヤスデ約100匹が飲み込まれた。

 優勝賞品の850ドル(約6万7000円)相当のニシキヘビを手にして喜んだのもつかの間、その場で気分が悪くなり、吐き始めて倒れてしまった。病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

 他の参加者はこれまでのところ体調に問題はない。さらに店の代理人のフェースブックへの投稿によると、コンテストに提供されたゴキブリなどは、爬虫類のエサ用に管理された環境で飼育されたものだといい、アーチボルドさんの死因は不明。保安官事務所は司法解剖して死因を調べるとしている。

 感染症学、公衆衛生に詳しい中原英臣・新渡戸文化短期大学学長(医学博士)によると…

 「ゲテモノ食いは日本でもよくみられるが、医学的に、これを食べたら死んでしまう、という昆虫はいない。生きたままのゴキブリでも、しばらくすると胃の中で消化される。ただヤスデは、有毒の体液を分泌するので、それが影響した可能性もある」

 “ゴキブリ食い”を巡る都市伝説は数多い。その中でも有名なのが、テレビ番組「TVジョッキー」(1971~82年、日本テレビ系)内のコーナー「奇人・変人」で起きたとされる“事件”。参加した視聴者がゴキブリを食べた後、そのゴキブリが胃の中でも死なずに産卵。卵が孵化(ふか)して大量に発生した幼虫が胃や腸を食べ荒らして、その人が死亡してしまった…というもの。もちろん、胃の中ではゴキブリも消化されて死んでしまうので、都市伝説に過ぎない。


 食用・薬用としてのゴキブリ類
 あまりの後味の悪いニュースなので、実はゴキブリは食べられるのでは?…とほのかな期待を抱いて調べてみた。すると信じられない結果が…!

 実は、ゴキブリ類は無毒で味も良いと、百年ほど前までは世界各地で食べていた。例えば…ロンドンではゴキブリのペーストをパンに塗って食べていた。イギリスの船員は船の中でゴキブリを捕らえ、 生で食べた(小エビのような味という)。タイの少数民族の子供たちはゴキブリの卵鞘を集めてフライにして好んで食べる。 中国南部では古くからゴキブリを食べていた…などなど。

 さらに薬用となると、真偽はともかく効用は万病に及ぶ。例えば…ゴキブリとナメクジとブタの胆汁を混ぜて梅毒に(中国)、ゴキブリ煎茶が破傷風に(アメリカ)、ゴキブリ酒が風邪に (ペルー)、黒焼きが寝小便、つぶして霜焼け軟膏に(日本)等。しかも、これらはすべて迷信ともいいきれないという。

 ヨーロッパでは昔、チャバネゴキブリで作った心臓薬が広く市販され、その有効成分には腎臓の分泌機能を活性化させる作用があることが分かっている。 また、中国では野生のチュウゴクゴキブリが血管拡大の特効薬として、乾燥品や生品が現在もさかんに売られている。

 欧米人はホタルや鳴く虫に無関心だが、ゴキブリなどへの嫌悪感も希薄。ゴキブリを家の守護神として引っ越しの時に何匹か連れていったり (英国)、熱帯の特大のオオゴキブリをペットに飼ったり(アメリカ)する例もある。

 Wikipediaでも…ほぼ全世界(日本、中国、ベトナム、タイ、ナイジェリア、カメルーン、コンゴ、メキシコ、ブラジル、イギリス)の一部地域もしくは先住民族によって、広く食用として利用されてきた歴史がある。ただし、バッタ類やハチ類、甲虫類などと比べれば、ゴキブリを食べる地域やその消費量は少ないといえる。

 清潔な環境下で育成すれば臭みも少なく、種類によっては可食部も大きい。調理法は食人口の多さから極めて多岐にわたるが、東アジアでは油揚げが一般的である。ゴキブリの唐揚げを食べた人の話によれば、食味はシバエビに似ており、食べられない味ではないとのことだが、あくまで個人の感想である。また、これらは食用種や野生種の話であり、一般家庭の台所などから見つかる個体は有害物質の生物濃縮が進んでいる危険性が高く、食用するのは不適切である。

 民間療法では地域ごとに様々な効能が謳われているが(無論、迷信が殆どである)、牛馬の骨折や捻挫に湿布として用いることは広域で行われて来た。有効成分は各種脂肪酸であると推測され、臨床例ではサツマゴキブリの遊離脂肪酸から溶血作用が報告されている。「金匱要略(きんきようりゃく)」によればサツマゴキブリやシナゴキブリの雌は血行促進作用を持つものとして漢方薬の一つに扱われている。また、これらの薬効は日本の薬局方では認められていないが、シナゴキブリの乾燥品は漢方薬として入手が容易である。

 どうですか?これで少しはスッキリしましたか?「いいえ全然」?いくら食べられる可能性があるとはいえ、今回のニュースは不快な気持ちにしかなりません。


参考HP Wikipedia:ゴキブリ National Geographic news:マダガスカルゴキブリ Rocket news24:ゴキブリ関連の記事

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