4月21日、四川省でM7.0の地震
 中国地震局ネットワークセンターによると、四川省雅安市蘆山県で20日午前8時2分(日本時間同9時2分)、マグニチュード(M)7.0の地震が起きた。震源の深さは13キロ。四川省というと、2008年5月12日の四川大地震(M8.0)を思い出す。専門家は同じ活断層帯で発生したと見ている。

 4月23日現在、中国・四川省で起きた大地震は、死者・行方不明者が200人を超え、負傷者は1万1,000人以上にのぼっている。 生き埋めになった人などの生存率が下がるとされる、発生から72時間のタイムリミットも迫っていて、救助活動は厳しさを増している。

 四川省蘆山県の被災地では、家が倒壊した人々が、テントでの生活を余儀なくされる一方、一部の地域には救援物資が届かず、「水や食料が足りない」と訴える人々の姿も見られた。

 4月21日、中国政府はこの地震に関し、日本をはじめ国際社会が申し出ている救援隊や医療部隊、災害物資などの支援を断る方針を示した。各国からの支援を断る背景には、「共産党や中国政府が助けた」という形にこだわるメンツが見え隠れする。人権を尊重するなら人命第一だろう。遠慮なく支援を受け入れるべきだ。


 それにしても最近地震が多い。これまで、M7.0以上は10年に1回、M6.0は1年に1回といわれてきた。それがどうだろう。4月だけで、M7.0が1回、M6.0が4回も起きている。M5.8やM5.9も起きているので、ちょっと怖くなる。そろそろ大地震が来ると予想する専門家もいる。日本だけではない、4月20日には中国の四川省でM7.0、4月16日にはインドでM7.8の地震が起きている。

 最近日本で起きた地震は次の通りである。21日鳥島近海でM6.7、19日千島列島でM7.0、18日に石垣島北西沖で、M5.9、17日には、宮城県沖で、M5.8、17日には三宅島近海でM6.2、13日には淡路島でM6.0、2日には三陸沖でM6.1・・・。  


 最近起きた地震の震源地を結ぶと衝撃の事実が・・・
 また、最近起きた地震の震源地を結ぶと、衝撃の事実が浮かび上がると話題になっているのが富士山の噴火である。

 淡路島の地震、伊豆諸島近海の地震、そして東北地方の地震と立て続けに日本を襲った大きな揺れ。被害はそれほど大きなものでは無かったものの、東日本大震災の後ということもあり、日本人の感覚は敏感になり「ついに巨大地震が来たか」という不安を一気にあおった。しかも東海地方はいつ来てもおかしくない東海大地震を控えている。そんな東海地方に気になる情報が入ってきた。

 淡路島の地震、伊豆諸島近海の地震、東北地方の地震それぞれの震源地を結び、そしてその中心にあるものはなんと「富士山」だ。もちろん何の根拠もないオカルト的な情報ではあるが、ここ最近の地震が富士山に関連するということであれば不気味だ。

 実は富士山ではここ数カ月にわたって不穏な動きを見せている。長さ300メートルにわたる亀裂、突然の湧水、河口湖の水位が大幅に低下した件。これらについて専門家は火山活動の症状はなく、噴火の可能性は無いとしているが、地震と重ね合わせるともうすぐ噴火するのではないかと言う不安を煽る材料としては納得できる。

 もちろん科学的な根拠は無いが、Twitterではこの衝撃的な事実に「何かの前兆では?」不安がるユーザが多く見受けられる。記録によると噴火の前に「宝永地震」「南海地震」など記録的な大地震が発生している。 地震と噴火の関連性はあながち無視はできないのである。(マイナビニュース 2013/04/18)

 また、スピ・超常現象研究家の百瀬直也氏が、この頻発する4月の地震について警告している。次の文は、百瀬氏のブログからの引用である。


 4月19日千島列島M7.0を予測した人
 実は、この地震を予測していた人々がいる。まず、ロシアの地球物理学者ヴォスコフ博士が毎日行っている地震予測を公開したサイト。

 ロシアの地球物理学者ヴォスコフ博士の予測: 4月19日公開の24時間以内の地震を予測した地点を示した地図では、北海道東方沖の千島列島あたりに緑色の丸印が描かれている。これはM5~M6を示すものだ。実際に発生したのはM7.0だったが。

 ヴォスコフ博士の日本を含めた地震予測は、いつもよく的中しているようだ。たとえば、3月1日にカムチャッカ半島でM6.7の地震があった時は、前日発表の2日以内の地震予測の地図に、震源に近いカムチャッカ半島の先端に、M5~M6を示す緑色の丸印があった。

 ちなみに、別記事で「2月か3月に大地震」と書いた今年1月から続発したリュウグウノツカイやサケガシラの漂着は、この地震の前兆だったのかもしれない。

 博士の最新の予測では、21日までに北海道十勝沖でM5~M6と、銚子沖でM3~M5が予測されている。銚子沖は、19日夜の千葉県東方沖M4.7に対応するかもしれない。

 ルシル氏の予測: 東日本大震災を体感で予知していて有名になったルシル氏は、18日のブログで、静岡から北上して地震があるかもしれず、東北や北海道の人は気を付けてと書いていた。揺れたのは北海道ではなく千島だったが。

 19日の記事では、次に場所は茨城県沖で震度4~5、M5.8ぐらい揺れそうだという。


 体感で地震を予測した人々
 筆者がTwitter上で主催する「宏観レンジャープロジェクトでは、18日から体感や宏観異常現象の報告が多かった。宏観異常とは、動物の異常行動や地震雲・電気製品の異常など、人間が五感で感じることのできる地震前兆現象のことだ。

 特に、「頭痛」「耳鳴り」「耳圧(飛行機に乗った時のような耳への圧力)」といった「体感」や、「スマホの通信障害」「FMのノイズ」「犬や猫の異常行動」などが目立ち、また地震雲や大気重力波らしき写真を報告してくれた人もいる。大気重力波とは、海の波のように、空にできる「波」のような雲のことで、衛星画像でも確認できるが、地震の前にも発生するといわれている。

 さらに、眠気がひどいというツイートも多く、筆者も数日前から日中に酷い眠気があったが、海外など遠方の大きな地震の前によくあるようだ。  これらの報告は、千島列島の前兆もあるが、19日~20日に日本各地で起きた地震に対応するものもあるだろう。19日には、衛星画像で見ると、日本中が大気重力波で覆われていて、日本のどこで地震があってもおかしくない状況。

 実際に、千葉県東方沖、三陸沖などで、M4以上の地震があった。写真は、筆者が19日18時頃に大田区平和島で、西の方へ収束する大気重力波を撮影したもの。6時間ほど後に、西の方角の長野県南部でM4.0の地震があった。


 今後の地震予想
  4月20日、22日、26日が危険説  ネット上では、この数日で、さまざまな地震予測が出ている。体感で地震予知を行う「まいなすいおん」氏は、ブログ「イオンの不思議生活」とTwitterで、規模が大きい地震が、20日・22日・26日にありそうで、震度5以上に注意としている。

 4月15〜22が危険説  ブログやTwitterで科学的なデータを用いて地震予測を行う技術者Boppo氏は、「バヌアツの法則」というのを提唱している。これは、太平洋上のバヌアツ付近で大きな地震があると、その後に日本で揺れるというもの。4月14日にバヌアツでM6の地震が発生したので、4月15日から4月22日の期間が要注意としていた。すでにこの期間に、「宮城県沖M5.8」「三宅島M6.2」「石垣島M5.9」などが発生しているが、今後も注意が必要だという。

 4月29日前後が危険説  FM放送の電波異常により地震予知を行うアマチュア天文家の串田嘉男(よしお)氏は、琵琶湖周辺でM7.8前後の大地震を予測しているが、長期間続いた前兆の一つが4月13日に終息し鎮静したために、22日頃に完全終息が観測される可能性が高く、その場合4月29日前後に発震になるという。

 近日中に巨大地震の可能性説1.過去に高い的中率を誇る麒麟地震研究所では、電磁波ノイズ観測機で、4月19日に最大クラスの反応が長時間出現したとして、大きな地震を警戒している。 2.筆者の予想では、この数日間で、「淡路島M6.0」「イランM7.8」「ニューギニアM6.8」「三宅島M6.2」「南ティモールM6.1」「四川省M7.0と」大きな地震が多発しており、これほど短期間で多くの地震が集中したのは2011年以来のことなので、東日本大震災の次の巨大地震が迫ってきているのではないかと考えている。

 ここで書いたような地震予知情報は、民間の研究者などがネット上でさまざまな形で報告しているが、誰の地震予測がよく的中するかは、実際に起きた地震を照合していくといった地道な作業が必要になってくる。(百瀬直也:この地震予測・予言がスゴい!4月に巨大児地震が来る可能性


参考HP Wikipedia:四川大地震 マイナビニュース:最近起きた地震の震源地を結ぶと衝撃の事実が浮かび上がる


日本人は知らない「地震予知」の正体
クリエーター情報なし
双葉社
なぜ起こる?巨大地震のメカニズム ?切迫する直下型地震の危機 (知りたい!サイエンス)
クリエーター情報なし
技術評論社

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