溶媒・溶質・溶液
 溶媒(solvent)とは、固体、液体あるいは気体を溶かす物質の呼称。工業分野では溶剤(ようざい)と呼ばれることも多い。最も一般的に使用される水のほか、アルコールやアセトン、ヘキサンのような有機物も多く用いられ、これらは特に有機溶媒(有機溶剤)と呼ばれる。

 溶質(solute)は溶液をつくるさいに溶かすべき物質(気体,液体,固体)のこと。たとえば食塩の水溶液についていえば,溶質は食塩であり,溶質に対して溶かす成分である溶媒は水である。溶質が液体(たとえばエチルアルコール)の場合に溶質が溶媒(たとえば水)に無制限に溶けることがある。このような場合は溶質と溶媒の区別はしにくいが、存在している量または割合の小さいほう(50%以下)を溶質ということが多い。 

 溶液(solution)とは、2つ以上の物質から構成される液体状態の混合物である。一般的には主要な液体成分の溶媒(solvent)と、その他の気体、液体、固体の成分である溶質(solute)とから構成される。


 溶液というと、砂糖水や塩水が一般的だが、それだけではない。ここでは、様々な溶媒、溶質について調べてみたい。


 ドライクリーニング
 ドライクリーニングは、1830年頃にフランスで開発され、水で洗うと型崩れや縮み、色落ちなどが発生する衣類を水の変わりに有機溶剤を使うことによって衣類への影響を抑えた洗濯方法。そもそもドライクリーニングは家庭にはないので分からないのが普通だが、ドライクリーニングとは水を使わずに「有機溶剤」を使用するクリーニングの事を言う。

 有機溶剤とは何だろうか?分かりやすく説明すると、私達が日常生活で目にする「石油」や「灯油」、「ガソリン」などが当てはまる。いわば、その石油とか灯油のような溶剤で衣類を洗うのがドライクリーニングというわけだ。実際は、衣類をガソリンや灯油で洗うわけにはいかないので、クリーニング専用の溶剤で洗っている。(分かりやすいように、ガソリンなどの名前を例にした)

 ところで何故、「水」ではなく、「溶剤」で洗う必要があるのかと言えば、水洗いのOKな素材の場合は問題ないが、ウールの背広やレーヨンのブラウスなどは、普通に水で洗ったりすると縮んだり、型崩れしたりしまうから。

 ドライクリーニングは、衣類を縮めたり、型崩れをさせないように生まれた洗濯方法なのだ。例えば、家庭の洗濯でポケットにティッシュをうっかり入れたまま洗うとティッシュはボロボロになる。ところがドライクリーニングで同じ事をしてしまっても、ティッシュはキレイな状態のまま。つまりドライクリーニングは衣類に優しい洗いなのだ。

 私達が一般的に目にするドライクリーニングのマークは、「ドライ溶剤の中で石油系の溶剤を使用して洗う事が出来る」という意味になる。もちろんドライクリーニングだけでなく水洗いが出来る場合もあるので、「水洗い」が出来るかどうか、それも洗濯表示の確認をするようにしよう。(クリーニングおすすめ.com)


 有機溶剤
 有機溶剤の教科書は、多分有機物とは何かとか、溶剤とは何かということについては既に読者が知っているものとして書かれているので、基礎知識のない人は戸惑うかもしれませんが、そんなに難しいことを言っているわけではない。

 溶剤とは物を溶かすことを目的として用いられる液体のことです。例えば、砂糖は水に溶けますが、このときは水が溶剤ということになります。いろいろな種類の溶剤がありますが、このうち、有機物であるものが有機溶剤です。必ずしも水に溶けないものを溶かすものとは限りません。物を溶かすことを目的に用いられる液体の有機物は全て有機溶剤です。

 有機物とは、炭素を含む化合物を言う。といっても炭素が目に見えるわけではありませんので分かりづらい。ガソリンのように火を付けると燃える液体は大体有機物だ。(有機物は、一般に火をつけると燃える)具体的にいうと、ガソリン、シンナー、アルコール、トルエン、ヘキサン、アセトンなどがよく用いられ、水のように透明で、さらさらしており、特有のにおいがする。(ただし、すべての有機溶剤が透明でにおいがあるとは限らない)

 ガソリンや消毒用アルコールを思い浮かべてもらえば分かりやすい。アセトンやシンナーは、物を溶解する目的に使われる物質で、それ自体が有機溶剤。接着剤については、それ自体で溶剤ではない。接着剤は石油系樹脂(プラスチック)や合成ゴムなどが原料。しかし、固体なので使いづらい。それでヘキサンやアセトンなどの有機溶剤に溶かして売られている。この場合、ヘキサンやアセトンが有機溶剤であって、接着剤は接着することを目的に使われ、物を溶かすのが目的ではないので溶剤ではない。ただし、有機溶剤を含む物質なので、有機溶剤と同じように人体に有害。そのため、法令上は有機溶剤と同じような取り扱いを受ける。(教えて!goo)


 スポーツドリンクの溶質
 スポーツドリンクは、運動による発汗等によって体から失われてしまった水分やミネラル分を効率良く補給することを目的とした機能性飲料である。特に脱水症状の回復や、炎天下のスポーツにおける熱中症防止に効果がある。近年ではスポーツ飲料と呼ばれることがある。また体液にほぼ等しい浸透圧を持つものはアイソトニック飲料とも呼ばれる。日本のメディアでは、日常生活の熱中症対策としてスポーツドリンクを勧めていることが多い。

 これらの飲料は、効率良く水分を補給させ、なおかつ体に負担を掛けないように考慮されているほか、スポーツの際に失われがちなカリウムイオン(K+)やナトリウムイオン(Na+)といった電解質やマグネシウム・カルシウムといったミネラル分を含んでいる。また体液に近い浸透圧で胃腸に負担を掛けないよう配慮され、運動時に筋肉中に蓄積される乳酸の分解を助け回復を促すとされるクエン酸や、いわゆる疲労回復の際に最も効率の良いエネルギー源であるブドウ糖やショ糖を含んでいる。近年は、各種アミノ酸類やビタミン類を添加した様々な物が多数出回っているが、解糖系や糖新生との関連で一般に議論されることはほとんどない。

 各種スポーツ競技や野外での重労働の際に大量に消費することもあるため、消費者が家庭や職場・学校などで大量に作ることができるよう、規定量の水で希釈することを目的として粉末の形で売られているものも多い。

 この飲料は、効率良く水分補給と共に、大量発汗によって崩れやすいイオンバランスを保ち、ミネラル分を補給する効果がある。しかしその反面、スポーツや重労働時などにおける発汗を想定しているため、一般の消費者が往々にして過剰な期待を抱いて、大量に飲用した場合に、問題を起こすこともある。これらの飲料は、(全ての機能性食品や機能性飲料・医薬品類にも言えることだが)大量に飲めば、それだけ健康になるというものではない。

 一部には、ミネラル補給と称してこれら飲料を多量に飲む向きもあるが、ミネラル以外も大量に摂取するため、バランス良く体外に排出されてしまうことがある。(Wikipedia)


 栄養ドリンクの溶質
 栄養ドリンク(Energy drink)とは、肉体疲労時の栄養補給などを目的で販売されている飲料である。ドリンク剤とも呼ばれる。この飲料は、ビタミン類・アミノ酸・滋養強壮に効果のある生薬・漢方薬由来成分のエキスなど、疲労回復や健康維持に効果が期待できるとされる成分を含み、含有成分によって、医薬品、医薬部外品、清涼飲料水に分けられる。

 これらのうち医薬品・医薬部外品には、ユンケル(佐藤製薬)やリポビタンD(大正製薬)などがある。購入に医師の処方箋は必要ない。オロナミンC、レッドブルなど、従来より一般の小売店で売られていたドリンク類は清涼飲料水として扱われる。また薬事法により、医薬品、医薬部外品に該当しない清涼飲料水などの商品に関して「効能」、「効果」をうたう事は出来ない。

 各種ビタミンやタウリン(アミノエチルスルホン酸)などの有効成分、カフェイン、漢方生薬を複数配合し、肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害などの場合の栄養補給に適しているとされるものがある。但し、配合成分は薬理的に顕著な作用が見られるほどのものではなく、個人差が大きい。また、含有する成分を特定の効能向けに特化して差別化を図った商品も見られる。

 栄養成分の多いものは医薬品として長らく薬局やドラッグストアの店頭でのみ販売されていたが、1999年3月の医薬品販売の規制緩和により主力商品が医薬部外品に変更されてコンビニエンスストアやスーパーマーケット、駅売店、一部の自動販売機などでも販売されるようになった。

 但し、栄養ドリンクは医薬品、ないしは医薬部外品であること(まれに清涼飲料水)を念頭に置き、一日の容量を厳守することが前提である。有効成分や添加物の中には、コーヒーの10倍以上の濃度のカフェインなど多量の摂取が好ましくない物質が含まれているものもある。また、生薬等の薬効成分抽出のためにエタノールを使用し、これに由来するアルコールが0.1〜1%程度含まれる場合や気分昂揚のためにアルコールを使用している場合もある。(Wikipedia)


参考 Wikipedia: 栄養ドリンク スポーツドリンク クリーニングおすすめ.com:ドライクリーニング 教えて!goo:有機溶剤


有機溶剤作業主任者テキスト
クリエーター情報なし
中央労働災害防止協会
クリーニング店の秘密―2人に1人の消費者に「不満!」と言われる
クリエーター情報なし
東邦出版

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