化学兵器・生物兵器は国際法で禁止されている
 シリアで化学兵器が使われたことが問題になっている。化学兵器や生物兵器は国際法(ジュネーヴ議定書)で使用が禁止されているからだ。

 シリアではサリンが使われたという。サリンは我が国でもオウム真理教事件で使用された猛毒である。体重1kgあたり、0.35mg体内に注入すると死に至る。有名な青酸カリ(シアン化カリウム)が3~7mgであるから、約10倍違い、サリンの恐ろしさがわかる。

 化学兵器が毒性の強い化学物質を使用するに対し、生物兵器では生物毒を使用する。

 生物兵器の主なところでは天然痘ウイルスや炭疽菌、ボツリヌス毒素などがある。治療法があって自分の身を守りつつ敵国にダメージを与えられる細菌やウイルスが適し、治療法が確立していないものは適さない。 使用方法は、多種多様であり、砲弾や弾道ミサイルの弾頭に装填する方法、航空機などより噴霧する方法などがある。

 地球上に存在する、史上最大の毒素とは何だろうか?


 今回、研究者らがこのほど発見した新種のボツリヌス毒素が、どうやら史上最強の致死性物質であるらしいことが判明した。セキュリティ上の懸念から、具体的な遺伝子配列を記した論文は学会で発表されない事態となっている。

 その致死量が、半端でない。わずか2ナノグラム(0.000002 mg)注入しただけで成人を死に至らしめる。13ナノグラム(0.000013 mg)吸入しただけで成人を死に至らしめる。スプーン1杯ぶん混ぜただけで全市の水供給が壊滅的打撃を受けるという。

 ギズモード・ジャパンの記事「史上最強の致死性物質見つかる。悪用の懸念から最高機密扱い」から引用する。


 史上最高の致死性物質見つかる
 この猛毒の出元はボツリヌス菌(Clostridium botulinum、市販のボトックスもこの一種)という細菌です。毒が体に回ると神経系統を動かす神経伝達物質の分泌が遮断され、ボツリヌス中毒症および麻痺による死亡を引き起こしてしまうのです。

 この新種のボツリヌストキシンに関する最近の記事に付属のコメントで、スタンフォード医学大学院のデビッド・レルマン(David Relman)教授は「この物質は瞬時に甚大なリスクを社会に及ぼすものだ」と話しています。

「そんなに危ないもの、そもそもなぜ持ってんの?」って、誰でも不思議に思いますよね。でもこれ、人が人為的に作ったものではないらしいのです。化学兵器つくってたらこんなのできてアラ大変とか、そういうのとは違うようです。

 ボツリヌス菌の系統樹には既に7つの枝があることが確認されていました。今回研究者たちがボツリヌス中毒症の乳児の糞便検体から発見したのは8つ目の枝。この8番目のタイプ(タイプHと呼ぶ)が世界で最も高い致死性の物質だったのです。

 テロ悪用の懸念などもあることから、記事では遺伝子配列まで踏み込んだ発表はしていません。ボトックスは昔からテロリストにはよく使われてますものね。1990年代オウム真理教が東京都心でばら撒こうとした化学・生物兵器の中にもボツリヌス毒素ありましたし。

とりあえず今は機密扱いで安泰ですが、科学的な発見が軍事利用されることはよくあること…取扱い要注意ですね。(ギズモード・ジャパン)


 最強のウィルス(菌)ランキング
 ここで、最強の生物毒のベスト5を紹介する。PATRIOT記事「最強のウイルス(菌)ランキング」から引用する。

 第5位【炭疽菌】:炭疽菌は、炭疽(炭疽症)の原因になる細菌。第二次世界大戦以降、生物兵器として各国の軍事機関に研究され、2001年にはアメリカで同時多発テロ事件直後に生物テロに利用された。22人が感染し、5人が死亡した!

 菌を吸った人で、48時間放置した場合、90%の確率で死にます!米国疾病対策センターは、炭疽菌を危険度Aに指定している!

(症状)感染すると、血管内で増殖し毒素を出し、毒素により血管という血管から血が漏れ出します!多臓器不全により死に至ります!が、早い段階での抗生物質の投与で回復します!
 
 第4位【天然痘】:非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱(イボのようなブツブツ)を生じ、治癒しても瘢痕を残すことから、世界中で不治、悪魔の病気と恐れられてきた代表的な感染症。その恐るべき感染力、死亡率のため、時に国や民族が滅ぶ遠因となった事すらある。

 最も恐ろしい生物テロに利用されやすいウィルスです!それは、飛沫感染(空気感染)で簡単に感染するからです!北朝鮮が保有していると言われています!

 20世紀だけで世界中で5億人が犠牲になったと言われています!死亡率は90%~100%!他のウィルスと違い、ヒトだけに感染します!

 (症状)飛沫感染や接触感染により急速に感染します!そして40℃前後の高熱、頭痛・腰痛などになり、発熱後3~4日目には、頭部、顔面を中心に皮膚色と同じまたはやや白色の豆粒状のブツブツが生じ、全身に広がっていく。
 7~9日目に再度40℃以上の高熱になり、これは発疹が化膿して体表面だけでなく、内臓にもブツブツができ、それによる重篤な呼吸不全によって、死に至る。

 このウィルスは世界中から危険とされ、アメリカの「米国疾病対策センター」と「ロシアのベクター研究所」に集めるように各国に協力を要請しましたが、本当に集められたかは不明です!


 第3位【ペスト】:ペストは、齧歯類(特にクマネズミ)に流行する病気。菌を保有したネズミの血を吸ってペスト菌を持った蚤(ノミ)が人間にくっつき、体の血を吸うとき唾液が体内に入ります!

 この時にペスト菌も入るのです!ペスト菌はリンパを通って、首、脇、肩・足の付け根、あたりのリンパ節にたまり、こぶし大に膨れます!そしてリンパ節が破裂して細菌や毒素が血液に流れ出します!

 抗生物質で治療しなければ7日以内に死にます!14世紀だけで7500万人の死者を出しました!毎年1000人~2000人の死者を出しています!

 山でリスや動物の死骸を見つけても近づいてはいけません!死骸に群がるノミが体につけばあなたもペストです!

 第2位【HIV】:ヒト免疫不全ウィルスです!HIVはエイズを引き起こします!1975年以降、約2500万人がエイズで亡くなり、現在世界で3600万人の感染者がいます!

HIVは、本来ウィルスと戦うはずの免疫細胞に感染するのです!他のウィルスと違って一生取り除けないのです!感染したままです!

HIVは、直接攻撃はしません!免疫細胞に感染し、機能停止状態にしてしまうのです!HIVに感染すると免疫力が低下して、肺炎になって死んでしまったりします!それがエイズです!

一生無くならないので感染者は無限に増え続けるのです!しかし、それより最も恐ろしいウィルスがいます.....。

 第1位【エボラウィルス】:まさしく地球上で最強のウィルスです!このウィルスは、エボラ出血熱の病原体です!
 致死率90%!感染したらほぼ死にます!発症すると体中の皮膚や目、鼻、口、毛穴などから出血します!

有効な治療法はありません!ウィルスは侵入後、細胞を攻撃!やがて血管内皮細胞に侵入し大繁殖して血管を突き破り激しい内出血を引き起こします!

 血中にウィルスが溢れると血栓ができ血液の流れが滞り臓器が機能不全に陥ります!それから1週間程度で肉体は限界を超え、体中の穴という穴から血が噴き出します!ワクチンや治療法はありません!よって、アメリカではエボラウィルスを生物テロの危険度Aに指定しています!

 ウィルスは食物連鎖の中で人間の上にいるといっても過言ではないでしょう!人間が唯一支配できない、現代の最先端の研究においても未だ良く分からない生物でも細菌でもないものなのです!

ですが、インフルエンザだって脅威のウィルスなのですよ!トップ10には入ります!形を変えてまたやってくる変幻自在のウィルスなのですから!死者数は世界で年間50万人!アメリカだけで年間3万人います!スペイン風邪のときは5000万人の命を奪いました!

 ウィルスとはイタチゴッコで永遠に戦い続けなければならないのです!そして、ペニシリン(抗生物質)やタミフル、リレンザなどが効かない新型もそのうち出てくるでしょう!この世からウィルスが絶滅することなどあり得ないのです!地球の営みや自然界と戦って勝つことなど不可能ですから!うまくできていますよね?

全ての食物連鎖の上にヒトがいて、その数が増えすぎるとそのまた上のウィルスが人間を減らし、宿主が減ったウィルスも数を減らす!我々も自然の中の一つだということを痛感させられますね!


 毒素の致死量(Wikipedia)


名称半数致死量(mg/kg)含有するもの・用途出典・備考等
ボツリヌストキシン(A)0.00000037ボツリヌス菌資料により非常に幅が大きい。
テタヌストキシン0.000002破傷風菌 
マイトトキシン0.00005有毒渦鞭毛藻 
パリトキシン0.00025スナギンチャク類 
ダイオキシン(2,3,7,8-TCDD)0.0006~0.002産業副産物緒論あり。
ベロ毒素0.001病原性大腸菌・赤痢菌等 
テトロドトキシン0.01フグ他 
VX0.02化学兵器 
リシン0.03トウゴマ 
サリン0.35化学兵器 

参考HP wikipedia:致死量 PATRIOT:最強のウイルス(菌)ランキング (注!衝撃的な写真を掲載しています!見たくない人はやめてください)


猛毒動物 最恐50 コブラやタランチュラより強い 究極の毒を持つ生きものは? (サイエンス・アイ新書)
クリエーター情報なし
ソフトバンククリエイティブ
ボツリヌストキシン・ハンドブック―顔の美容医療のA to Z
クリエーター情報なし
克誠堂出版

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