インフルエンザB型
 「発熱が引いてから、2日間は人に会わないようにしてください…」近所の医者に告げられて、ようやく悟った。一昨日からの高熱はただの風邪ではあるまいと思っていたが、B型インフルエンザであった。

 処方箋を見ると、たくさんの薬も出してもらった。気管支拡張剤、抗生物質、解熱剤、痰を切る薬、鼻水を止める薬、咳止めのシロップや貼り薬、漢方薬まで…そして、楽しみだったのがこのブログでも紹介した、タミフルやリレンザ。実際に使うのは初めてのことだ。

 熱を感じたのが12月22日、食欲もなく、布団の中で熱にうなされていた。やたらと首が凝る。頭や体中が痛い。そして熱が引いたのが12月26日。丸4日は熱にやられふらふら状態だった。最高40℃まで上昇、娘が心配してくれたのはよいが、近寄りすぎてうつしてしまった。現在は娘が苦しんでいる。


 今日28日は熱が引いて2日目。ようやく外出ができるようになった。1週間にわたって苦しめられたインフルエンザ。その毒性の強さは相当なものだった。まだ体調十分とはいえないが、少しずつ普段の生活に戻りたい。

 厚生労働省は27日、インフルエンザが全国で本格的な流行期に入ったと発表した。国立感染症研究所(感染研)が全国約5千カ所の医療機関からの16~22日の報告をまとめたところ、1カ所当たりの患者数が流行の目安である1人を上回る1.39人となった。流行入りの時期は平年並みで、ピークは来年1月下旬から2月初めごろとみられる。


 インフルエンザ流行入り、来月下旬~2月ピーク
 感染研によると、感染者の報告が多かったのは、山口県・鹿児島県・高知県・大分県・佐賀県-などで、44都道府県で前の週より患者が増加した。患者から検出されたウイルスの型は「A香港型」の割合がもっとも高く、次いで「B型」が多かった。

 流行による休校や学級閉鎖も増加し、16~22日には全国の小中高校、保育所、幼稚園のうち2校が休校となり、学級閉鎖は81校と学年閉鎖も30校であった。年末年始は医療機関や学校が休みとなるため患者数が減る傾向にあるが、年明けには再び増えるとみられる。

 インフルエンザは、患者のせきやくしゃみなどで放出されたウイルスを吸い込むことで感染。38度以上の高熱に加え、関節や筋肉の痛みなど全身に症状が表れ、子供や高齢者は重症化しやすい。急性脳症や肺炎などを発症することもある。

 予防には、ワクチンが有効だが、接種から効果が出るまでに約2週間かかる。また、発症から48時間以内にタミフルなどの治療薬を服用すると、発熱の期間が短縮されるといわれる。

 気象庁によると、今冬は関東以西で平年より寒くなる可能性が高いと予想されている。感染症に詳しい自治医大付属病院の森澤雄司感染制御部長は「寒さとインフルエンザの流行に直接的な関連はないが、空気が乾燥すると、のど粘膜の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなる」と指摘。加湿器などで湿度を50~60%に保つのが有効だが、「まめに清掃しないと、かえって加湿器からウイルスやカビが飛散する可能性もある」と注意を呼びかける。

 厚労省は、せきなどが出たら感染拡大を防止するためマスクを着用することや、予防のため外出先から戻ったら手洗いやうがいをするなどの対策を推奨している。(産経news 2013.12.28 )


 インフルエンザA型・B型・C型・新型って何?
 インフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスは、大きくA型、B型、C型の3つに分類できます。人と人との間で流行するのは、主にA型とB型です。とくにA型は鳥や豚にも感染し、144種類と非常に多様なタイプがあります。

 冬場になると周期的に流行するインフルエンザは、「季節性インフルエンザ」と呼ばれています。なぜ、毎年真冬になるとインフルエンザが流行するのでしょうか。冬場になると空気が乾燥し、それに伴い口内の粘膜も乾いてウイルスにさらされやすくなります。また、気温の低下とともに、人体の免疫機能も低下するため、インフルエンザにかかる人が増えるのです。

 免疫細胞の持続期間について確認する前にわかりやすいようにまずB型インフルエンザのウイルスそのものの特徴について見ていきましょう。

 B型ウイルスは我々人類、ヒトからヒトへの感染経路をもつウイルスとして確認されております。A型との決定的な相違点はヒトからヒトへの感染経路しか確認されていない点です。

 元々はA型もB型も同様のウイルスとして扱われておりましたが、この感染経路と表面抗原で分離されるようになりました。B型ウイルスの自然宿主は現在確認されている範囲ではヒトだけ。逆に言えばヒトがいなければウイルスは増殖できないということですね。

 このインフルエンザB型ウイルスの最大の特徴は、「表面抗原」が一定期間ごとに変化している点です。ですから、新しいタイプのインフルエンザが発生すると、今までの免疫は当然働くことができません。

 これは人体細胞の防衛器官でもある免疫システムの仕組みが大きく影響しております。ウイルスは生活をしていく上で必要のないもの。免疫システムはこのようなものが体内に侵入すると「異物」と判断し体内から除去使用と働きます。


 インフルエンザ新型とは何か?
 季節性インフルエンザのほかに、「新型インフルエンザ」も近年メディアを騒がせています。新型インフルエンザをもたらすウイルスは、もともとは鳥や豚などに感染するA型ウイルスが、人から人へと効率的に移りやすくなるように変異したものといわれています。季節性インフルエンザに対しては免疫を持っている人も多いのですが、新型にはほとんどの人が免疫を持っていないため、またたく間に流行する危険性があります。

 一口に新型インフルエンザといっても、さまざまなタイプがあります。たとえば2009年に流行した新型インフルエンザは、過去に大流行した「Aソ連型」や「スペインかぜ」と共通する部分が多いH1N1型であることから高齢者を中心に免疫のある人も多く、また広い地域に流行したことで多くの人々が免疫を獲得したため、現在は季節性という扱いになっています。

 2003年以降にエジプトや中国などで感染者を増やし、60%という高い死亡率で恐れられた強毒性のH5N1型の新型インフルエンザは、プレパンデミックワクチン(世界的に大流行する前の接種を想定したワクチン)が備蓄されています。また2013年の春には、H7N9型の新型インフルエンザが報告され、中国や台湾で感染者数が増えています。

 日本国内においてはまだ人からも動物からも確認されていませんが、ウイルスが変異すると大流行することも考えられるため、厚生労働省が対策を進めています。


 4種類の抗インフルエンザ薬
 インフルエンザにかからないためには、感染を予防することが重要になります。基本的な予防策としては、まず季節性インフルエンザの予防接種を受けることが挙げられます。また、日頃のうがい、手洗いはしっかり行いたいものです。インフルエンザが流行しているときは、人が多い場所への不必要な外出は避けたほうがいいでしょう。

 治療法としては、以前はインフルエンザにかかっても、栄養をとってゆっくり休むといった対処法しかなかったのですが、ここ十数年で4種類の抗インフルエンザ薬が開発されました。現在、治療薬として使われているのは、タミフル、イナビル、リレンザ、ラピアクタで、発症から48時間以内に服用・投与すれば、発熱する期間が1~2日短くなるとされています。治療薬には接種法の違いや副作用の報告など、それぞれ注意点があるため、医師の説明をしっかり受けましょう。

 また、熱が下がっても、数日はウイルスの排出が続きます。マスクをするなどの「せきエチケット」は当然として、無理な登校や出社は、ウイルスをまき散らすことにもなりかねないため控えるべきです。(Sherpa/編集プロダクション

参考 THE PAGE:インフルエンザが流行目前


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