鳥類、恐竜起源説
今でこそ、鳥類は恐竜から進化したという説は常識になりつつあるが、少し前まで鳥類の起原はワニ類や絶滅した爬虫類のいずれかの系統にあるものとされた。
しかし、鳥類の恐竜起源説の歴史は古い。1859年にダーウィンによって種の起原が発表されてすぐに、イギリスの進化論支持者である生物学者のハクスリーは鳥類が恐竜の子孫であるとの説を提唱した。彼はコンプソグナトゥスと始祖鳥の骨格を比較し、前足と羽毛は別として、両者の骨格がよく類似していることを示した。
だが、当時の恐竜研究の第一人者であったリチャード・オーウェンは、「始祖鳥は最初の鳥類であり、恐竜の系統とは大きく離れたものである。」として、ハクスリーの学説に反対した。
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