宇宙の構造グレートウォール

 宇宙はどんな構造になっているのだろう?私たちの太陽系は銀河系の一部であり、銀河系では太陽を含む約1千億個の星々が、高速で運動(おもに銀河中心の周りの公転運動)をしている。

 宇宙には、これと同様な銀河が無数に見られるが、その銀河たちは、数百個が集まって銀河団をつくる。すなわち宇宙には、星⇒銀河⇒銀河団という明確な階層構造がある。

 個々の銀河団は、直径およそ300万光年をもち、正体不明の暗黒物質を大量に擁し、その重力が銀河たちを引き止めている。星たちが銀河の中を運動するのと同様に、1つの銀河団に属するこれら「メンバー銀河」たちは、重力ポテンシャルの中を、400~1500 km/s という高速でランダムに飛び回っている。

 唯一の例外は中心に座る「中心銀河」で、どの方向にも重力を受けないため、銀河団の中心に静止することができる。



階層構造の科学―宇宙・地球・生命をつなぐ新しい視点
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東京大学出版会
nature [Japan] August 15, 2013 Vol. 500 No. 7462 (単号)
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ネイチャー・ジャパン

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