週刊 サイエンスジャーナル 2014.10.5 号

東北大、東北大震災後の地殻変動を解明!“マントル粘弾性緩和”を観測!

 東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、およびその後の余震により引き起こされた大規模地震災害である。

 あれから3年6ヶ月。ようやく落ち着いてきた感じがするが、東北の復興はまだ進んでいない。まだ10万人以上の方が仮設住宅で暮らしている。東北の地場産業である水産・食品加工業などは、14%しか回復していない。(2014年3月10日現在)  科学的にも地震の発生時期は未だ予測できず、地面の下で何が起こっているかは、“謎”のままである。この地震はプレート境界型地震であり、太平洋プレートの上にある、大陸プレートにたまっていたひずみが元に戻ろうとして発生した。その後どうなったのだろうか?…


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