箱根と富士山は連動噴火の可能性も

 日本列島は火山活動期にある。4月26日以降、火山性地震が1000回を超えた箱根山では、泉質の変化、山頂に亀裂が入った、鹿や熊が逃げ出し始めたなど、数々の異変が起きている。神奈川県箱根町仙石原のある旅館では、いきなり黒い色の温泉が湧き出した。

 気象庁は5月6日、噴火の危険度を5段階で示す「噴火警戒レベル」を「1(平常)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げ、これに伴い蒸気噴出が確認されている大涌谷の遊歩道は全面閉鎖されたものの、現在の学問では、噴火予知は不可能に近い。

 5月7日、活動が活発化している鹿児島市の桜島では、今年500回目の爆発的噴火が起きた。1955年の観測開始以来、最も速いペースで、2011年の年間最多記録(996回)を上回る可能性もあるという。



参考 National Geographic news: 太陽系外惑星で初めて火山活動を発見か


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