突然現れ忽然と消えた、銅鐸の謎

 兵庫県南あわじ市(淡路島)で、銅鐸(どうたく)が7個見つかった。兵庫県教委が5月19日発表した。いずれも弥生時代前期末~中期初頭(紀元前3~2世紀)の古い型式だった。

 銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器である。紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用された。

 扁円形の中空の身と,それを吊下げるための鈕とから成る。鐸身に流水文や袈裟襷文などの文様がある。本来は内部に舌をもち、鐸身を揺り動かして音を出す一種の楽器であったが、のちに次第に大型化し、祭器へと転化していったと思われる。



参考 毎日新聞:  銅鐸「第一級」7個発見 音鳴らす「舌」も3個


銅鐸民族の謎―争乱の弥生時代を読む
クリエーター情報なし
彩流社
銅剣・銅鐸・銅矛と出雲王国の時代
クリエーター情報なし
日本放送出版協会

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。