水の上に浮く昆虫

 ブラジルに生息するヒアリ(Fire Ant)は、暴風雨に見舞われたとき、「いかだ」を作って生き延びる。アリの外骨格はもともと水をはじくが、それでもアリが1匹の場合は、水に落ちれば溺れてしまう。ところがヒアリのコロニーは、洪水で巣から押し流されると、群れ全体で「いかだ」の形になり、そのまま水の流れに何週間も浮かび続けることができるという。

 一匹だけでも水に浮く虫もいる。それはアメンボだ。アメンボはなぜ水に浮くことができるのだろう?

 アメンボの足の先には、ひじょうに細かい毛が密生してはえているため、水をよくはじく。実は体にも細かい毛が生えていて、水をはじいている。それだけでなく、足先にはアブラに似たものも分泌しているので、水をよくはじく。そのため、水面の表面張力をつかって、水に浮くことができる。



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