1000km走行!夢の次世代電池とは?

 携帯電話やノートパソコンなどにリチウムイオン電池は広く使われている。最近は、電気自動車用にも使われているが、高価であるし意外にもエネルギー量が小さい。長距離走行ができないのだ。現在、リチウムイオン電池の高性能化と低コスト化が期待されている。

 現状のリチウムイオン電池では、電池容量に制約があり、2010年の時点で、電気自動車の長距離走行は160kmが限界である。また、バッテリーの8割の充電が、15分から30分程度で可能な急速充電器は、今の所、全国に約150ヶ所にしかない。しかもその2/3が首都圏。ガソリンスタンドの数が、全国で万のオーダーである事を考えると、電気自動車(EV)用の急速充電器の数は、今はまだ少なすぎる。通常の100Vの家庭用コンセントでは5時間~14時間かかるのは問題外だ。

 電気自動車の普及のためには、現在のレベルの約6~7倍のエネルギー密度が必要だ。そして、充電も10分程度で済ませたい。そこで、リチウムイオン電池よりもはるかに大きいエネルギー密度を有する電池が研究されている。その電池で走行すれば、1回の充電で1000kmも走行でき、充電はカセット交換の数分で済むという。そんな夢のような電池があるのだろうか?


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