MRJ初飛行

 国産初のジェット旅客機MRJが11月11日、初めて飛んだ。国産旅客機の開発は、プロペラ機のYS11以来、半世紀ぶり。欧米の下請けに甘んじてきた日本の航空産業が、世界市場に再び挑む。

 9時35分、流線形のMRJが愛知県営名古屋空港を飛び立った。秋空に吸い込まれていくと、一帯は大歓声。近くの公園はカメラを向ける人らで混雑し、周辺の路上は車であふれた。東京都大田区から訪れた会社員の男性(30)は「スマートで美しい。世界の航空機産業界に割って入って欲しい」。

 午前11時すぎの着陸も滑らか。操縦した安村佳之機長は「これまで経験した中でもトップクラスの操縦性と安定性だった」と振り返る。



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