被子植物の授精「重複受精」

 被子植物は、花粉が雌しべの柱頭に着くことを受粉と呼ぶが、受粉すると花粉から花粉管が伸び、それが胚珠に届き、胚珠内にある卵細胞と花粉管内の精核(精細胞)が融合することで受精する。また、被子植物は重複受精と呼ばれる独特な受精形式を行う。

 重複受精は被子植物に特有の受精様式で,一般に2個の精核のうちの一つが卵核と合体する生殖受精と、もう一つの精核が二つの極核と合体する栄養受精とが同時におこることをいう。卵は授精すると種子の中の胚になり、極核は授精すると胚乳になる。胚乳は胚が成長して発芽するときに養分となる。

 この現象は1898年にナワシンS.G.Nawaschinがマルタユリで最初に見いだしたもので,裸子植物の受精とは多くの点で異なる。



被子植物の起源と初期進化
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