地軸は不変ではない

 地球の回転軸は永久不変に変化しないものではない。それらは天体としての地球における物質の配置により決まっており、質量の配置が変化するとき当然回転軸も変化する(この場合の回転軸は「慣性主軸」という)。

 具体的には、地球表面の温度は地質時代を通じて変動して来たことが知られており、現在より一万年前には北半球を覆う氷の層はもっと厚く領域も広大であった。このように北極および南極に近い領域に大量の氷が氷河の形で蓄積されている場合、地球全体としての回転軸は現在のものとは僅かであるが違った位置にあった。

 また、地球では氷河の形成と融解の過程以外にもマントル内において物質の対流が生じている。これはプレートテクトニクス理論が述べるように地殻表面においては大陸のプレートの構成と移動・マントルへのプレートの沈下と湧出という現象となって現れる。マントル対流とプレートの運動は地球全体としての質量分布の変化をもたらし、これによっても回転軸は変動する。


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