「電磁波」はやはり人体に有害?
電磁波とは、真空または物質中を電磁場の振動が伝搬する現象をいう。電気と磁気の両方の性質をもつ波と理解してよい。また、電気の影響が及ぶ範囲を「電場」といい、磁気の影響がおよぶ範囲を「磁場」という。この電場と磁場が、交互に発生しながら波のように伝わっていく。
電磁波といってもさまざまな種類が存在し、波長の長さにより大きく分けて放射線、光、電波と3つある。光は波長が 1mm から 2nm 程度のものを指し、波長域によって赤外線・可視光線・紫外線に分けられている。放射線では、波長が1nm以下ではX線、10pm 以下ではガンマ線と呼ぶ。下に行くにしたがって低周波になるが、波長自体は長くなる。
電磁波と健康の関係でいうと、波長の短い紫外線やX線、ガンマ線などは放射線といい、エネルギーが大きく生物のDNAを傷つけるので発がん性がある。ふつうの光などでも、波長をそろえればレーザー光となり、エネルギーは大きくなる。様々な電磁波が存在するが、最近問題視されているのは意外にもマイクロ波や電波などの低周波の電磁波だ。
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健康を脅かす電磁波 |
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本当に怖い電磁波の話 (身を守るにはどうする?) |
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金曜日 |
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