ニワトリが朝、鳴くときの秘密

 動物の行動を注意深く観察していくと面白い法則性を発見することがある。ニワトリのコケコッコーという発声は、インダス文明(紀元前2600-1800年頃)の時代から時を告げるものとして利用されており、今では誰もが「ニワトリは朝に鳴く」ということを知っている。

 しかしながら、この現象の背後にある仕組みは、謎に包まれている。これまでに、この現象に体内時計が関与していることを明らかになっている(Shimmura & Yoshimura, Current Biology 2013)。 ある1羽が朝に鳴き始めると、近くにいる他の雄鶏達が一斉に鳴き始める「鳴き交わし」という現象が知られているが、雄鶏はコケコッコーと鳴くことで、自分の縄張りを主張していると考えられる。

 またニワトリは、社会的な動物であり、集団内のニワトリの数が少ない場合には、「つつきの順位」を形成する。「つつきの順位」が初めて報告されたのは、ニワトリに関するトルライフ・シェルデラップ=エッベの1913年の研究である。



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