土星の衛星エンケラドスに生命はぐくむ素材「水素分子」を確認
氷に覆われた土星の衛星エンケラドスの奥深くで、熱いものがうごめいているようだ。NASAの科学者たちは、そのエネルギーが地球外生命をはぐくんでいる可能性もあるとしている。
NASAの土星探査機カッシーニは、以前、エンケラドスから噴き上がるプルーム(水柱)の中を通り抜けてその成分の「味見」をし、塩類、単純な有機分子、アンモニアなど、生命の主要な構成要素が含まれていることを明らかにした。
米サウスウェスト研究所の科学者ハンター・ウェイト氏が率いる研究チームは、4月13日に開かれた記者会見で、2015年10月にカッシーニが接近通過(フライバイ)を行った際に、エンケラドスから噴き出すプルームに水素分子が含まれていることを確認できたと発表した。
深海の不思議 (発見!ネイチャー&サイエンス) | |
クリエーター情報なし | |
日本実業出版社 |
nature[Japan] March 2, 2017 Vol. 543 No. 7643 (単号) | |
クリエーター情報なし | |
ネイチャー・ジャパン |
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
��潟�<�潟��