太陽系の外はどうなっているか?

 人類は長きにわたって、星々が放つ光を観測してきた。ガリレオは望遠鏡で惑星を見て地動説を見いだし、近年では宇宙の最深部から来るマイクロ波やブラックホールが出すX線を観測する探査機が活躍して宇宙の進化を探っている。これらはすべて波長が異なる電磁波で、いわば光の仲間だ。

 光があるおかげで、何億光年も離れている天体を知ることができる。最近では多くの恒星に系外惑星を発見している。そして波長を調べることで、その場所にどんな物質があるかまでわかってしまう。これは凄いことだと思う。

 今年、2017年の物理学賞を受賞した「重量波」は13億光年も離れた場所で起きたブラックホールの連星が合体したときに生じた「重力波」をとらえることに成功している。2015年にはニュートリノ振動の観測で梶田教授がノーベル賞を受賞している。私たちは光以外にもさまざまな手段で、宇宙やこの世界の成り立ちを探ろうとしている。



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ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の絶景: 太陽系から、130億光年離れた彼方の銀河まで (知的生きかた文庫)
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