台風はなぜ発達するのか?

 台風の予想は科学技術の発達した現代でもまだ難しく、毎年大きな被害を出している。特に難しいのが、どこでどのくらいまで大きくなるのかという強度についての予想である。いったい台風はどのように発達しているのだろうか?

 台風は、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものをいう。ハリケーン(hurricane)は、同じ熱帯低気圧であるが、最大風速が64ノット(約33m/s)以上のものをいう。ハリケーンの風速は台風の約2倍である。

 熱帯低気圧の大部分は南北それぞれの緯度10~15度の海域で発生し、緯度が5度以下の海域ではほとんど発生していない。これは、渦の形成にコリオリの力が必要なためと考えられている。また、熱帯低気圧の発生には海面からの持続的な水蒸気の供給が必要であると考えられていて、熱帯低気圧の発生海域は海面水温が26度以上の海域とほぼ一致している。このため、熱帯低気圧の発生は緯度25度以下の海域にだいたい限られている。



台風の科学 (NHKブックス)
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