人類の起源

 人類はこの地球にいつごろから存在するのだろうか?

 人類の祖先が、チンパンジー・ボノボの祖先と別れたのは600万年前~700万年前くらいと考えられている。では、人類とは何か?これは生命とは何かと同じく難しい問いである。脳が発達して道具を使うことができる(チンパンジーやオランウータンも道具を使う)、複雑な言語体系がある、火を使用するなどのほか、他の類人猿にはみられない大きな特徴は、直立二本足歩行をすることであろう。犬歯が発達していないという特徴もある。

 どうしてサルから別れたのかもよくわからないが、それまで緑におおわれていたサハラ砂漠が、アフリカの乾燥化に伴い森林を縮小、サバンナを拡大していったことが背景にあるのであろう。すなわち、森林生活からサバンナでの生活へと、生活環境を変えざるを得なかったのかもしれない。



出アフリカ記 人類の起源
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化石とゲノムで探る 人類の起源と拡散 (別冊日経サイエンス194)
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日本経済新聞出版社

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