ウシツツキはムクドリの仲間
ウシツツキの仲間は鳥の中では変わった食性をもつ。大きな指を持つ足は哺乳類の頑丈な皮膚にぶらさがることもでき、大型の草食獣の体に取り付いて、寄ってくる虫やダニを食べる。まれに傷口のカサブタや肉などを食べる悪さもする。小さな群れで大型哺乳類と一緒に移動する。
ウシツツキの仲間はムクドリ科に含まれる。ムクドリは全長24cm ほどで、およそスズメとハトの中間ぐらいの大きさ。尾羽を加えるとヒヨドリより一回り小さい。
日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、北部のものは冬には南部に移動するようである。低地の平野や低山地にかけて広く生息し、都市部などの人家付近や田畑などでもよく見られる。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 | |
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