インフル猛威、今後はB型増加 流行要因不明

 いよいよ受験のシーズンだ。大学入試センター試験は1月19日(土)および20日(日)で終了したが、神奈川県の公立高校の志願募集は、1月28日(月)から1月30日(水)、志願変更が2月4日(月)から6日(水)まで、学力検査は 2月14日(木)、面接・特色試験が 2月14日(木)、15日(金)及び18日(月)、合格発表が 2月27日(水)となっている。

 そして、この時期に流行となったのが、インフルエンザだ。全国のインフルエンザ患者数(1医療機関当たり)が2月1日、集計の始まった平成11年以来、過去最多となったことが明らかになった。

 検出されたウイルスは現在、型が多くなっているが、例年2月頃からは型の患者が増え始める傾向がある。1人が複数回罹患(りかん)するケースもあり、引き続き警戒が必要だ。

 インフルの患者数は例年、1月下旬~2月上旬にピークを迎える。前半はA型、後半はB型の報告数が増える傾向に。厚生労働省によると、直近5週間の検出ウイルスは、平成21年に新型として流行したA型が50%、A香港型が49%と拮抗(きっこう)する形で、2種類のA型が同時に流行している。

 今後流行が予想されるB型は高熱が出ないこともあるなど、「ただの風邪」と勘違いして対応が遅れることも懸念される。症状は軽くても感染力は強く、抗体は別なのでA型に一度かかった人が感染する可能性もある。

 東北大の賀来満夫教授(感染症学)は今シーズンの流行の要因は不明とした上で、「国内では昨冬、A型とB型の同時流行が起きるなどこれまでと違う動きも出てきている。訪日外国人客増加の影響、家庭や高齢者施設での予防状況なども踏まえ、流行を防ぐ有効な対策の在り方を考えていく必要がある」と指摘している。(2019年2月1日 産経新聞

 インフルエンザの流行注意報、患者数は2018年12月末に44.6万人

 1月8日、インフルエンザの患者が急増し、流行注意報が出された。今シーズンの流行が全国的に本格化、全国約5千の定点医療機関から昨年12月24~30日の1週間に報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関当たり11.17人となり、その前の週の同8.05人より増加して「注意報」のレベルとされる10人を上回った。

 都道府県別では北海道が、年齢別では5~9歳がそれぞれ一番多かった。直近5週間に検出されたウイルスはA型の新型として2009年に大流行した「AH1pdm09型」が最多で次いでAH3亜型(香港型)、B型の順。厚生労働省などは年が明けた今月から来月にかけて患者数はさらに急増する可能性が高いとして注意を呼びかけている。

 厚生労働省と国立感染症研究所が9日発表したデータによると、昨年12月24日からの1週間で推計約44万6千人の患者が医療機関を受診した。前週は約31万3千人で年末の1週間で10万人以上増えたことになる。今シーズンの推計患者数の累計は約106万人となった。

 都道府県別の1医療機関当たり患者数は北海道(32.07人)、愛知県(30.45人)、岐阜県(20.33人)、熊本県(14.53人)、三重県(13.68人)の順で多く、次いで福岡県(13.59人)、長野県(12.78人)、東京都(11.53人)、高知県(11.23人)、神奈川県(11.21人)、大阪府(11.01人)、長崎県(10.47人)、埼玉県(10.02人)と続いた。

 また年齢別では、0~4歳が約5.1万人、5~9歳が約8.3万人、10~14歳が約5.4万人、15~19歳が約2.6万人、20代が約4.4万人、30代が約5.0万人、40代が約5.7万人、50代が約3.6万人、60代が約2.2万人、70代以上が約2.1万人となっている。

 インフルエンザの流行警報!過去10年で最大に

 全国各地で猛威を振るうインフルエンザ。薬局サーベイランスによると、2019年1月21日~1月27日(19年第4週)の推定患者数は約228万人にのぼり、過去10シーズンの最大数を上回った。1月17日に流行警報が東京都から出された。

 国立感染症研究所が2月1日に更新したインフルエンザの流行マップによると、19年第4週の定点当たりの報告数は57.09。前週から3.18増加した。都道府県別では埼玉県(84.09)、新潟県(77.70)、千葉県(73.00)、宮城県(69.81)、神奈川県(67.94)、栃木県(67.00)、大分県(65.45)、長野県(64.72)、東京都(64.18)、石川県(63.96)、福島県(63.19)、福岡県(62.70)、茨城県(61.88)、愛知県(61.82)、群馬県(58.02)の順で高い数値を示した。報告数が前週を上回ったのは31都道府県、下回ったのは16府県だった。

 47都道府県全てで警報の水準まで感染者が拡大している(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋) 都内では、東京都感染症情報センターが昨年12月13日に流行開始を宣言。タイミングとしては例年より遅かったが、そこから急拡大し、年明けの1月8日に流行注意報、1月17日に流行警報が出された。

 流行警報は、感染症発生動向調査の定点報告で、30人/定点(週)を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合に発令されるものだが、19年第4週は基準の2倍である60人/定点(週)も超えた。感染エリアも広く流行マップをみると、都内の品川区以外の全ての地域が30人/定点(週)を上回っている。(サイエンスポータル 2018.2.1)

猛威を振るうインフルエンザ対策に 加湿器&安眠・快眠家電

 今年はインフルエンザが猛威を振るっており、都道府県単位で警報・注意報が発令された。例えば、神奈川県では、1月第3週(1月15日から1月21日まで)のインフルエンザの定点あたりの患者報告数が「54.49」となり、流行警報レベルの基準値となる「30」を大きく超えたため、1月25日に「インフルエンザ流行警報」を発令した。

 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなるといわれている。とくに乾燥しやすい室内では、「加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的」と、厚生労働省のインフルエンザ関連の情報ページに明記されている。

 加湿器は、いわば国公認の「インフルエンザ対策家電」だ。加湿器と空気清浄機を組み合わせて使うと、より効果は高まり、花粉対策にもつながる。

 また、インフルエンザにかかった場合の対処法として、「安静にして睡眠を十分にとる」「水でもお茶でもコーヒーでも何でもいいので、水分を十分に補給する」という2つが挙げられている。

 つまり、調色機能機能付きLEDシーリングライトや、ふとんクリーナー、ふとん乾燥機など、いわゆる安眠・快眠家電は、辛いインフルエンザの症状から早く回復するために不可欠な「睡眠」を助ける効果もあると訴求できるわけだ。

 水分補給に関しては、高熱で動きたくない時でもさっとセットでき、1杯分が出てくるカプセル式のコーヒーマシンやティーマシン、瞬時にお湯が沸く電気ケトルが便利だ。

 コーヒーマシンはファミリーにもシングルにも、自炊派にも外食派にも潜在的ニーズが高い、珍しい調理家電。さらに、病気時に手間いらずというメリットをアピールすれば、プラスαの贅沢品から定番調理家電に昇格するかもしれない。インフルエンザ対策家電は、決して加湿器やマスクなどの衛生用品だけではない。

参考 サイエンスポータル: https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2019/02/20190201_01.html

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ レッド PM9631
クリエーター情報なし
ネスレ日本
加湿器,Sakugi 3.5L 大容量 超音波式 加湿器 12-18畳対応 長時間連続稼働 乾燥対策 卓上加湿器 ミストの吹出が360°調整可能 静音、省エネ 空焚き防止機能付き
クリエーター情報なし
Sakugi

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ   ←One Click please