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新しい元素が発見されたという。原子番号が118番の物質だという。しかし、その数はわずか3原子。しかもすぐに分裂し他の物質に変わったという。

水素が1番、ヘリウムが2番というふうに物質には番号が付けられている。単純に考えると118番目の物質ということであるがどんな物質だろう。

原子番号が大きくなると密度が大きく、ずっしりと重くなる。金や鉛がそうだ。

いったいこの世界にはどのくらいの物質が存在しているのだろう。

今日は原子とは何か。重たい元素にはどんなものがあるのかを学びます。
 

関連するニュース

原子番号118、米露チームが最も重い新元素発見


原子番号(陽子の数)が118番の最も重い新元素を発見したと、米ローレンス・リバモア研究所とロシア合同原子核研究所の研究チームが16日、発表した。

物質をつくる最小の構成単位が原子という小さな粒で、原子は内部に「陽子」と「中性子」を含んでいる。

同じ数の陽子を持つ原子の仲間が元素と呼ばれ、陽子の数がおよそ110個を超えるあたりに新元素発見の可能性がある。

ロシアの粒子加速器で昨年、カリフォルニウム(原子番号98)にカルシウム(同20)のイオンを大量に当てた結果、118番元素が3個発生。すぐにヘリウム原子(同2)を放出して116番元素へと変わり、最終的にはより小さく軽い元素へと分裂した。

118番元素は、1999年に米国の別の研究チームが「発見した」と報告し、すでに「ウンウンオクチウム」と名付けられているが、その後、報告がねつ造と判明した。(2006年10月17日10時55分  読売新聞)

 

知っておきたい基本事項


原子  

物質をつくる最小の構成単位。一個の原子核とそれをとりまく何個かの電子とから構成される。

元素

同一の原子番号をもつ原子の種類を集合的に元素とよぶ。

原子番号

ある原子について、その原子核の中にある陽子の個数のことである。 

例 水素H 原子番号1 金Au 原子番号79 

原子記号

元素あるいは原子を表記するために用いられる記号のことであり元素記号ともいう。

例  Cu  O  C      

化学式

化学物質を元素の構成で表現する表記法である。主に物質の分子を原子記号で表したものである。

例 CuO  C  Cu   CO2

化学反応式

物質の化学変化や化学反応の量的関係を、化学式で表現した式である。

例  2CuO + C → 2Cu + CO2 
 

もう少し知りたい発展事項


自然界に存在する最も重い元素は?

正解は原子番号92「ウラン(U)」です。

ではウランより重い元素は何でしょう?

正解は超ウラン元素や超重元素です。 これらはすべて人工でつくられた物質です。

現在までに発見されているものには、ネプツニウム(Np、93)、プルトニウム(Pu、94)、アメリシウム(Am、95)、キュリウム(Cm、96)、バークリウム(Bk、97)、カリホルニウム(Cf、98)、アインスタイニウム(Es、99)、フェルミウム(Fm、100)、メンデレビウム(Md、101)、ノーベリウム(No、102)、ローレンシウム(Lr、103)があります。

以下時代とともに、ラザホージウム(Rf104)、ドブニウム(Db105)、シーボギウム(Sg106)、ボーリウム(Bh107) 、ハッシウム(Hs108)、マイトネリウム(Mt109)、ダームスタチウム(Ds110) 、レントゲニウム(Rg111)などが発見されています。

このあたりの物質はα壊変して、数秒で別の元素に変わります。 

超重元素とは?

重い元素をもとめて、今も研究がつづけられています。原子番号110番以上の元素は超重元素とよばれます。これらは半減期がミリ秒からマイクロ秒(1000分の1秒から100万分の1秒)単位とあまりにも短いため、確認がひじょうにむずかしい。理論上は、原子番号114の超重元素とその付近のいくつかの元素は、核構造が比較的安定だと予測されています。

原子番号113、114、115、116と発見が認められていますが正式な名前はまだありません。今回118が発見されました。

超ウラン元素や超重量元素はどうやってつくるの?

ウラン中性子が吸収させたり、加速器によって原子核同士を衝突合体させると、ウランより重い元素が生成されます。
 

 

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