科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をなるべくわかりやすくコメントします。
美しいバラにはトゲがあるというが、白いバラに美白効果があるとは不思議だ。

考えてみれば、白という色、平凡な普通の色だと思っていたが、色が豊かな世界の中で白色というのは、特別なことなのかもしれない。他の色を発色させないというはたらきがある。

そこに着目したのが化粧品のカネボウ。白バラからメラニン色素を抑える成分を発見した。この成分はメラニン色素を作る「チロシナーゼ」という酵素のはたらきを抑える。

「美肌・美白」について調べると、ポイントは2つある。皮膚のメラニン色素をなるべく作らせないこと。もう一つは皮膚のターンオーバーを規則正しく行わせることである。
皮膚のしくみ(美白Net.より)

皮膚の細胞が生まれてから、はがれ落ちるまでをターンオーバーという。ターンオーバーは28日かかる。ストレス、栄養のバランスが悪い、睡眠不足など不規則な生活、喫煙、などがあるとターンオーバーが乱れて、肌に潤いがなくなる。

今日は「皮膚のしくみ」、「メラニン色素」、「美白」について調べる。(参考HP 美白&保湿スキンケアガイド・美白Net.

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白いバラの香りに美白成分? カネボウが確認


フェアビアンカという白いバラの品種の香りに、肌の黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を妨げる成分が含まれていることを、カネボウ化粧品が見つけた。香り成分が「美白作用」を併せ持つ意外な結果だ。国立科学博物館(東京)で24日から始まる「特別展 花」に香り成分を展示、28日から富山市で開かれる日本薬学会で発表する。

同社は、咲いたままの花の香りの成分を直接集める手法で、数百種のバラの花の香りを分析。フェアビアンカ種で、これまで知られていなかった特有の成分を見つけた。この成分にメラニン色素のもとを持つ皮膚の培養細胞をさらすと、メラニン色素の生成が抑えられた。色素の生成過程にかかわるチロシナーゼという酵素の働きを妨げているらしい。

「美白」をめぐっては、チロシナーゼなど様々なメラニンの生成過程を標的に研究が進められている。同社製品開発研究所の駒木亮一主席研究員は「このバラが真っ白になるメカニズムと関係している可能性がある」といい、詳しい分析を進めている。(asahi.com 2007年03月14日)

皮膚のしくみ


肌は、「表皮層」「真皮層」に分かれています。

表皮層は28日周期で生まれ変わり、真皮層はハリや弾力のもとになっています。

この「生まれ変わりの周期」は「ターンオーバー」と呼ばれています。

ターンオーバーが乱れると、自然に剥がれ落ちるはずの古い角質がいつまでも剥がれずにたまっていきます。これを「角化不全」といいます。

古い角質がいつまでも残っていると、肌の透明感がなくなり、美白の点からも好ましくありません。しっかりスキンケアを行っているのに肌が乾燥する、何となくくすんだ感じがしている、という人はターンオーバーが乱れているのかも知れません。

メラニン色素とは?


メラニン (melanin) 色素は、人体において形成される色素である。

皮膚においては表皮最下層の基底層において、毛髪では毛母において生成される。生成するのはメラニン形成細胞であるメラノサイトである(メラニンを生成する事から、単に色素細胞と呼ばれることもある)。

メラノサイトはメラニンを生成する工場的な機能があるのみで、メラニンを貯蔵する細胞ではない。メラニンは蛋白質と固く結合しており、微細な顆粒状をしているが、その生成過程は複雑である。

メラニン色素はどうやってできるか?


メラニンのルーツは、アミノ酸の一つであるチロシンである。このチロシンにチロシナーゼという酸化酵素が働き、ドーパという化合物に変わる。更にチロシナーゼはドーパにも働きかけ、ドーパキノンという化合物に変化させる。

ドーパキノンは科学的反応性が高いので、酵素の力を借りる事なく次々と反応していく。ドーパクロム、インドールキノンへと変化し、最終的には酸化、重合し、黒褐色のメラニンとなるが、構造は大変複雑であり、表記は難しい。メラニンは水や全ての有機溶媒に不溶で、きわめて安定である。

なお、遺伝的にチロシナーゼの働きが不完全でメラニンが合成されない個体をアルビノといい、こうした個体は皮膚がんになりやすい。メラニン色素がないと紫外線を吸収できないので、太陽光線による細胞のダメージを防ぐ事ができない為である。

美白効果のある物質


このアプローチに効果があるのが、厚生労働省に認可された次の6つの美白成分です。

(1)ビタミンC(ビタミンC誘導体)
メラニンの色を薄くする還元作用があります。
最近は抗酸化作用も注目されています。

(2)プラセンタエキス
代謝を活性化させて、メラニンの排出を助けたり、メラニンの生成を抑える作用があります。
アミノ酸とミネラルを含んでいます。

(3)アルブチン
メラニンをつくるチロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニンが過剰にできるのを防ぐ作用があります。

(4)コウジ酸
メラニンをつくるチロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニンが過剰にできるのを防ぐ作用があります。
メラニンの排出をスムーズにする作用もあります。

(5)ルシノール
メラニンをつくるチロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニンが過剰にできるのを防ぐ作用があります。
ポーラの独占美白成分です。

(6)エラグ酸
メラニンをつくるチロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニンが過剰にできるのを防ぐ作用があります。
ライオンの特許成分です。 

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