科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をなるべくわかりやすくコメントします。
空の高いところにできる雲。雲の中でも一番高いところにできる雲は何だろうか?

高層雲?巻雲?積乱雲?ふつう目にする雲で、最高の高さに達するのは積乱雲でエベレストより高い。なんと1万2千mにも達する。対流圏で一番高いところにある雲は積乱雲である。

実際はそれよりも高い成層圏というところに真珠母雲という雲。さらにその上の中間圏というところには夜光雲という雲ができる。

成層圏は上空1万m〜5万mの高さ中間圏は5万m〜8万mもの高さがある。

夜光雲とは何だろう?通常は高緯度地域(50°〜60°)で夏見られる。正体は氷塊だろうといわれるがまだよくわからない。近年、観測頻度の増加やハンガリーなど観測地点の低緯度域への進出が目立っており、地球温暖化との関連を指摘する研究者もいる。(参考HP Wikipedia)


関連するニュース
夜光雲:温暖化の影響? 低緯度でも観測 NASAが撮影


米航空宇宙局(NASA)は28日、北極上空の中間圏内(高度約80〜90キロ)に浮かび、日の出前や日没後に光って見える「夜光雲」の写真を公表した。夜光雲は近年、観測頻度の増加やハンガリーなど観測地点の低緯度域への進出が目立っており、地球温暖化との関連を指摘する研究者もいる。

NASAは今年4月、夜光雲の組成や形成条件などを精密に調査するため「AIM衛星」を打ち上げ観測を行っている。

19世紀後半ごろから観測され始めた夜光雲は、主に高緯度地方の夏に発生。非常に高層にあるため、太陽が地平線下にあっても太陽光を受け輝いて見える。中間圏の温度は地上の温度と反比例するとされ、地球温暖化で低温化が進んだ。この低温化と夜光雲に因果関係があるとの説がある。  
 
夜光雲とは何か?
夜光雲(やこううん)は中間圏にできる特殊な雲で、日の出前や日没後に観測される気象現象である。
 
夜光雲は、南北の緯度50°〜60°の高緯度地域の夏に発生する。北半球では夏の夜空に、中緯度北部地域から高緯度地方に出現する銀白色に輝く巻雲に似た雲。出現する高度は75〜90kmほどの中間圏で、ほぼ東から西へ毎秒50〜250mの速さでながれている。

主な雲粒の構成物は、微細な宇宙塵(うちゅうじん)のまわりに氷が結晶したものが、横からの太陽光線にてらされてひかってみえるものだが、くわしいことについてはわかっていない。

この夜光雲は古くから知られている現象であるが、近年の二酸化炭素やメタンの増加により、対流圏の気温が上昇し、それに伴い、中間圏の気温が低下したために発生しやすくなったとも考えられている。

真珠母雲とは何か?
真珠母雲(しんじゅぼうん)は成層圏にできる特殊な雲。発生する高度は、20〜30km付近。非常な高度にある雲のため、日没後も太陽の光を受けて輝く姿を見ることがある。真珠母雲の名は、その色彩が真珠母貝であるアコヤガイの内側に似た虹色をしていることより付けられた。

成層圏内ではめったに雲は生じないが、まれに巻雲に似た形でピンクと緑、青などの色をおびたシンジュガイ(真珠貝)のように輝きのあるうつくしい雲がみられることがある。

真珠母雲は真珠雲ともよばれ、スコットランドやスカンディナビア地方など高緯度地方の21〜30kmの超高空に、日の出前や日没後によく出現する。一種の地形性の雲と考えられている。
 

雲を見ればわかる明日の天気―豊富な写真とイラストで徹底解説

地球丸

このアイテムの詳細を見る
日本 空からの縦断 Part.3 Vol.1 雲と潮の道(南西諸島)

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る

ランキングブログ検索 ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ ←One Click please