科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をなるべくわかりやすくコメントします。
ちょっと前になるが、7月1日新幹線に「N700系」が登場、営業を開始した。

鉄道好きな人は、もうすでにどんな技術が使われているか知っていることだろう。

私は、あまり新幹線に乗る機会はないが、N700系にはいろいろな最新技術が採用されている。次のリニア中央新幹線の開発もすばらしいが、ぜひ現段階での技術を学んでおきたい。



まず、あの独特の鼻だがどうしてあのような形状になったのだろう?

今回、空気抵抗を最大限減らすために、飛行機の主翼の開発等に採用されている新しいシミュレーション(遺伝的アルゴリズム)を鉄道車両に初めて応用した。5000回以上にもわたるシミュレーションの結果、見出した最適な形状である。

次に、加速が速くなった。どんな技術が使われているのだろう?

今回、時速270kmに到達する時間が、700系の300秒から約180秒へと大幅に短縮された。もちろん、乗り心地はこれまでどおりなめらかだ。

これは、カーブでもスピードが落ちないように、車体傾斜システムを採用、空気バネで車体をわずかに1度傾かせながら、最高速度での曲線走行を可能にしている。(東海道区間)。この1度というわずかな角度が、乗り心地と曲線での速度向上を両立させた、最新の技術だ。

さらに、700系より19%電力消費量少なくなった。どうやって省エネに取り組んだのだろう?

「N700系」は、省エネルギー性に優れた700系から、さらにモーターパワーを30%向上させたにもかかわらず、「電力消費量を700系よりも19%低減」(時速270km走行時)の実現に成功した。

これには車体の軽量化、形状、車体傾斜システムなどの工夫によるものである。

電力消費量やCO2排出量の面で大きな低減効果を発揮する「N700系」は、新幹線が誇る環境優位性をさらに高めて、地球環境保全に大きく貢献。

今日はN700系新幹線について調べる。(参考HP Wikipedia・JR東日本) 

N700系新幹線とは何か?


新幹線N700系電車(しんかんせんN700けいでんしゃ)は、東海道・山陽新幹線の第5世代の車両である。

300系・500系を置き換える次期主力車種として、2007年7月1日のダイヤ改正と同時に営業運転が開始された。

700系を土台に、さらなる高速性と快適性、そして環境性能向上の両立を目指して、東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)および車両メーカーらによって共同開発された新幹線用電車である。また現在の日本最速の列車である。

時速270kmに到達する時間が、700系の300秒から約180秒へと大幅に短縮。もちろん、乗り心地はこれまでどおり、なめらか。

車体傾斜システムは速度制限をしているカーブでも、空気バネで車体をわずかに1度傾かせながら、最高速度での曲線走行を可能に(東海道区間)。この1度というわずかな角度が、乗り心地と曲線での速度向上を両立させた、最新の技術。

「N700系」は、省エネルギー性に優れた700系から、さらにモーターパワーを30%向上させたにもかかわらず、「電力消費量を700系よりも19%低減」(時速270km走行時)の実現に成功しました。電力消費量やCO2排出量の面で大きな低減効果を発揮する「N700系」は、新幹線が誇る環境優位性をさらに高めて、地球環境保全に大きく貢献します。

インターネット環境の充実


新幹線の新型車両「N700系」には。モバイル用コンセントを全車両に合計753個用意。 グリーン車には全車両、一般車両には窓側にコンセントがついた。 

また、テーブルが広くなっているのもポイント。グリーンで MacBook を広げてみると、なんとテーブルのほうが大きい。また、グリーンだと肘置き内に小さなテーブルが格納されていますので、回転させてご対面シートにしても、なんとか PC を置ける。
 
さらに、将来は、車内で無線LANによるインターネット接続も用意される。この新しい新幹線のインターネット接続システムは、デジタル化される列車無線を共用して、車内は無線LANで接続、列車から線路脇に敷設された同軸ケーブルを介して地上に伝送、そこからISPに接続されるという仕組みになっている。帯域幅は一列車、下り 2Mbps、上り 1Mbps というなのでADSL 並。

新幹線は高速で移動し、またトンネルも多数あるため、携帯キャリアが提供するモバイルサービスでは、どうしても安定した接続ができない場合があった。N700系新幹線で提供されるはずのネット接続はスピードも魅力的だが、単なるスピード云々よりも、列車無線の仕組みを利用して安定して接続できる環境が提供されることにより一層の魅力を感じる。

サービス開始は平成21年、2009年の春、とりあえずは東海道新幹線の区間を予定しているそうだ。電源+ネット接続。こんなのが実際にできたら、大阪でも博多でも苦にならず、新幹線はまさにモバイルオフィスとなる。 
 
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