
最近ガソリンの高騰が続いている。トウモロコシなどバイオ燃料からつくられるバイオエタノールをガソリンに混ぜて石油を節約しようと考えられている。
エネルギーというと、「石油、天然ガスなどの化石燃料が消費されやがて、エネルギー危機がくる」といったり、「これからは化石エネルギーから再生可能な新エネルギーへの転換が大事だ」ともいわれている。
一方、エネルギーというと「熱エネルギー」、「運動エネルギー」、「電気エネルギー」という、お湯を沸かしたり、ものを動かしたり、明かりをつけたり私たちの身の回りに必要なものをいうこともある。いったいエネルギーとは何だろう?
私たちがエネルギーというとこのような石油やガス、バイオエネルギーなどの「エネルギー資源」のことをいう場合と、光エネルギーや熱エネルギー、運動エネルギーなどの「物体の持っている仕事をするちから」のことをいう場合の2通りがある。
今日は資源としての「エネルギー」と私たちのまわりではたらく「エネルギー」について学ぶ。(参考HP Wikipedia・資源エネルギー庁)
「エネルギー資源」とは何か?
エネルギー資源(エネルギーしげん、Energy resource)は、発電や動力機関等に用いられる石油、石炭、核燃料などの総称である。
エネルギー資源にはどんなものがあるか?
化石燃料
石炭 石油 天然ガス 原子力
再生可能エネルギー
太陽起源のもの 水力(水力発電など) 太陽光(太陽光発電、太陽熱発電)
風力(風力発電) バイオマス(バイオマス発電等) 波力(波力発電) 海洋温度差発電
太陽起源以外のもの 潮汐力(潮力発電) 地熱(地熱発電)
その他
ゴミ(RDF発電等)
エネルギーとは何か?
エネルギーとは、もともとは「物体が持っている仕事をするちから」のことをいう。「仕事」とは物を動かしたり、暖めたり、光らせたりすることなどをいい、それをさせるものを「エネルギー」という。
例えば、「光・熱・電磁力・引力・質量」等さまざまな形態がある。
エネルギーにはどんなものがあるだろうか?
力学的エネルギー(機械的エネルギー) 運動エネルギー 位置エネルギー (ポテンシャル、ポテンシャルエネルギー・重力による位置エネルギー)
弾性エネルギー 化学エネルギー イオン化エネルギー 原子核エネルギー
熱エネルギー 光エネルギー 電気エネルギー 静止エネルギー 音エネルギー
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