動物の脅威の能力

 フクロウは遠目が利くが、意外に近くをはっきりと見ることができない。瞳孔が大きく、弱い光に敏感な視細胞が網膜に多いため、夜目がきく。フクロウの目の感度は人間の100倍もある。

 また、耳穴の位置が左右非対称なことにより、音源の方向を立体的に認識することが可能になっている。暗所に強い目と、驚異的な聴力がフクロウ目の夜間ハンティングを可能にしている。

 エコロケーション(反響定位)とは、動物が自分が発した音が何かにぶつかって返ってきたものを受信し、それによってぶつかってきたものの距離を知ることである。それぞれの方向からの反響を受信すれば、そこから周囲のものの位置関係、それに対する自分の位置を知ることができる。こうなると、音を聞く聴覚というよりも、むしろ視覚に近い役割を担っている。



 最も有名なのは、哺乳類でありながら空を飛べるコウモリである。コウモリ類には大型のものと小型のものがあるが、エコロケーション(反響定位)を用いるのは、昆虫食が中心の小型コウモリ類の方である。

 小型コウモリ類は目がごく小さく、耳は薄くて大きい。多くのものは空を飛びながら、飛んでいる昆虫を空中で捕獲して生活している。コウモリに目隠しして飛ばせても、飛び方は変わらないが、耳をふさぐと飛べなくなる。コウモリは口から間欠的に超音波の領域の音を発して、それによってまわりの木の枝や、虫の位置を知ることができる。

 このように、野生動物の中には生き残るために、私たち人間よりもするどい目や耳などの感覚器官を発達させたものが多い。

 感覚器官とは何か?今日は感覚器官について調べる。(参考HP Wikipedia)


 感覚器官とは何か?

 感覚器官(感覚器)とは、動物の体を構成する器官のうち、何らかの感覚情報を受け取る受容器として働く器官のこと。末梢神経系の一部であり、受け取った情報はニューロンを介して中枢神経系へと伝えられる。感覚器には光に対する視覚器、音に対する聴覚器、化学物質に対する嗅覚器・味覚器、機械刺激に対する触覚器などが挙げられる。

 ヒトの場合、その代表的な感覚器には、目、耳、鼻、舌、皮膚などがある。また、動物の種類によって独自の感覚器が様々に発達している場合がある。これらの感覚器をまとめて感覚器系というひとつの器官系として扱う場合がある。

 ある感覚器は、特定の種類の情報を受け取るように特化されている。感覚器で受容された何らかの情報は、多くの場合、その動物の神経系に受け渡されるようになっている。感覚器で得られた情報を脳などの中枢神経系に伝える働きをする神経のことを、感覚神経(感覚性神経)と呼ぶ。 感覚器ひとつひとつは独自の機能を担っており、これらの機能は神経系を介して相互に調節される。


 目(眼球)

 視覚情報の受容器。"見る"器官。眼球に入ってくる可視光の量と波長、およびその時間的変化の情報を空間的な各点について採取し、視神経に伝える。


 耳

 聴覚情報の受容器。"音を聞く"器官。ある範囲の波長の空気振動(音波)を感知し、その波長と時間的な変化パターンを内耳神経(蝸牛神経)に伝える。
平衡覚の受容器。耳の内部にある内耳には、体の受ける加速度や回転などの情報を受け取る半規管(三半規管)がある。内耳神経(前庭神経)を介して中枢神経に伝えられる。


 鼻

 嗅覚情報の受容器。"においを嗅ぐ"器官。鼻の穴の奥の最上部にはにおい細胞の並ぶ鼻粘膜嗅部がある。空気中を漂い、鼻に吸い込まれたにおい物質を感知し、嗅神経に伝える。


 舌

 味覚情報の受容器。"味"を感じる器官。舌表面各部を中心に存在する味蕾(みらい)は、味物質の受容器である。舌神経を介して、顔面神経、舌咽神経に伝える。


 皮膚

 皮膚感覚情報の受容器。皮膚の各部には、いくつかのタイプの受容器が埋め込まれており、それぞれに感覚神経が接続されている。
皮膚感覚には、触覚(何かが接触している)、圧覚(押されている)、痛覚(痛い)、温度覚(熱い、冷たい)などいくつかの種類があり、それぞれに異なった種類の受容器が対応していると考えられている。皮膚以外の表面(鼻腔、口腔など)にもそれぞれの感覚受容器が存在する。三叉神経(頭部前面)や各脊髄神経の皮枝(それ以外)がこれを伝える。


 筋紡錘

 体を構成する各筋肉に存在する、その筋肉の伸展状態をモニタする受容器。


 一番「目」の良い動物は?

 動物の中で一番視力が良いのはどんな動物なのか?残念ながら人間ではないようだ。実は動物の中でも空を飛んでいる鳥類の視力が良いと言われている。

 鳥の中でも猛禽類のワシやタカの視力が良い。そして鳥の中でも肉食である猛禽類のワシやタカ等の視力が良いと言われている。ワシやタカの視力は私達人間の約8倍もあるそうだ。

この優れた視力があるから空高く飛んでいる時でも地上にいるネズミ、ウサギ、ヘビといった獲物を見つけることが出来るのだろう。


 一番「耳」の良い動物は?

 キツネはすぐれた聴覚、視覚,臭覚の持ち主である。中でも聴覚にすぐれ、人間には聞きとれないほどの二万サイクル以上の高い音を聞くことができる。また無風の静かな林内で、十数メートルもはなれた所に落ちる落葉の音にも反応することが観察されている。

 このすぐれた感覚は、主食の野ネズミを獲るのにきわめて有効だ。臭いは餌動物のおおまかな位置を知るのには役立つが、ネズミのような小動物を捕食する際には、その位置を点として正確に知る必要がある。キツネは音の発生源の方向を数度以内の正確さでとらえることができる。この聴覚と俊敏な行動との組み合わせによって、ネズミを捕獲する際に使われるジャンプ捕獲法が完成されたと思われる。

 犬の耳は大きい上によく動き、前方、後方、横方にむけることができる。犬の可聴範囲は、人間の4倍といわれており、人間は25,000ヘルツ以下の音しか聴き分けることができないのに対し、犬は80,000〜12 0,000ヘルツの音を聴き分けることができる。

 また、音の強弱については人間の16倍、音源の方向定位は人間の16方向に対し、犬は32方向を区別できる。


 一番「鼻」の良い動物は?

 ヒトとくらべて犬の嗅粘膜はヒダが多く、表面積がヒトの10〜50倍ある。嗅細胞は約2億個(おくこ)もっており、ヒトのおよそ400倍の数である。数や表面積のちがいだけではなく、犬の嗅細胞自体の感度もヒトより、ずっとすぐれている。そのため、犬の嗅覚はヒトと比較(ひかく)にならないほどするどく敏感(びんかん)で、ヒトの100万〜1億倍の能力をもっている。

 犬の鼻先は、においをかぎやすくするために毛は生えず、しめっている。しめった鼻は、空中のにおいの分子を分解し、嗅粘膜にふれさせて古いにおいを取りのぞくはたらきがある。

犬が眠(ねむ)っていたり体調がすぐれず鼻がかわいているときは嗅覚がにぶるため、においがよくわからない。まだ解明(かいめい)されていないが、犬の鼻が黒いのも、嗅覚の機能をたかめるために役に立っていると考えられている。


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