科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をなるべくわかりやすくコメントします。
神経痛とは、老化による筋肉の硬直や風邪、外傷など、何らかの原因で末しょう神経が刺激されて起こる痛みをいいます。痛む部位は、抹しょう神経の支配する領域に限られ、鋭く激しい痛みに突然襲われます。

痛みの部分が主に、腰からももの後部、ふくらはぎにかけて及ぶ痛みとして現れた場合、坐骨神経痛かもしれません。

私の場合は腰でしたが、家内の場合はももの後部でした。まだ若いと気持ちの上で思っていても、体はしっかり老化に向かっているようです。

原因は運動不足や血行不良のためで、メタボリックも関係があります。脊椎の軟骨成分が少なくなっていき坐骨神経が直接背骨に当たるようになって痛みが走ります。予防には毎日、足腰の運動をして、血行をよくすること、また血行を促進する食事を取るようにしています。

私の場合は腹筋・背筋を毎日20回、スクワットを100回ずつ行っています。また軟骨成分は年齢とともに体内でつくられなくなるので、サプリメントとしてコルドルイチン硫酸を1錠ずつ飲んでいます。今のところ痛みは出ていません。

ところで人の神経の中で一番長い神経はどこの神経でしょう?

正解は坐骨神経です。坐骨神経は1メートルほどある人体で一番長い神経ですが、腰椎の間から脊髄神経が出ていて、それが骨盤の内部をくぐって臀部の奥にある梨状筋という筋肉のすきまから再び顔を出して、太股の後ろ側を通り、ふくらはぎからかかとを経て足の裏にまで達します。

今日はこの坐骨神経を含む「神経系」について調べます。(参考HP Wikipedia)

神経系とは何か? 


神経系は、身体の内外からの刺激に対して素早く反応し、臓器をはじめとする身体の各器官の調和を保つ働きを司っています。神経系には実際に物事を判断したり、統制したり、思考したり、命令したりする中枢神経(脳・脊髄)と、中枢神経からの命令を受けて器官を動かしたり、また外界からの情報をキャッチして中枢神経に伝える末梢神経(脳神経・脊髄神経・自律神経)とに大別されます。

中枢神経(ちゅうすうしんけい)とは何か?


中枢神経系は、脳や脊髄(せきずい)などの神経をいいます。

脳はさらに延髄(えんずい)・橋(きょう)・中脳(ちゅうのう)・小脳(しょうのう)・間脳(かんのう)・終脳(しゅうのう)などから構成されています。

延髄・橋・中脳・小脳・間脳・終脳は全体としてほぼ円柱形をしており、脳幹と総称されます。

末梢神経(まっしょうしんけい)とは何か?


末梢神経は、中枢と末梢器官(感覚器官・運動器官)との連絡を行う神経系です。

大きく分けると、脳・脊髄神経(体性神経系)と自律神経(内臓神経系)に分けられます。

脳・脊髄神経
脳・脊髄神経は、感覚器官から信号を受け取ったり、中枢から出る指令を伝達する神経系です。全身の皮膚、感覚器や骨格筋などに幅広く分布しており、中枢と各器官との間で情報および刺激による興奮を相互に伝えます。
脳・脊髄神経のうち感覚器官からの信号を中枢神経系へ伝えるものを感覚神経(求心神経)、中枢神経系からの運動の指令を運動器官へ伝えるものを運動神経(遠心性神経)といいます。

自律神経
自律神経は、内臓・血管・分泌腺はどに分布しており、生命を維持するために必要な機能を調整しています。自律神経の最高中枢部(司令塔)は間脳の視床下部にあります。
自律神経は、神経系の最高中枢である大脳皮質の直接支配を受けない唯一の神経系であり、意志に関係なく身体の機能(内臓系)を働かせています。 このため、自律神経は不随意神経系であり植物神経とも呼ばれています。
また、自律神経系は交感神経と副交感神経とで構成されており、「交感神経」が優位に立つと人間は興奮状態となり、「副交感神経」が優位になると抑制状態(リラックス)になります。
日中の活動時には交感神経が、夜の就寝時には副交感神経がそれぞれ優位になるのが理想です。ストレスなどでこのバランスが崩れると自律神経失調症という状態に陥ります。  

 

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