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恐竜にはまだまだわからないことがたくさんある。今までの定説が新しい発見により、次々に塗りかえられている。発見された恐竜の分類が変わることもよくある。

映画「ジュラシック・パーク」に登場した小型肉食恐竜「デイノニクス(怖ろしい鉤爪)」は、白亜紀前期(約1億4400万年前〜約9900万年前)に生息した竜盤類獣脚類ドロマエオサウルス科の代表的な肉食恐竜である。体長約3m、2足歩行で尾が細い腱に囲まれている。

映画の中では調理室の中で子供達を探すシーンが有名である。後肢の第2指の巨大な鋭い鉤爪に特徴がある。また、手根骨を持っているため前肢の手首を自由に動かすことができた。恐竜としては知能も高かったため、群れで行動ができる凶暴な捕食者だった。

当時はヴェロキラプトルと同じなかまという説があったため、映画の中では「ヴェロキラプトル」で紹介されたが現在は否定されている。



「デイノニクス」を1964年に発見したジョン・オストロムはこのような活発な動きをする恐竜は温血動物に違いないと考え、恐竜温血説を唱えるきっかけとなった。その後、羽毛恐竜の発見(1996年中国)に伴い、現在、この種類が鳥類の先祖であり、当時すでに羽毛を生やしていたと考えられている。

それまでは、恐竜はすべて爬虫類で肌には丈夫な皮膚があると考えられていたから大きな定説の変更であった。ちなみに映画「ジュラシックパーク」(1993年放映)の中では、まだ羽毛は生えていなかった。

今日はデイノニクスについて調べる。(参考HP Wikipedia) 

デイノニクスとは何か?


デイノニクス(Deinonychus,“怖ろしい鉤爪”の意)は、白亜紀前期(約1億4400万年前〜約9900万年前)に生息した竜盤類獣脚類ドロマエオサウルス科の代表的な肉食恐竜である。体長約3m、2足歩行で尾が細い腱に囲まれている。

後肢の第2指の巨大な鋭い鉤爪が特徴。また、手根骨を持っているため前肢の手首を自由に動かすことができた。恐竜としては知能も高かったため、群れで行動ができる凶暴な捕食者だった。

狩りも群れで行い、50km/hもの速度で走って獲物に飛びかかり、捕食した。自分より大きな草食恐竜をも襲ったと考えられる。 発達した第2指の鉤爪は、戦闘の際、獲物の肉に深く食い込ませることが出来た。その構造から肉を切り裂くことは難しかったと思われる。

1964年に古生物学者ジョン・オストロムにより発見された。オストロムはこのような活発な動きをするには恐竜が温血動物ではないと無理だと考え、恐竜温血説を唱えるきっかけとなった。 羽毛恐竜の発見に伴い、最近は羽毛を生やした復元が一般的。

発見された際、ヒプシロフォドン類に属するテノントサウルスと一緒に発見されたために集団で狩をする(後に社会性がある)と考えられているが、捕食者側の犠牲の多さなど不自然な点も見られるため、洪水で死体が密集しただけであるとする説もある。(ただし、北米に見られるボーンベッドなどのように集団で土砂崩れ等の自然災害にあった可能性も考えると発見時の矛盾点は無くなる)

またデイノニクスに限らず、ドロマエオサウルス類は一般的な恐竜よりも遥かに知能が高かったと考えられるが、その大きな脳の大部分が高い身体能力の制御の為であり、知能の高さとは無関係であるとする説もある。それによれば、デイノニクスは集団で狩りを行ったとしても、その群れの在り方は統率の取れた哺乳類的(オオカミ、イルカ等)というよりも、各自が勝手に動く魚類型(ピラニア等。彼らの群れは一見統率が取れているように見えて、各自が勝手に動いている)であるとされる。

 

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