あけましておめでとうございます!科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、今年も最新科学の?に挑戦し続け、わかりやすい情報提供に努めます。
今回も引き続き、私たちのおなかにいる腸内細菌の話です。

さて、復習になりますが、腸内細菌のうち、善玉菌と呼ばれるものの中にはどんな細菌がいるでしょう?

正解は、もちろん乳酸菌のなかまです。エンテロコッカス、ストレプトコッカス、ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)、ラクトバチルスの4属がそれにあたります。

私たちは善玉菌というものを持っているにもかかわらず、外から乳酸菌発酵食品を食べ続けています。なぜ食べ続けなければいけないのでしょう?

乳酸菌は、例えばヨーグルトやチーズ、日本古来からある味噌や醤油、漬け物、キムチなどに幅広く存在し、私たちはこれらの発酵食品をよくとります。

しかし、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に含まれるラクトバチルス・ブルガリア菌やストレプトコッカス・サーフィラス菌の乳酸菌は基本的に牛や豚の乳酸菌であるため、人間の腸内には定着しにくく、食物などを通じて人間の消化管に入って、胃酸などの消化液によって死滅するか、生き延びても1週間程度で体内から排泄されてしまいます。

このために乳製品食品に含まれる乳酸菌の恩恵を得るには定期的に摂取することが大事なのです。

一方、善玉菌として腸内にもとからいる乳酸菌は、人由来のものです。この乳酸菌を腸内乳酸菌と呼びます。ですから、発酵食品をとるなら、腸内乳酸菌を含んでいる食品の方がからだに良いと言えます。例えばビフィズス菌入りのヨーグルトの乳酸菌は腸内に長く定着します。

このように乳酸菌と言っても2種類あり、もとから人が持っている乳酸菌(腸内乳酸菌)と、それ以外の乳酸菌に分けられます。

腸内フローラとは?


ヒトや動物のおなか(腸)の中には、多種多様な細菌が住んでおり、顕微鏡で見ると、まるで草叢(くさむら)のようにグループを形成しているため、腸内フローラ(細菌叢)と呼ばれています。

腸内はは空気(酸素)のほとんど無い嫌気的な状態で、酸素が存在する環境では生育できない菌が多く約90%もあります。

通常、胎児の腸内は無菌だが、出生するとただちに細菌の定着がはじまります。腸内細菌は赤ちゃんが生まれる時、お母さんの体にいる細菌を飲み込み、24時間以内に1000億個以上に増えます。

ヒトの腸内細菌としては、大腸菌、乳酸菌、嫌気性連鎖球菌、バクテロイデスなど多種類の細菌が存在し、その数は100兆個にもおよぶといわれています。母乳栄養児の腸にはビフィズス菌が多く、離乳期以降はビフィズス菌がへり、大腸菌やウェルシュ菌がふえてきます。

腸内フローラの役割


腸内フローラは、外部から侵入する病原菌が増殖するのをふせぐ働きをしています。また腸内細菌は、乳酸などをつくりだし、腸内を酸性にして腸の運動を活発にし、腸内の腐敗をおさえます。

さらに、タンパク質や糖質、繊維質を分解し、消化をたすけます。コレステロールや中性脂肪などの代謝や、糖の代謝に影響をあたえ、コレステロール値や血糖値を正常にたもつことにも役だち、免疫力を高めることなども知られています。また、ビタミン合成をおこなうものもあります。

しかし、一方で、病原性のあるもの、毒素をつくりだす悪玉菌も存在するので、発酵食品をとり、腸内環境を整える事が大切です。(参考HP Wikipedia・腸内細菌ドットコム)
 

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