科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をくわしく調べ、誰にでもわかりやすい情報提供に努めます。
テレビ東京の「ガイアの夜明け」やテレビ朝日の「素敵な宇宙船地球号」はすばらしい番組で、現代社会の抱える問題とそれに取り組む人々をドキュメンタリーで描いている。

先日、日本でつくられ、捨てられる食料廃棄物の問題について取り上げていた。

日本ではさまざまな場所で、食料が捨てられている。あるコンビにでは、1年で720トンの廃棄食品が出るという。日本全体では家庭から捨てられる食料廃棄物を加えると、年間2320万トンもの食料が捨てられている。これは年間3300万人が食べる量に相当する。

一方で日本の食料自給率わずか39%、日本は6割以上を輸入に頼っている。フードマイレージは世界で第1位。世界では8億の人が飢えている状況で、そんなに遠くから輸入して、そんなに捨ててもよいのでだろうか?私たちは、どこか感覚がマヒしているのかもしれない。

豊かなはずの日本にも、社会生活の中で安全で十分な栄養含む食べ物を手に入れることのできない、「フードセキュリティ(食糧確保)」が欠けている状況に暮らしている人々が65万人以上もいる。

同時に、東京では毎日6000トン(600万kg)もの食料が廃棄されている。もし、私たちがこの食料の廃棄を防ぐことができ、この600万キログラムの食料のうちのほんの一部を配布することができれば、何十万人もの人が食べ物を手に入れることができる。

廃棄されるのは、期限切れの食品だけではない。例えば、流通の間で外箱が破けてしまった商品も、スーパーでは引き取らない。中身には何ら問題がなくても、流通から外さざるを得ない。中国の毒入りギョーザ事件があり、ますます外装がチェックされる状況である。

セカンドハーベストジャパン(Second Harvest Japan)は、食品会社などから提供を受けた食品を、生活困窮者に供給する活動などを目的とした特定非営利活動法人(NPO)である。

食品メーカーや外食産業などでは、品質には問題がないものの、包装不備などで市場での流通が困難になり、商品価値を失った食品が発生する。従来は廃棄されていたこうした食品の提供を原則として無償で受け、生活困窮者を支援しているNGO・NPO等の市民団体を通じて野外生活者や児童施設入居者などの生活困窮者に供給する、いわゆるフードバンク活動を中心に行っている。

提供を行う企業にとっては、廃棄に掛かる金銭的な費用を抑制できるだけでなく、食品廃棄物の発生を抑え、福祉活動に貢献しているという面でCSR(企業の社会的責任)の取り組みともなり、企業価値の向上にもつながってくる。

現状
こうしたフードバンク活動はアメリカでは国・州の保護があり、社会に浸透しているシステムとなっているが、日本ではまだ馴染みが薄い為、活動規模が小さい。実際、セカンドハーベストジャパンに食料を提供している企業は外資関係の会社が大多数を占めており、日本企業の協力はまだまだ少ない。(参考HP ガイアの夜明け・素敵な宇宙線地球号・セカンドハーベストジャパン)

参考HP セカンドハーベストジャパン
                    →
 http://www.2hj.org/index.php/jpn_home
ガイアの夜明け → http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
素敵な宇宙線地球号 → http://www.tv-asahi.co.jp/earth/

フードマイレージとは?


フードマイレージ (food mileage)とは、「食料の (=food) 輸送距離 (=mileage) 」という意味。食品重量×距離(たとえばトン・キロメートル)であらわす。食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。

1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング Tim Lang 氏が提唱した概念。フードマイル food mile とも。日本では、農林水産省農林水産政策研究所(所長・篠原孝=当時)によって2001年に初めて導入された。

基本的には「食料品は地産地消(生産地と消費地が近いこと)が望ましい」という考え方に基づく。生産地と消費地が遠くなると輸送にかかわるエネルギーがより多く必要になり、地球環境に大きな負荷をかけることになるほか、生産地と消費地が異なる国で発展途上国と先進国という組み合わせだった場合には特に顕著だが、生産地が消費地からの大きな経済的圧迫を受けるといった問題も指摘されている。フードマイレージの数値が大きければ大きいほど、その消費地は食料に関して贅を尽くしているとされる。

農林水産省の2001年の試算によると、日本のフードマイレージは、総量では世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも一位となっている。これについて農水省幹部は「現代の日本人が歴史上のどの時代における、どの国の王侯貴族よりも贅沢な食事をしていることになっている」と解説している。(参考HP Wikipedia)

 

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