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近所の桜が満開になった。昨日は小田原城址公園、今日は鶴岡八幡宮に行った。昨日午後雨が降ったが、今日は天気も回復。土曜日ということもあって、満開の桜を楽しむ人たちでにぎわった。

ガソリン税の暫定税率が3月末に切れるまで、ガソリン価格は下がらない。そのためガソリンの節約のために走っている自動車の数か心なしか少ないようだ。

ガソリンは現在、1リットルあたり53.8円のガソリン税がかかっているが、うち暫定税率分25.1円がかからなくなり、4月に入ってから店頭価格は25円程度安くなるという。

気象庁は3月22日、東京と静岡、熊本で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年(28日)より6日早い。

具体的には、定点観測している東京・九段北の靖国神社と、静岡地方気象台の敷地内にある「標本木」で、職員が開花宣言の基準となる「5、6輪開いた状態」になっていることを確認した。

そして昨日、開花から1週間後、満開が宣言された。満開日とは、標本木で、80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいう。

観測の対象は主にソメイヨシノだ。ソメイヨシノは江戸末期から始まる品種で九州から北海道の石狩平野あたりまで植栽されている。

ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの交雑種である。ソメイヨシノが生育しない地域では、ヒカンザクラ、エゾヤマザクラ、チシマザクラを観測する。(参考HP 気象庁・MSNニュース他)
 
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桜満開の花見日和、上野は親子連れたちでにぎわう


満開の桜を楽しむ人たちでにぎわう上野公園 東京で桜の満開が宣言されて初めての週末を迎えた29日、各地の花見の名所はソメイヨシノなどが華やかに咲き誇り、家族連れなどでにぎわった。

台東区の上野公園では、アーチ状の桜並木の下で、子どもの手をひいた親子連れや外国人観光客らが、写真撮影などに興じていた。

気象庁によると、29日の東京は平年並みの気温で、朝から青空が広がり、まずまずの花見日和。ただ30日深夜から雨が降りだす見込み。
(2008年3月29日13時46分  読売新聞)

ソメイヨシノとは?


ソメイヨシノ(染井吉野,学名Prunus ×yedoensis)は、 エドヒガン系のコマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれたサクラの園芸品種である。現代の観賞用サクラの代表種であり、「吉野桜」と表記する場合もある。また、エドヒガンとオオシマザクラを交配したものすべてを「ソメイヨシノ」ということもある。

花言葉は「優れた美人」である。

江戸末期から明治初期に、江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成され「吉野桜(ヤマザクラの意)」として売り出していた。藤野寄命の調査によってヤマザクラとは異なる種の桜であることが分かり、1900年(明治33年)「日本園芸雑誌」において「染井吉野」と命名された。

特徴
花弁は5枚で、葉が出る前に花が開き、満開となる。開花期は関東地方で3月末から4月上旬ごろ。花色は、咲き始めは淡紅色だが、満開になると白色に近づく。原種の一方であるエドヒガンと同じく、満開時には花だけが密生して樹体全体を覆うが、エドヒガンよりも花が大きく、派手である。エドヒガンの花が葉より先に咲く性質とオオシマザクラの大きくて整った花形を併せ持った品種である。

江戸時代中期〜末期に園芸種として生まれ、葉より先に花が咲き開花が華やかであることが好まれたことで、明治以来、更には第二次世界大戦後にも日本中に植えられ、全国に爆発的な勢いで植樹された。

現在、ほぼ日本全域に分布する最もポピュラーな桜であり、例年3月に気象庁が発表する「さくらの開花予想」(桜前線)も本種の開花状況が基準となっている。

しかし、ソメイヨシノには大きな欠点がある。数百年の古木になることもあるヤマザクラやエドヒガンに比べて寿命が短く「60年寿命説」と一般に言われている。この寿命の短さの原因としては、ソメイヨシノは成長が早く、その分老化も早いという説、挿し木で増やすときに同時に細菌に感染し、寿命が短くなるとも言われている。

ソメイヨシノはF1(一代交雑種)である可能性が高く、F1はトウモロコシなどでも有名だが、両親の優れた性質を表現系に出す。俗に言う雑種強勢である。ソメイヨシノの生育の早さをこれで説明することはある程度の説得力を持つ。また、街路のように排気ガスなどで痛む、公園と言った荒らされやすい場所に植樹されているということも、寿命を縮める原因となっている。

寿命が短いという説のあるソメイヨシノであるが、老木も見受けられる。青森県弘前市ではリンゴの剪定技術をソメイヨシノの剪定管理に応用するなどして樹勢回復に熱心に取り組んだ結果、多くのソメイヨシノの樹勢回復に成功している。

弘前城跡公園には樹齢100年をこえるソメイヨシノがあり、これは本種の現存する最も古い株であろうと言われる。東京都内でも、砧公園のソメイヨシノがある。これは1935年に植えられたものなので、すでに70年以上が経過しているが、多くのものが巨大な姿に成育して、見事な情景を見せている。(出典:Wikipedia)
 

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