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地球温暖化のためにサンゴの白化が問題になっている。このまま放っておくと、海水温の上昇と海水の酸性化のため、世界のサンゴがなくなるのでは?といった予想する科学者もいる中、サンゴを移植して殖やそうとする試みもされている。

現在、温暖化により水没が心配されている、「沖ノ鳥島」に5万5千株のサンゴを移植しようとする計画が進んでいる。このサンゴなんと1千キロ近く離れた沖縄県・慶良間諸島までサンゴの卵を持って行き、育てたものを移植するという、手間暇かけたものだ。

育てられた稚サンゴは、4月22日に沖縄県・慶良間諸島を出発。作業ダイバーが5月上旬までに現地の海底に移植する。

23日の報道ステーションでは白化して、瓦礫と化した与論島の珊瑚礁を再生する取り組みを特集していた。その方法は、海中に鉄柵を沈めて微電流を流す“電着技術”を用いたサンゴの再生プロジェクト。

海中に電極を置くと−極の鉄柵に、カルシウム分が炭酸カルシウムとなって付着する。この炭酸カルシウムは、サンゴの骨格と同じ化合物であることから、サンゴの骨格形成を助長することが期待されている。

この方法では、台風など荒天時の設備損傷の懸念や、夜間の給電停止などの問題があるため、外部電源を使わずに、化学反応を用いて連続給電できる方法もある。具体的には、電極にマグネシウムと鉄を使い、化学電池をつくる方法だ( 三菱重工HP参照 )。

これが成功したら、ツバルなど、水没が予測される珊瑚礁の国々に、無償で技術提供、支援をして欲しいものだ。日本の科学技術で世界貢献ができるのは嬉しい。

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沖ノ鳥島守る稚サンゴ、22日に出発 5万5千株移植


水没が心配される沖ノ鳥島(東京都小笠原村)に移植するため、5万5千株の稚サンゴが22日、1千キロ近く離れた沖縄県・慶良間諸島から帰郷の船旅に出る。稚サンゴは、沖ノ鳥島産の親サンゴが産んだ卵を育てたもので、作業ダイバーが5月上旬までに現地の海底に移植する。( asahi.com 2008年04月22日 )
 
テレビ朝日 報道ステーション「サンゴ再生プロジェクトに密着」
世界中の海で今、白化現象によるサンゴの大量死が問題となっている。サンゴに栄養分を与える“褐虫藻(かっちゅうそう)”と呼ばれる藻類が、海水温の上昇によって放出。白い骨格がむき出しになり、その状態が長く続けばサンゴ自身が死んで瓦礫となってしまうのだ。サンゴは二酸化炭素を吸収する力を持つため、死滅していくことは地球温暖化への悪循環を引き起こすことになる。

こうした現状を救おうと、鹿児島・奄美諸島の最南端に位置する与論島では、“電着技術”を用いたサンゴの再生プロジェクトが始まった!世界中で危機に瀕するサンゴを救う第一歩となるか!? (出典:報道ステーション → http://www.tv-asahi.co.jp/hst/ )
 

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